三池輝久作品一覧

  • 赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病
    4.3
    2歳で完成したヒトの体内時計は生涯、健康に影響する。赤ちゃんのひどい寝ぐずりや夜泣きの原因には諸説があるが、著者は長年の臨床経験から以下のように想定している。それは「誕生直後は『超日リズム』で生活していた赤ちゃんが、乳児期になり『概日リズム』を身につけるときに、自身の体内時計と社会活動のリズムとの間でずれが生じることで、睡眠障害や不機嫌さを起こす」というものである。この状態は赤ちゃんが〈時差ぼけ〉を起こしているようなもので、心身に様々な影響が出ることを意味する。ヒトの体内時計は生後1歳半から2歳にはほぼ完成し、生涯にわたり健康に強い影響をもたらす。本書では、体内時計の知識、睡眠障害と発達障害との関連性、睡眠治療の検証などを提示する。【主な内容】○体内時計の準備は胎児期後半に始まる ○概日リズムと超日リズム ○健康な乳幼児に必要な睡眠時間 ○脳の海馬は睡眠欠乏に弱い ○遅刻リズムと不登校リズム ○概日リズム睡眠障害と発達障害 ○眠るタイミングがつかめない赤ちゃん ○フランス人の睡眠教育 ○赤ちゃんに「時間」を教えよう ○夜間授乳は定期的な覚醒のリズムを作ってしまう ○うつ、糖尿病、認知症、がんとの関連性
  • 教育学×医学でわかった 親子の「どうしても起きられない」をなくす本
    4.0
    起立性調節障害・発達障害にともなう睡眠のお悩み、 なんとなくイライラして、疲れている……といったお子さんの不調を どの親子も今すぐ・特別な道具はなく、実践できます! 10年間にわたり、多くのお子さんの睡眠を改善し続けている 教育学×医学の「みんいく」メソッドがこの1冊でわかる! 「勉強に集中できていない」「うつっぽく、いつも不機嫌」……。 小・中学校のお子さんの悩みごとには、実は睡眠が大きく影響しています。 10年間小学校で睡眠教育を実践してきた教員と、 多くの子どもの睡眠の悩みを解決してきた小児科医が、 医学と教育学の調査と研究に基づく、「誰にでも効果的」「無理せず取り組める」 親子の睡眠のヒントを教えます。 【目次】 はじめに Part1 お悩みに応じた睡眠タイプ Part2 今日からすぐにできる 安眠のための11のメソッド Part3 子どもも家族も笑顔になれる かかわりかたを知ろう Part4 どうして睡眠は大切なのですか? Part5 保護者のみなさまへのメッセージ おわりに
  • 子どもとねむり 〈乳幼児編〉
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 治療の第一人者が執筆。子どもの睡眠障害と発達の関係をわかりやすく記述
  • 子どもの夜ふかし 脳への脅威
    3.7
    夜遅くまで起きている大人のもとで育つ子どもの睡眠事情は、想像以上に深刻だ。乳幼児の約半数が夜10時を過ぎても眠っておらず、大都市だけでなく地方都市でも夜型生活は浸透している。しかし、夜ふかしによる睡眠不足は生体リズムを混乱させ、乳幼児では脳機能発達のバランスを崩し、少年・青年期では学校社会からの離脱の主原因となる慢性疲労症候群を招く恐れがある。本書では、脳への影響をはじめ、発達障害や不登校・ひきこもりとの関係など、子どもの睡眠障害に関する最新知見を紹介。睡眠時間記録表を使うなど、副作用なしの具体的な対応策を明示する。【目次】はじめに――知っていますか? 子どもの睡眠障害――/第1章 子どもの夜ふかしが危ない/第2章 新生児から乳幼児までの睡眠障害と発達障害/第3章 小学生以上の子どもの睡眠障害と不登校・ひきこもり/第4章 睡眠時間記録をつけよう/第5章 家族でできる睡眠改善――大人が変われば、子どもも変わる――/あとがきにかえて――福井県W町A小学校における眠育プロジェクト成功例――

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