小説 - 和田はつ子作品一覧

  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控
    3.4
    1~46巻607~858円 (税込)
    日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、手に持つ刀を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが……(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場!
  • 異常快楽殺人者~若き法医鑑定人の事件簿~
    3.0
    都内の住宅地で、白昼、主婦を狙う連続殺人が起きた。犯人は主婦を絞殺するのみで、盗難や凌辱した痕跡は皆無。ただ、現場の絵画や花、死体の一部に奇妙なペインティングが残されていた。このペイントが物語るものは? 犯人像が見えないまま、事件を鑑定した法医学教室に謎の電話が……。身近に潜む異常犯罪の闇の部分にメスを入れる、戦慄の問題作!
  • 愛しのジュエラー
    3.0
    1~2巻726~737円 (税込)
    宝石への熱い思いを描いた注目の学園小説!  花岡ジュエリー・スクールの学生喜多川北斗は、宝石業界最大手のオーナーの御曹司。しかも、東大中退という異色の経歴だった。北斗は石留めの達人として、世界技能競技大会で入賞を果たしていたが、学内のデザインコンテストではデザイン画を提出することができず、自己嫌悪に陥っていた。学内の学習の華といえるのが、独創的なデザイン力だったのである。  ある夜、酔っ払った北斗は誰かに助けられ、その家で朝を迎えた。北斗を助けたのが、同じ学校に通う皆見みな美だった。そこで、みな美の手になるという優しい表情をしたスターローズクオーツを見た北斗は、みな美が研磨の卓越した技術を持っていることを知るとともに、彼女に興味を抱く。  折しも、学校が財政的に危機に瀕しており、このままでは借入先の銀行の手に渡ってしまうことが明らかにされた。そのため、資金集めとして学生たちによるオリジナル商品のジュエリーを作って売ることが宣言される。果たして、どんなジュエリーができるのか。  みな美と北斗、日賀翔太と仁科真由那の恋愛感情も入りくんできて……。  宝石の魅力と、宝石をこよなく愛する人たちの思いを伝える、注目の学園小説! ※【ご注意】この作品にはカラー写真が含まれております。
  • 青子の宝石事件簿
    3.7
    青山骨董通りに静かに佇む「相田宝飾店」の跡取り娘・青子。彼女には、子どもの頃から「宝石」を見分ける天性の眼力が備わっていた……。ピンクダイヤモンド、パープルサファイア、パライバトルマリン、ブラックオパール……宝石を巡る深い謎や、周りで起きる様々な事件に、青子は宝石細工職人の祖父やジュエリー経営コンサルタントの小野瀬、幼なじみの新太とともに挑む! 宝石の永遠の輝きが人々の心を癒す、大注目の傑作探偵小説。
  • 恐怖の骨~サイコ・ホラー~
    4.0
    新宿区下落合のアパートの一室で不可思議な白骨死体が発見された。長椅子に横たえられた一体の黄白色の骨を鑑定するため、検死官・田代ゆり子は現場へ。検死の結果、骨年齢は80歳代の老年男性と推定されたが、歯型から判明した身元は24歳の青年だった……。さらに次々と事件が起こる。不可解な死に共通するものは何か? 若き女性検死官が、異常犯罪に挑む!
  • 薬師
    -
    “日本人の薬膳”という本に関わる文化人類学者・日下部のまわりで起きる連続殺人事件。次々と発見される患部を抉り取られた末期癌患者たちの異様な死体。これらの事件に秘められたものは何なのか。女性刑事・水野薫の協力を得て、事件を追う日下部が辿り着いたのは、かつてある村で行われていた人食の歴史だった――。
  • 心理分析官
    4.0
    アメリカでFBI研修を終えようとしていた警視庁専属心理分析官・加山知子に至急帰国の命令が届く。捜査が難航する連続殺人事件のためだ。捜査権を与えられた知子は、妊婦を狙う残虐な手口の殺人犯を心理分析を駆使し追い詰める。犯人の闇の部分に光を当て女性心理分析官が事件の真実を明らかにするサイコ・サスペンス。
  • ママに捧げる殺人
    -
    男をホテルの一室に誘い、征服欲を満足させた刹那、その生命(いのち)を奪う。目を覆うようなやり方で……。猟奇的な殺人を繰り返す美貌の女子大生・愛奈(まな)。一方、精神科医・知子(ともこ)は独自の分析から犯人像に一歩一歩近づいていく。ついにふたりが交錯したとき、新たな惨劇が! ダイエット、拒食症、SM、変身願望、家庭崩壊……現代人の心の闇を抉(えぐ)り出す衝撃作!
  • 密通
    3.0
    焼死、変死、惨殺。高校生の里美の周りでは、なぜか人が死んで行く。里美自身も傷がすぐ治ったり、人の心が読めたり、特殊な能力が備わっていた。そして、母の形見の三毛猫・ブルーは、里美を守るかのように狼のような狂暴さを発揮することがあった。猫の中に甦る怨念が事件を呼ぶ。長編サイコスリラー。
  • 虫送り
    4.0
    北海道、井戸無村。そこでは生物農薬として使っていたてんとう虫が異常繁殖を始め、川魚を集団で襲うという怪現象が起きていた。そしてこの現象に疑問を持った人間が次々と怪死を遂げる。一方札幌では、虫の死骸とともに木箱に入った女性の白骨が発見された。村に研究のために滞在していた文化人類学者の日下部が見た悲劇とは……。虫に憑かれた男の狂気が生み出す戦慄のバイオ・ホラー。

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