リンゼイ・スティーヴンス - ハーレクイン・ロマンス作品一覧

  • クリスマス・ファンタジー
    3.0
    ★彼は七歳年下、しかも姪のボーイフレンド。でも、この熱い思いは抑えられない。★五年前、まだ二十代のころに夫を亡くしたテイラは女手一つで十六歳の娘ケアリーを育てている。仕事は順調、娘との関係もまずまずだ。家族で過ごす楽しいクリスマスももうすぐ……。夫が伝統行事に無関心な人だっただけに彼亡き後、一抹の後ろめたさを感じながらもテイラはこの特別な時期を楽しんでいた。ところが今年は、なぜかもの悲しいような気分がこみ上げる。彼女の前にリックがさっそうと姿を表したのはそんな折だった。革ジャン姿でバイクにまたがり、姪のボーイフレンドとしてやってきた危険な匂いのする男。テイラにとって未知の領域にいる男。彼の鮮やかなブルーの目と目が合った瞬間、テイラの心に何かが起こった。
  • 潮風と砂と金の髪
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    待っていてくれると思っていた。あんなに早く結婚してしまうなんて。■なぜ、私を非難できるの? シェイは心の中で叫んだ。かつてアレックスはシェイのすべてだった。初めて結ばれたとき、シェイはまだ十七歳、彼は二十一歳だった。アレックスから、キャリアを求めてアメリカに行くと聞いて、シェイは一人にされる不安でいっぱいになった。「行かないで」「待っていてくれ」かみあわない言葉のやりとり。わかってもらえないつらさ。ふたりとも若く、愛を育てる力も知恵もなかった。ほどなくしてシェイは結婚し、若すぎた恋は終わった。だが運命は、十一年もの歳月ののちに二人を再会させた。シェイは帰郷した彼を懸命に避けようとするが、シェイの結婚のいきさつを知らないアレックスは彼女に……。

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