ほんまりう - グループ・ゼロ作品一覧
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2.0
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-明治25年9月、「帝国主義」がまだ誇り高い言葉として使われてる帝都ロンドンにひとりの日本人青年・熊やん(南方熊楠)が降り立った。その風貌はスラムの住人たちよりもさらにひどく周りから蔑まされていたが、革命騒ぎで別れたキューバ島以来の親友八っつあん(岡本八之助)と会い、自分の穢い部屋に呼び飲み明かす。熊やんの研究は多種に渡り、論文は学会に反響を呼び、大英博物館の嘱託となっていた。だが嫌がらせにより英国にいられなくなってしまう――。夏目漱石、南方熊楠、コナン・ドイル、江戸川乱歩など明治時代の実在の著名人を配して描かれる連作ミステリー作品集。
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-午前3時…。バーやクラブに勤める人が、帰宅前に接待疲れを癒そうと立ち寄る小さなバー『呑』。俺はそこで麻雀のカモを待っている。それは、この街では一流どころのクラブ『有加』の経営者兼ママ。この二、三ヶ月調子を落としている俺は、この麻雀狂いのママをカモにしていた。ママの高級マンションで打つことになったが、役満ばかりを狙うママに呆れ、早々に切り上げてしまう。そのママが実は、借金漬けだと判って…。麻雀に明け暮れる人々の、ペーソスに満ちたドラマ。「嶺上ツモのシゲちゃん」(I~IV)「不死身のクロさん」「預金通帳のムラさん」(I~II)「暗算のトモコ」を収録。
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