赤城毅作品一覧

  • 桜守兄弟封印ノート ~あやかし筋の双子~
    3.0
    新学期を迎えた星洋院大学は美形の双子の話題で沸いていた。黒い瞳に細いおとがい華奢な身体つきと、モデルなみのルックスなのだ。しかし彼ら桜守兄弟には誰にもいえない秘密があった。見えてはならないものが、「視えて」しまうのである……。あやかし筋の血をひく二人が変人教授と幼なじみとともに不思議な事件を推理と霊能力で解決する、オカルトミステリー!
  • 書物奏鳴
    3.7
    蝶コレクターの龍崎はル・シャスールに、新種の蝶について書かれた『ニューギニアの動物界』を入手したいと依頼する。ル・シャスールは緑川守という少年を訪ね、守の亡き母が遺した『ニューギニアの動物界』を譲るようにお願いする。守は了承するが条件をつける。その条件とは、龍崎への復讐を意味するものだった――。その他、ド・ゴール暗殺計画、フリードリヒ大王の『七年戦争史』にまつわる謎などをル・シャスールが読み解く。
  • 麝香姫の恋文
    3.0
    本当にもう、バカばっかり……。「退屈」のため息をもらす美貌の女怪盗・麝香姫(じゃこうひめ)に天才(かもしれない)青年探偵・間宮諷四郎が挑戦! 美貌の女盗賊VS.遊民探偵青年! ――近頃、帝都・東京を賑わすのは、「真に美しいものしか狙わない」美貌の女怪盗・麝香姫の噂ばかり。彼女からの予告状(こいぶみ)が舞い込んだ神宮寺家でも、幻の「青い薔薇」が盗み出されるのでは、と戦々恐々。しかし裏には、もっと巨大で黒い陰謀が、隠されていたのだった……。天才探偵・間宮諷四郎との戦いの行方は?
  • 虹のつばさ
    5.0
    侵略者から王国を救え! 超絶品・痛快冒険ロマン。空を制して王国を守れ! ――大空を制するものが、世界を制す……。時は、2つの世界大戦の狭間。「バルト海の真珠」と呼ばれた平和な楽園・メーアシャウム王国に、ナチスの魔の手が忍び寄る。美貌の王女・レティシア、夢見る飛行少年・ティム、謎の風来坊・ミッキィの3人は、それぞれの思いを胸に、敢然と立ち上がった! 愛と勇気が、国を救うのか!?
  • ノルマルク戦記 1 滅びの星の皇子
    3.0
    【SD名作セレクション(テキスト版)】剣あり、魔法なし! 架空の世界を舞台にしながらも、この上なくリアルな人間ドラマをあなたに! 一国の皇子ながら、呪われた星の下に生まれたユリアス。苛酷な宿命に抗い、親友・デミアンの手により滅ぼされた祖国ノルマルク再興に立ち上がる! ※この商品にはイラストが収録されていません。
  • 亡国の本質 日本はなぜ敗戦必至の戦争に突入したのか
    4.0
    日独同盟論の芽生えから、運命の対米英戦争開戦まで。激動の世界史の中で揺れ動く日本の政治・外交の人間模様を描き上げる、歴史ドキュメント。 【半藤一利氏推薦!】政治家も軍人も、そして国民も、「大日本帝国が亡びるはずがない」と信じていた。その「空気」を、気鋭の著者が迫力をもって描き出している。 【著者の言葉】著者は、あるいは人物Aの軽薄さに怒り、あるいは人物Bの無責任をなじるであろう。されど、彼ら、批判の対象となるひとびとは、実は、歴史の鏡に映った著者自身であるかもしれない。国がなくなることはない、会社がつぶれるはずがない、日本人が壊れてしまうわけがない。そんな根拠のない確信を抱いているかぎり、批判されている彼らと同じ過ちを犯しかねないだろう。自戒をこめて、亡国の物語を記そうと思う。
  • 書物狩人
    3.6
    たかが本――だがそこに書かれたことは時として大企業を破滅に導き、国家を転覆させることもある。錚々(そうそう)たる依頼人の願いをうけ、世に出れば世界を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わずあらゆる手段を用いて入手する「書物狩人(ル・シャスール)」。歴史の闇に隠されてきたその足跡が今初めて語られる! (講談社文庫)
  • 書物法廷
    4.0
    世界の米海軍基地を標的にした同時多発テロを未然に防ぎ、冷戦時代に行方不明となった水爆のありかを示す。一冊の書物が持つ恐るべき力を知り尽くし、いかなる困難な依頼をも達成してきた書物狩人ユーイチ・ナカライ。だが、無敵を誇るル・シャスールの前に、ついに強大な宿敵が現れる。シリーズ第3弾! (講談社文庫)
  • 書物迷宮
    4.0
    世に出れば歴史の真相を覆しかねない本を、合法非合法を問わずあらゆる手段で入手するプロフェッショナル、“書物狩人(ル・シャスール)”。スペイン内戦末期に出版された、ロルカの幻の詩集獲得のためグラナダ地方を訪れたル・シャスールは、依頼人である老婦人を前に、この本に隠された驚くべき秘密を語り出す。シリーズ第二弾! (講談社文庫)
  • 書物紗幕
    3.6
    長崎県五島列島の島の旧家に400年前から伝わる稀覯本。その内容を誰かが読めば、世界のすべてに災いを及ぼすという言い伝えが残されていた。旧家の主は禁を破ってその本の鑑定を専門家に依頼する。依頼されたのは、半井優一ことル・シャスールと、ファン・ドースブルフ教授ことミスター・クラウンだった。本の中身は? 祟りは本当にあるのか? そして、ル・シャースルとミスター・クラウンの因縁が明かされる!

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