三中信宏作品一覧

  • 系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに
    3.8
    多様なものをいかに整理し、体系づけるか? 進化するのは生物だけじゃない。言語、車、蕎麦屋……系譜・系図はあまねく広がっている。祖先-子孫の由来をどう推定するか。その方法論と考え方を平易に解説! (講談社現代新書)
  • 統計思考の世界  ~曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎
    3.5
    1巻2,530円 (税込)
    統計学をはじめて学ぶ者にとって,いま学んでいる統計学がどこに位置するのか,問題解決に適切な統計手法を選んでいるのか,広大な統計学の世界では,全く闇の中でしょう。みなか先生はそんな広大な統計学の世界を一枚の絵にしました。それが「統計曼荼羅」です。本書は長年にわたる先生の「講義録」-「統計曼荼羅の世界」を分かりやすい一冊に凝縮しました。どんな統計手法があるのか,相互関係はどうなっているのか,本書で統計学の世界を鳥瞰します。できるだけ広く遠く統計学の裾野を見渡し,統計データ解析のさまざまな “顔” をお見せします。統計ツールや数学よりも,もっと大切な「武器としての統計学」を知ることになるでしょう。
  • 読書とは何か 知を捕らえる15の技術
    4.5
    読書とはつねに「部分から全体への推論」だ――無慈悲にも一般人を拒絶する学術書から歴史的大作まで、博覧強記の進化生物学者が独自の分類法を用い、知識を自分のモノにする読書術を伝授!
  • 分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか
    3.4
    生物の「種」って何? それは実在するか? 生物分類学の歴史は2000年に及ぶ。その知的格闘を平易に跡づけ、「種」をめぐる最も素朴で根本的な疑問を考える。前作『系統樹思考の世界』と対をなす怪著! (講談社現代新書)
  • 読む・打つ・書く 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々
    4.7
    1巻3,080円 (税込)
    “理系の本”をめぐるユニークで熱きメッセージ ようこそ、みなかワールドへ! 理系研究者を生業としながら、数多の本を読み、新聞やSNSなどさまざまなメディアで書評を打ち、いくつもの単著を出版してきた〈みなか先生〉からの〈本の世界〉への熱きメッセージ。さあ、まずはたくさん本を読もう! 東京大学出版会創立70周年記念出版。 【主要目次】 本噺前口上 「読む」「打つ」「書く」が奏でる “居心地の良さ” プレリュード――本とのつきあいは利己的に 1 読むこと――読書論 2 打つこと――書評論 3 書くこと――執筆論 第1楽章 「読む」――本読みのアンテナを張る 1-1 読書という一期一会 1-2 読む本を探す 1-3 本をどう読むのか?――“本を学ぶ”と“本で学ぶ” 1-4 紙から電子への往路――その光と闇を見つめて 1-5 電子から紙への復路――フィジカル・アンカーの視点 1-6 忘却への飽くなき抵抗 ――アブダクションとしての読書のために 1-7 “紙” は細部に宿る――目次・註・文献・索引・図版・カバー・帯 1-8 けっきょく、どのデバイスでどう読むのか インターリュード(1)「棲む」―― “辺境” に生きる日々の生活 1 ローカルに生きる孤独な研究者の人生行路 2 限界集落アカデミアの残照に染まる時代に 3 マイナーな研究分野を突き進む覚悟と諦観 第2楽章 「打つ」――息を吸えば吐くように 2-1 はじめに――書評を打ち続けて幾星霜 2-2 書評ワールドの多様性とその保全――豊崎由美『ニッポンの書評』を読んで 2-3 書評のスタイルと事例 2-4 書評頻度分布の推定とその利用 2-5 書評メディア今昔――書評はどこに載せればいいのか 2-6 おわりに――自己加圧的 “ナッジ” としての書評 インターリュード(2)「買う」――本を買い続ける背徳の人生 1 自分だけの “内なる図書館” をつくる 2 専門知の体系への近くて遠い道のり 3 ひとりで育てる “隠し田” ライブラリー 第3楽章 「書く」――本を書くのは自分だ 3-1 はじめに――“本書き” のロールモデルを探して――逆風に立つ研究者=書き手 3-2 「読む」「打つ」「書く」は三位一体 3-3 千字の文も一字から――超実践的執筆私論 3-4 まとめよ、さらば救われん――悪魔のように細心に,天使のように大胆に 3-5 おわりに――一冊は一日にしてならず……『読む・打つ・書く』ができるまで ポストリュード――本が築く “サード・プレイス” を求めて 1 翻訳は誰のため? ――いばらの道をあえて選ぶ 2 英語の本への寄稿――David M.Williams et al.,The Future of Phylogenetic Systematics 3 “本の系統樹” ――“旧三部作” から “新三部作” を経てさらに伸びる枝葉 本噺納め口上 「山のあなたの空遠く 『幸』住むと人のいふ」

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