内山まもる - グループ・ゼロ作品一覧
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2.0
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-都立英知高等学校・剣道部1年生、宮本浩介。合宿中に起こった女子のパンツ盗難事件の嫌疑を受けたことから、3年で3段の実力者・南と試合することになった。宮本は負けたが、次の団体戦の選手に加えられる。ところが屋上から飛び降りて自殺未遂を図った学園のマドンナ・桃子を受け止めたために、大怪我を負ってしまった。それでも出場を強行した宮本は、何と大将に。団体戦の戦法で、大将戦の前に3勝あげて勝ちを決めてしまおうという算段である。しかし結果は2対2で、大将戦で勝敗が決することとなった。宮本は敵の大将・鶴田に見事勝利し、英知高は2回戦に進む。
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-生きる行為は、悪気を吸うことだと論じている狗堂仁。政界の陰のドン・早馬道山にスカウトされた狗堂は、次の政局を左右する西山田市長選に選対として送り込まれた。与党民自党の吉村は、無所属の片山と戦っている。狗堂はこのままでは大敗すると宣言、秘密裏に活動を開始した。本当の敵は、野党連合や片山ではなく、早馬の操る副総理・猿丸の失脚を狙っている、幹事長の猪辺である。敵の選対は、黒岩。まず狗堂は、スパイの女子事務員を突き止めた。また片山陣営の商法処理係の女恵美子が、片山のお手つきであり、すでに二人の関係が冷えていると見当を付けると、恵美子を口説き落として、データーを盗ませる。
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3.5「生き抜くためには俺は何だってやるさ」。弓月マリ子は、中小企業ながら次々と新商品がヒットし売れ行き好調の『グローバル電業』で社長秘書をしている。時間にルーズで、三食ファーストフードで済ませるズボラな社長だが、アイディア商品を次々とヒットさせるその手腕に秘書としてそれなりに充実した日々を送っていたマリ子。だがそんな彼女に産業スパイをしろと待ちかける元同僚・横瀬。断るマリ子だが横瀬はマリ子が前の会社で巻き込まれたスキャンダルを妹の就職先へバラすぞと脅しをかけ、さらに肉体関係を強要し……。企業の裏側と社会の闇に揉まれながらプロの秘書として成長する姿を描いた美人秘書物語!
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5.01976年、読売ジャイアンツはおさえのリリーフピッチャーの人材に苦しみながらも、なんとかセ・リーグで優勝。リリーフピッチャー探しは急務であった。そして、76年の冬、長嶋・王の二人が街を散歩していると、小学校で草野球をやっている少年達に出会う。その中に、小学生ながらプロ顔負けの剛速球を投げる男の子・滝巨人くんがいた。長嶋は、即プロで通用すると判断し、小学生ながら巨人くんをドラフト会議で3位指名。1ヶ月の宮崎キャンプを終え、オープン戦で初登板・初勝利。そして、いよいよペナントレースへ突入!1977年から「コロコロコミック」などで連載された大人気野球マンガ。
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-売れっ子作家の三島英一郎は、ゴルフの腕前も玄人はだし。ゴルフの聖地、セントアンドリュースに旅立つ日、英一郎の荷物の中にはボロボロでほとんど使い物にならなそうな7番アイアンが入っていた。それを見つけた出版社の担当編集者が修理しようとすると、その手を英一郎は振り払った。空港に向かう車の中、晩年の父親の姿が英一郎の瞼の裏に浮かぶ。父は年老いてからバイクの免許を取り、ダンス教室に通い、一度もやったことがないゴルフに挑戦した一風変わった人だった。しかし英一郎はそんな父を尊敬し、遺言を叶えるために、父の7番アイアンをセントアンドリュースへと連れて行くのだった…。内山まもると高橋三千綱の名コンビが贈る、珠玉の連作短編集!