小説 - 新井ひろみ作品一覧

  • 薬屋の秘密
    4.3
    40言語に翻訳、全米100万部突破! その毒は男を殺し、女を守る。 18世紀ロンドン、 連続殺人犯と恐れられた〝薬屋〟がいた―― 18世紀、ロンドンの路地裏にひっそりと佇む薬屋があった。客は男に苦しめられた女性のみで、店主ネッラがつくる“毒”に助けを求めやってくる。ネッラは女たちのため毒を処方し続けたが、ある少女が店を訪れたことで運命の歯車が狂いだす――時は変わり現在、大学で歴史学を学んだキャロラインは古びた瓶を拾ったのを機に、かつて謎の薬屋がおかした連続殺人を調べることに……全米100万部の話題作!
  • 最高の人生をさがして
    3.0
    老人ホームを飛びだした75歳エヴィー、最後の冒険。死ぬ時に後悔しないため、彼女は一世一代の旅に出た―― エヴィーは人生に退屈していた。息子夫婦の勧めで75歳で老人ホームに入ったが、楽しみもなく単調な毎日。ついに耐えきれず一人ホームを飛びだした! 美容院で髪型を変え、新しいベレー帽や服で変装し、スーツケースを手にアイルランドからイギリス、フランスへ。だが意気揚々と始めた冒険は、通行人からは老人扱い、強盗や嵐に遭い苦難の連続。それでもめげずに旅を続けたエヴィーが最後にたどりつく場所とは?
  • 終の航路
    5.0
    必ず生き延びる。 飢えても、騙しても、殺しても。 海面が上昇し、陸の大部分が水没した近未来。 生き別れの娘を救うまで、残された時間はあとわずか―― 海面が上昇し、陸の大部分が海に沈んだ2130年。 マイラは小舟で島を転々としながら、生き別れの娘ロウを捜している。7年前、身重のマイラを置いて、夫は娘だけを連れて逃げた。 あるとき、その娘が北の辺境で生きていることが判る。そこは武装集団の支配下にあり、年頃になった少女達は一斉に“繁殖船”に乗せられるのだという。 マイラは一路北の果てへ向かった――すべてを賭け、娘を救うために。
  • 蜂のざわめき
    -
    夏の日、姉妹は死体を見つけた。容疑者は、父親。物言わぬ蜂たちは何を見ていたのか。這うように恐怖が押し寄せるミステリー。 十代の姉妹、サムとオリーは母を亡くし、オレゴンの田舎でテント暮らしをする父に引き取られた。ある夏の日、二人は近所の川に女性の死体が浮かんでいるのを見つける。すべての証拠は彼女らの父――変人と周囲から疎まれる彼の犯行を物語っていた。無実を信じて危険な行動に出る姉と、多くを知っていながら口がきけない妹。そんな少女たちの背後に、狂気はひたひたと忍び寄っていた……。

無料で読める小説

最近チェックした本