松本零士 - 小学館作品一覧

  • 銀河鉄道999 1
    完結
    4.7
    ▼第1話/出発(たびだち)のバラード▼第2話/火星の赤い風▼第3話/透明の女 ガラスのクレア▼第4話/タイタンの眠れる戦士▼第5話/大盗賊アンタレス▼第6話/迷いの星の影(シャドウ)▼第7話/彗星図書館▼第8話/暗黒星メフィストの黒騎士▼第9話/水の国のベートーベン▼第10話/大四畳半惑星の幻想 ●主な登場人物/星野鉄郎(機械の体を手に入れるためにアンドロメダを目指す少年)、メーテル(鉄郎とともに“999”で旅をする謎の女性) ●あらすじ/1000年もの間生きることができる機械の体を夢見る少年・星野鉄郎とその母親。しかし、機械伯爵の人間狩りにより母親は殺されてしまう。逃げ延びた鉄郎も吹雪の中、力尽き倒れてしまうが、謎の美女・メーテルによって助けられる。しかもメーテルは、自分と同行してくれれば、ただで機械の体を手に入れることができる星・アンドロメダへ行く“銀河鉄道999”の乗車パスもくれると言うのだった(第1話)。▼鉄郎たちを乗せ、アンドロメダへの長い長い旅が始まった銀河鉄道999が、最初に停車駅したのは火星。かつては地球の植民星として栄えた火星も、現在はどこまでも廃墟が続く寂しい地となっていた。鉄郎は、火星に住む娘・フレーメの案内で、かつての都・大シルチスへ向かうのだが…(第2話)。 ●本巻の特徴/鉄郎が、ただで機械の体を手に入れることができるアンドロメダ星へ向かう銀河鉄道999に乗り込むいきさつが描かれる。 ●その他のデータ/地球(第1話)、火星(第2話)、土星(第4話)、氷の惑星・冥王星(第6話)、彗星の巣・コメットゾーン(第7話)、惑星メフィスト(第8話)、水滴星・4D-3(第9話)、明日の星(第10話)
  • ザ・コクピット〔小学館文庫〕 1
    完結
    4.7
    ▼第1話/アフリカの鉄十字▼第2話/成層圏になくセミ▼第3話/幽霊軍団▼第4話/パイロット・ハンター▼第5話/鉄の墓標▼第6話/独立重機関銃隊▼第7話/成層圏戦闘機▼第8話/グリーン・スナイパー▼第9話/スタンレーの魔女▼第10話/メコンの落日  ●あらすじ/舞台は1942年、北アフリカ。ドイツ空軍大尉ワルターフォン・ラインハルトは、戦闘機メッサーシュミットBf109Gでエルアラメイン上空を飛んでいた。敵機との交戦で無線器とコンパスを壊されていた彼は、運悪く視界ゼロの砂嵐の中に入ってしまう。燃料を節約するため、コンクリートデザートあるいはロックデザートとよばれる硬い砂漠地帯に降りる。そこで彼が目にしたものは、砂嵐を避け着陸していたイギリス戦闘機スピットファイア2機であった(第1話)。▼終戦の雰囲気が漂いはじめたベルリン。狙撃兵レステルマイヤーは謎の女性レヤと出会う。彼女が住み家としている放置された突撃砲戦車ファントムには、燃料こそなかったものの、砲弾は残っていた。どうにか燃料を手に入れた彼は、彼女とともに、戦車一台でアメリカ軍の戦車隊に向かっていく。砲弾が最後の一発となり、彼は死を意識した。その時……(第3話)。▼1944年、ガダルカナル。狙撃兵・野山二等兵は、友軍が撤退する時間を稼ぐために、戦線にとどまるよう命令される。その際に手渡されたのが、新しく開発されたばかりの新型自動小銃だった。一方、野山に義理の弟を殺されたアメリカ軍狙撃兵ウォーカーは、義弟の敵・日本人狙撃兵を必ず殺すと固く誓っていた。そしてついにふたりは相まみえる(第8話)。
  • 戦争×漫画 1970-2020
    完結
    3.8
    漫画家たちの「戦争」アンソロジー 漫画家の感性が「未来の戦争」の予感を、戦時への想像力で捉えた作品を集め話題を呼んだ「ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号」を底本に再編集し、追加原稿も多数収録した増補愛蔵版アンソロジー。 排外主義と非寛容。世界全体を覆うきな臭さは、すでに新しい「質」の戦争が起きているとも考えられる。 漫画家の想像力は果たして「戦争」をどう表現するのか。 水木しげる、山上たつひこから浅野いにおまで異才・鬼才・天才……日本を代表する漫画界の傑物たちの描く「戦争」。小説家等の寄稿も多数収録。角田光代の「漫画の自由さと豊富さ」と題する書き下ろしも収録。
  • 新宇宙戦艦ヤマト 新装版 1
    完結
    5.0
    大ブームとなった「宇宙戦艦ヤマト」。あの結末から1000年後の世界を、松本零士自らがスケールアップして描き出す超巨大スペースロマン。
  • コクピット・レジェンド 1
    5.0
    ▼第1話/誇りの墓標▼第2話/暗黒の魔女▼第3話/振動(フラッター)100▼第4話/界雷防御線第13号▼第5話/碧血の旗▼第6話/冥界からの手紙▼第7話/真空流体▼第8話/錆の海の旅人  ●あらすじ/終戦直前、浮かぶだけで動かない城と化した空母。そこに残された艦載機は2機。そのうちの1機を指し「これには俺が乗る」と島田大尉。残る1機の搭乗者は決まっていなかった。オイル漏れのひどいその飛行機を嫌がる仲間に、田川一飛曹は「俺は飛べればなんでもいい」ともらす。深夜、飛行機から照準器をはずした島田は田川を連れ、それを死んでいった同期生の残したプロペラの隣に埋める。これは誇りを埋めた墓、島田は田川に向かって「おまえには埋めた誇りを見届ける義務がある」と言うのだった。そして翌日、敵襲が現れ出撃する2人。だが、田川の飛行機は故障で満足に飛べず、島田はただ一人戦場に散る(第1話)  ●本巻の特徴/ビッグコミックオリジナル増刊号に掲載の作品を中心に、第2次大戦中の飛行機にとり憑かれた男たちの生きざまを描く。「ザ・コクピット」「ケースハード」と続く、巨匠・松本零士のライフワーク「コクピット」シリーズ最新作。
  • ケースハード 1
    完結
    -
    地球上の、いたる所の空に、海に、大地に、戦争があった。今もある…。自ら望まず戦場に連れてこられた兵士たちも、そこで激しい戦闘に巻き込まれていく。そして人間的なドラマも時に展開されていく。戦争と、機械と、人間とのかかわりを、様々な戦場を舞台に描き、切実な人間ドラマを見つめる松本ワールド。傑作シリーズ「ザ・コクピット」を引き継ぎ、超えて羽ばたく新・戦場ロマンだ。
  • 蜃気樓綺譚(しんきろうきたん)
    完結
    5.0
    街角にある古めかしい酒場・蜃気楼。人生に迷った男たちは時空を超えて蜃気楼にやって来て、美しい女主人・摩耶の虜となる。戦いに敗れた男たちは摩耶に何を求めるのか…。松本零士が描く、妖しく哀しい男たちの物語。
  • 戦場まんがシリーズ 悪魔伝の七騎士
    完結
    4.7
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「悪魔伝の七騎士」「死神の羽音」「双発の騎士」「成層圏気流」「銃剣戦線」収録。
  • 戦場まんがシリーズ 曳光弾回廊
    完結
    5.0
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「曳光弾回廊」「翼手龍の時代」「空白圏飛行」「レッドスカル」「吸血鬼の花束」「断層回路」「低伸弾道12.7」収録。
  • 戦場まんがシリーズ オーロラの牙
    完結
    5.0
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「オーロラの牙」「ラインの虎」「ベルリンの黒騎士」「ゼロ」「音速雷撃隊」「幽霊軍団」収録。
  • 戦場まんがシリーズ 衝撃降下90度
    完結
    4.3
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「衝撃降下90度」「紫電」「妖機 黒衣の未亡人」「潜水航法1万メートル」「エルベの蛍火」「晴天365日」収録。
  • 戦場まんがシリーズ スタンレーの魔女
    完結
    5.0
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「スタンレーの魔女」「パイロットハンター」「成層圏戦闘機」「零距離射撃88」「独立重機関銃隊」収録。
  • 戦場まんがシリーズ 鉄の墓標
    完結
    4.8
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「鉄の墓標」「戦場交響曲」「グリーン・スナイパー」「鉄の竜騎兵」「メコンの落日」収録。
  • 戦場まんがシリーズ 復讐を埋めた山
    完結
    4.8
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「復讐を埋めた山」「消滅線雷撃」「夜のスツーカ」「海の花」「アクリルの棺」収録。
  • 戦場まんがシリーズ 勇者の雷鳴
    完結
    5.0
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「勇者の雷鳴」「砂とスコッチ」「雷撃艇13号」「夜の蜉蝣」収録。
  • 戦場まんがシリーズ わが青春のアルカディア
    完結
    4.7
    第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「わが青春のアルカディア」「爆裂弾道交差点」「大艇再び還らず」「亡霊戦士」「流星北へ飛ぶ」「成層圏になくセミ」「アフリカの鉄十字」収録。
  • 超時空戦艦まほろば 1
    完結
    -
    ▼第1話/戦艦まほろば▼第2話/燦・戦艦まほろばの復活▼第3話/超戦艦まほろば ●主な登場人物/土田司朗(現在無職の自称カメラマンの卵)、羽黒妖(地球号クルーズ企画委員会秘書室長を務める謎の人物) ●あらすじ/とある古びたアパートが火事になった。そのアパートに一人の老人が飛び込もうとしている。偶然前を通りかかった司朗は、慌てて老人を引き留めるが、老人の力に勝てず、一緒に燃え盛るアパートの中に引きずり込まれてしまう。そのアパートの中で、司朗は一枚の美しい戦艦の写真を目にする。老人に指示されるまま、急いでその燃えかかった写真をカメラに収めた司朗と老人は、間一髪で脱出する。その夜、司朗の家に、瀕死の重傷を負ったはずの老人が訪ねてくる。さっき司朗がカメラに撮った戦艦「まほろば」を、死ぬ前にどうしても見たいのだと言う。「まほろば」とは一体…(第1話)。▼失業中の司朗の家に一通の書留が届いた。開けてみると、なんとそれは豪華客船による世界一周旅行の無料招待券だった。応募した記憶のないその招待券に戸惑う司朗。そこへ一人の美しい女性が訪ねてくる。彼女は司朗に、カメラマンとしてその豪華客船に乗ってほしいと言う。ただし、乗船前に第二次大戦で使われたウエポン(武器)の知識を身につけることが条件だと言う。何がなんだか分からない司朗だが、結局その船「リベンジ・オブ・アース(復讐の地球号)」に乗ることになる。しかし、その船の中は、客船とは名ばかりの戦場だった!(第2話)
  • 夢奥(むおう)の細道
    完結
    -
    ――僕はもう長いこと漫画を描いています。そう…漫画家の一種類には違いない……。僕の名は…そう…漫画を描いている僕の名は、ネコと仲良しの松本零士です。何の変哲もない人間の一種ですが、他人から見れば奇人変人の一種とも見えるらしいです。 ネコと電話とFAXと趣味でゴヂャゴヂャの暮らしですが…こちらのお話はいくら描いても面白くも何ともありません。それで…ふと…向こう側の話を描こうと思いたったわけです。 これは僕の「真実」の見聞録です――
  • 無限海漂流記 1
    完結
    5.0
    ●登場人物/ラダー(宇宙のとある惑星で殺戮を続ける男)、裸田(ラダーの先祖)。  ▼第1話/赤血光道編▼第2話/暗黒光道編▼第3話/無体漂流者編▼第4話/ワイナピチュの黒い影▼第5話/ガンフロンティア  ●あらすじ/広大な宇宙の中にある惑星で無差別殺戮を続ける男・ラダー。彼が何故人を殺していくのか、ラダー自身も、その他の誰も知らない。ある時、出会った敵を追ったラダーは、一艘の漂着した宇宙船までやってくる(第1話)。▼地球に深い霧が漂っている。その霧が晴れた時、闇が訪れた。3ヶ月後、闇夜に宇宙船が現われ、裸田をはじめとする人々は、支持に従い宇宙船に乗り込む。地球を飛び立ったその時、地球は黒い星と衝突、消滅する(第2話)。  ●本巻の特徴/暴騰で語られるラダーの殺戮行為の理由が、第5話で明らかに。  登場する惑星/ラダーのいた惑星(名前なし)(第1話)、地球(第2、3話)、大気の希薄な惑星(名前なし)(第4話)、ガンフロンティア(第5話)
  • 四次元世界 1
    完結
    4.5
    全1巻693円 (税込)
    ▼第1話/ヤンの生きた世界▼第2話/未完成▼第3話/第3生命帯▼第4話/新世界はむらさきの空▼第5話/ヒミコの矢▼第6話/電話▼第7話/幽霊世界▼第8話/わが愛の幻影▼第9話/無限世界のヤン▼第10話/みどりの国のマーヤ▼第11話/さらば生命の時▼第12話/サレルヤの森▼第13話/蛍の青い火▼第14話/幻想世界のアム▼第15話/140万光年の沈黙▼第16話/インパールの雪▼第17話/古本屋古本堂▼第18話/緑の環▼第19話/ブーメラン▼第20話/枯木霊歌▼第21話/グリーンインセクター▼第22話/海軍拳銃1851▼第23話/衛星2連独房▼第24話/狂詩曲第五番▼第25話/無限軌道1997 ●あらすじ/太陽に飲み込まれる寸前に、地球を脱出してきた者たちが住む惑星でのこと。祖父と洞窟に住むヤクは、壁に絵を描いて暮らしている。彼は力が弱く、他の男たちのように狩りをすることができない。そして彼の絵のモデルになっていたマヤは、そんな彼に愛想を尽かして、強い男ムウに従って旅に出ていってしまう。弱肉強食の世界が始まったのだ(第4話)。▼売れない絵描きをしている蜜蜂のヤンは、家のそばで美しいカゲロウのレアがうずくまっているのを見つけ、休ませることにする。ヤンは光り輝くような彼女に惚れてしまい、「いつまでもここにいていいよ」とまで言うのだが、金色に輝く身体を持つロロが迎えに来ると、彼女はヤンを捨てて出ていってしまうのだった。「あなたは自分の世界を持っている。私達には目に見えるものだけしか持ち合わせがない」という言葉を残して…(第9話)。

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