藤原健市 - 集英社スーパーダッシュ文庫作品一覧

  • オーガバスター・オーバードライブ
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    主人公・天童玄(てんどう くろ)は、鬼の血を引き、鬼の力を秘めて現代に生きる鬼人だ。子供の頃に両親を失った玄は、同じ鬼人の従妹・美白(みしろ)の家に引き取られ普通の人間として生きてきたが、両親を亡くす前の記憶がない。失った過去が気にならなくなるほど平穏な日々が続き、儚げな美少女である美白を周りから嫁認定されるような充実した高校生活のある日。玄の幼なじみだという活発な少女が転校してくる。玄の過去を知る少女の登場と共に、玄たちの住む街に悪鬼の影が忍び寄る。悪鬼は、人を喰らうもの。そして、玄たちの平穏を侵すもの。玄は、キスをして誰かから命の力を借りなければ鬼の力を使えない。自称「半端な鬼」の玄は、大切な人々を守るため、《鬼狩り(オーガバスター)》の道に身を投じる――。現代に生きる鬼たちのダークバトル・ファンタジー!!
  • ドッグライヴ1 路地裏の犬たちは、絶望の果てに
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    絶望を体験した少年少女に目覚める特殊な力――〈J能力〉。絶望がもたらした力は、能力を得た者をいっそう深い闇へと導いた。表社会に居場所を無くした彼らが集い、犯罪集団“JUDAS”は生まれた。警察は、J能力者が関わる犯罪をJ犯罪と呼んだが、この犯罪者の多くが未成年であり、見た目では一般人と区別できないため、対処は後手に回っていた。そこで警視庁は特殊青少年対策局を組織し、J能力者に犯罪対策へ協力を求めた。こうしてスカウトされた民間協力者、それがトクショータイの犬である。「J能力なんざ勝手な絶望の末の、身勝手な力だ。そんなものを好き勝手に使うなんて間違っているだろ?」そう考え、トクショータイの犬となった四月朔日咲(わたぬき さき)は、路地裏の影でJ犯罪に立ち向かう。そして咲は、父親のえん罪を晴らすために能力を使って警視庁に侵入した月見里総(やまなし そう)と出会い――。希望と絶望が交錯する、異能バトルアクション開幕!!

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