小口幸伸作品一覧

  • 1ドル130円時代
    -
    原油安が進む世界経済。米国で2015年半ばにも利上げが予想される一方、欧州が2015年1月22日に量的緩和を決定、日本も追加緩和が指摘されている。この状況下で2015年中に1ドル130円突破はあるか、円安の影響はどうかを探った。本書は、週刊エコノミスト2015年1月13日号の特集「1ドル130円時代」を電子書籍化しました。 1ドル130円時代 Part1 マーケットの目 ・米利上げで一層のドル高・円安 ・日本経済は内需中心型に変化 円安メリットの波及に時間 ・円安の焦点1 原油安は円高要因か、円安要因か? ・円安の焦点2 米国は利上げするのか? ・円安の焦点3 海外投資家はどう動くか? ・データで見る 外国為替市場 ・円安の焦点4 日銀は追加緩和するか? ・データで見る 主要通貨の騰落率 Part2 歴史に学ぶ ・プラザ合意30周年に振り返る 戦後の国際通貨システム ・インタビュー 内海孚・元財務官 ・インタビュー ポール・ボルカー、元FRB議長 Part3 どうなる日本経済 ・円安でも輸出でメリットが上回る ・苦しい中小 コストの負担大きい 円安の恩恵享受に時間 ・円安・ウォン高 価格の引き下げで競争力維持図る韓国経済 ・産業別円安効果 自動車メーカーに円安の恩恵 ・円安メリット・デメリット 外国人旅行者の消費急拡大 ・株 円安で恩恵受ける25銘柄 ・資産運用 外貨取引、株式、債券、投資信託
  • FX市場を創った男たち ──外国為替市場の歴史とディーラーたちの足跡
    -
    東京外為市場の叙事詩 本書は「外国為替」という世界最大の24時間市場を舞台に、困難を乗り越え、成功をつかんでいった“男たち”の記録である(一人女性を含む)。 この記録の横軸になるのは、1973年に変動相場制に移行した「市場の夜明け期」から、個人トレーダーにネットFX(インターネットを利用したリアルタイムの為替証拠金取引)が浸透してきた現在までの、東京市場の激動の歴史だ。そして縦軸となるのは、市場参加者から一目置かれ、20年以上にわたってリスクを取ってきた「本物」のディーラー、トレーダーたちが「そのとき何を考え、どう対処したか」のインタビューである。 彼らへの質問(一部)は次のとおり。 ・印象に残っている局面はどれか ・ディーリングで最も重要視していることは何か ・勝つために必要なことは何か ・やってはいけないことは何か ・良いディーラーの条件とは何か 彼らの発言から、成功者の環境や対応・得意技はさまざまでも、トレードへの思想や姿勢には相通じるものがあると分かるだろう。 また、本書第2部では、東京外為市場の「舞台構成」について簡潔にまとめられている。特に個人のFXトレーダーは、自分の戦場がどのようなルールと参加者によって構成されており、自分と“ディール”する相手がどのような人たちであるかを知っておくべきであろう。 さらに巻末用語集では、東京外為市場特有の言い回しについて簡単に補足してある。証券や先物出身のトレーダーはこちらで意味を確認しておくと便利だろう。 本書は為替市場の歴史のそれぞれの局面で、正面から相場に取り組み、市場に翻弄されながらも、生き抜いてきた百戦錬磨の日本人ディーラーたちのインタビュー集である。そこで展開された相場の動きや、そこでディーラーとして何を考え、いかに行動したかを知ることは、市場に関心を抱く一般的な人はもとより、プロのディーラーや、最近増加が著しい個人FXトレーダーの方にもおおいに参考になるはずだ。
  • 金利が上がらない時代の「金利」の教科書
    -
    ■これまでのセオリーが通用しない世界に入った! 2016年の年明け早々、日本列島に衝撃が走りました。 日銀による「マイナス金利」の発表です。 「金利がマイナス」とはいったいどういうことでしょうか? これまでもずっと低金利の時代が続いてきましたが ここにきて金利はマイナスになりました。 「利息がマイナス」というのは 従来の感覚からすると変な感じがします。 でも、じつは世界の4分の1の国が すでにマイナス金利を導入しているという事実は あまり知られていないかもしれません。 ■いま、金融・経済をめぐる世界は劇的に変わりつつあります。 本書はそんな「これまでのセオリーが通用しない時代」の 「金利」の基礎知識をまとめました。 こんな時代だからこそ押さえておきたい 「金利」の基本から国際通貨の最前線まで! 40年間、投資マーケットの長期トレンドを睨んできた 元シティバンク、伝説の為替ディーラーが マイナス金利時代の「金利」をやさしく解説します。 ■目次 第1章 マイナス金利の衝撃 第2章 金利の世界の基本事項を押さえておく 第3章 金融市場の構造はどうなっているか 第4章 マイナス金利が生み出す課題 第5章 低金利が意味する時代的要素 第6章 マイナス金利時代の個人投資家の基本的心構え
  • 通貨戦国時代 円高が続く本当の理由
    3.0
    ドル安の流れが止まらず、ユーロ加盟国の財政危機が続く。世界はこれから始まる通貨大戦争を経て、ドル基軸通貨体制の全面組み換えに発展することになる。大きな流れは二つ。人民元をめぐる米中の闘いとリーマンショック後の金融危機の後遺症だ。そしてその流れに「ドル」の先細りが重なる。本書はドル体制が崩れていくプロセスとその後の新体制を予想し、また日本の新たな「成長戦略」も描いていく。

    試し読み

    フォロー
  • 2時間でわかる外国為替 FX投資の前に読め
    3.6
    時々刻々変わる為替レートは、どう決まるのか。先物価格と金利との関係は? まず為替の基本を短時間で学びましょう。その上で、プロの「技」から「上手くやる16カ条」まで元シティバンクの「伝説のディーラー」が一から指南。主要8通貨の特徴もコンパクトに解説した、外貨投資入門決定版!

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本