大門剛明 - 幻冬舎作品一覧

  • アンダードッグ 箱乗り
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    俺は大手新聞社の地方支局に勤務する新聞記者。 そう言えば聞こえは良いが、最近ではうだつがあがらず、ライバルに出し抜かれて空回りばかり。そんな鬱屈した日々の中、俺はあの男と出会った。かつては大手新聞社のエースで、今はゴシップ記事で食いつなぐ男。負け犬。俺も最初はそうバカにしていた。 そいつのせいで俺は、記者生命すら危うくなるような事態に陥ってしまう。だがその事件の裏には想像すらできなかった悪意が眠っていた……。 横溝正史賞受賞作家が渾身の思いを込めて書き下ろす、ジャーナリズム・バディ小説!
  • 黒い蝶は死を運ぶ 公開処刑
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    1~2巻220円 (税込)
    大手新聞社の写真部から結婚式を主に撮影するブライダル・フォトグラファーに転身して十五年。仕事はすっかり軌道に乗り、今では仕事のオファーが切れることがない。 ある日、ヴァイオリンの生演奏が評判の結婚式場をプローションするため、アイドル・桃瀬あかりをモデルに撮影した写真が大きな話題を呼んだ。だが皮肉なことにその評判とは、桃瀬あかりのものではなく、バックに写るヴァイオリン奏者・新倉小夜歌の完璧なまでの美を褒め称えたものだった。美しさで一般人に負けるアイドル――その写真は「公開処刑」とまで言われるほどネットを賑わした。その炎上っぷりも小気味良かったのだ。桃瀬あかりが自殺するまでは。 その自殺に不審を覚える私の前に現れた脅迫者。次々と起こる事件、そして死を運ぶと言われる小夜歌の存在。一体、何が起こっているのか……? 横溝正史賞受賞作家が新境地を切り拓いたサスペンス・ミステリの傑作、登場!
  • 父のひと粒、太陽のギフト
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    1巻1,320円 (税込)
    ニートの末、姉から仕送りを止められ、紹介された会社でインターンとして働くことになった小山大地(30歳)。そこは、農業界に名をとどろかせる若き天才・水倉陽太が経営する農業会社だった。実家の家業でもあった農業を、初めはかろんじていた大地。だが黙々と新種の改良に打ち込み、作業をこなす水倉の姿を目の当たりにし、次第に働くことの意味、農業の面白さを見出だしていく。そんなある日、突然水倉の死体が畑で発見された。大地は、水倉のひとり息子とともに、水倉の死の真相に迫ろうとするが……。ミステリー界の新鋭が日本に累積する問題に迫る新社会派ミステリー。
  • ねこ弁 弁護士・寧々と小雪の事件簿
    3.3
    最速でスーパーのレジを突破した者に遺産を相続させよ――。奇妙な遺言を残した資産家の謎を解く「レジ待ちオリンピック」。田舎町で案山子が相次いで失踪。その意外な犯人を追う「案山子だけが知っている」など、六編を収録。アイドル顔だが天才的な推理力を持つ小雪と、イケメン顔で不器用な寧々。弁護士姉妹が活躍するユーモア・ミステリ。

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