小説 - 峰隆一郎作品一覧

  • 金沢発寝台特急「北陸」13分の殺意
    -
    寝台特急「北陸」車内で若い女が殺された。凶器に残された掌紋から、被害者と愛人関係にあった西村が逮捕されるが、強硬に容疑を否認する。西村の弁護士からの依頼で元刑事の私立探偵栢次郎は、友人で柔術の達人・高比良亮とともに調査を開始、もう一人の容疑者・帖佐をマークする。高比良は帖佐のアリバイを崩すため「北陸」に乗り込むが…。
  • 金沢発特急「北陸」殺人連鎖
    -
    走行中に2つの殺人……最もあやしい人物は、列車の起点と終点にいた! ――寝台特急「北陸」の車内で男が毒殺され、同じ車中で、女がナイフで胸を刺され殺された。それぞれの犯行時刻に、第1の事件の容疑者は起点の金沢に、第2の事件の容疑者は終点の東京にいた。ニヒルな調査員、おなじみの鏑木(かぶらぎ)一行が、女を抱きながら事件を見事解決する、ハードボイルドなトラベル・ミステリー。
  • 殺人急行北の逆転240秒
    -
    札幌駅に着いた急行『まりも』の寝台車で美貌の人妻が殺された。登山ナイフが、正確に女の心臓を貫いていた。前日、釧路駅で黒いコートの男と一緒にいるところを見られている。7日後、今度は下りの『まりも』で、またも同じ手口の殺人が発生!事件の鍵は、二つの列車が交差(クロス)する240秒に隠されていた。
  • 新幹線「のぞみ6号」死者の指定席
    -
    新宿、渋谷、天文館……、夜と女を巡る事件簿。美女を抱いた男たちが、次々と急死。鏑木一行(かぶらぎいっこう)が「死の女神」を追う、愛と復讐のミステリー! ――新大阪を出た東京行き新幹線「のぞみ6号」の車内で、出張帰りの男性が、青酸により殺害された。鏑木一行は、彼の妻の依頼を受け、死の直前にいたという鹿児島へ飛ぶ。そこで、謎の美女の存在を突き止めたとたん、東京近郊で連続殺人が起こる。彼女は、事件のカギをどこまで握るのか!? 傑作トラベル・ミステリー。
  • 新幹線「やまびこ8号」死の個室
    -
    美女女子大生変死! 奔放な男関係に鍵が……。盛岡から死の帰京を果した美女の隠された私生活と中年男性の影――盛岡発の東北新幹線「やまびこ8号」が東京駅に到着し、個室で美人女子大生の変死体が発見された。容疑をかけられた同乗の大学生も突然、青酸死を遂げ、捜査はふり出しに戻る。依頼を受けた鏑木一行(かぶらぎ・いっこう)は、事件の発端である盛岡で、彼女と同宿した中年紳士の存在を突きとめた……。傑作トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急「出雲」消された婚約者
    -
    山陰で出会った美女、殺人との接点は!? ――島根・日御碕(ひのみさき)で出会った美女・真矢は、自殺せんばかりの雰囲気だった。ごろつき調査員の鏑木(かぶらぎ)一行は、声をかけ朝まで一緒に過ごすことに。だがその夜、「出雲2号」で真矢の婚約者が毒殺された。偶然、事件を調べることになった一行。同じ寝台特急では、被害者の同僚がまた毒殺された。真矢と殺人の関わりは……。傑作トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急「さくら」死者の罠
    4.0
    ひた走る列車から消えた美人秘書……。佐世保から東京へ向かう車内で起きた、2つの事件の影に、15歳の美少女!? ――走行中の「さくら」から忽然と消えた、代議士の美人秘書・八柏侑子(やかしわ・ゆうこ)。そして、「さくら」の車内で毒殺された土方吉夫(ひじかた・よしお)。共通点のない2人の過去が、福岡でクロスしたとき、惨劇が幕を明ける。1通の手紙で呼び覚まされた12年前の悪夢とは!? 女たらしの悪漢探偵・鏑木一行(かぶらぎ・いっこう)が、体を張って行き着く驚愕の真相、興奮の傑作長編トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急『瀬戸』鋼鉄の柩
    -
    高松→東京、深夜の謎、疾走する車中の殺人……偶然一緒に乗った同級生の美女に、なにが起き、なぜそうなったのか!? ――高松発東京行き寝台特急「瀬戸」で向かいあう席にすわった男と女は、偶然にも高校時代の同級生だった。だがその女は、車中で不審な死体となって発見される。おなじみの民間調査員の鏑木一行(かぶらぎいっこう)が、事件も美女も手玉にとり、バイオレンスに犯人をあぶり出す! 殺す人間と殺される人間のドラマを描く、傑作トラベル・ミステリー。
  • 東京―上野3.6キロの完全犯罪
    -
    ニヒルな調査員が、また大活躍! 日本の北と南から、同じ頃に出発した2台の寝台特急で起きた1つの殺人事件に挑む! ――上野へ向かう札幌発の寝台特急「エルム」のベッドにまかれた大量の血液は、同じ頃、博多から東京へ走っていた「あさかぜ」車中で殺された悪徳探偵のものだった。解決の糸口すらつかめぬ警察にしびれを切らした、被害者の妹・由美の依頼で、おなじみ「ニヒルな探偵」鏑木一行が調査開始! エロチック本格トラベル推理。
  • 特急「あずさ12号」美しき殺人者
    -
    殺人現場に常にいた女子高生姿の美女。札幌で昔あった悲しい出来事が、いま、さらに哀しい結末を生むのか!? ――建設会社の社長が、「あずさ12号」の車中で毒殺された。警察は、隣に座っていたという美人女子高生を追うが、4日後、同じ特急で再び殺人事件が起き、また美女が隣にいた。ニヒルな調査員の鏑木一行は、社長令嬢に出会い、解明を頼まれる。被害者同士は古くからの知り合いとわかり、接点と思える札幌へ飛ぶが……。
  • 特急「日本海」最果ての殺意
    -
    寝台特急のなかで変死した美女の謎。「女のことは女に聞け」辣腕調査員・鏑木一行が解き明かす女の過去――青森に到着した大阪発寝台特急「日本海」の施錠されたトイレの中から、美女の変死体が発見された。死んだ石飛日佐子(いしとび・ひさこ)の姉・多永子の依頼を受けた調査員・鏑木一行は、大阪駅に見送りに来た男の正体を探るために、恋人だった3人に焦点を合わせ調査を開始する。男女の愛憎を鋭く描く、傑作トラベル・ミステリー。
  • 特急「白山」悪女の毒
    -
    毒死した男の過去と3人の美女たち。女たらしの悪漢探偵・鏑木一行が洗い出す、被害者の驚くべき姿とは? ――金沢駅で「白山」から下車した男が、急死した。死因は、青酸中毒。依頼を受けた悪漢探偵・鏑木一行が洗い出したのは、男の高校時代のいじめ自殺事件と女性遍歴。だが犯人を特定できぬまま、「白山」では第2、第3の事件が。背後にちらつく3人の美女と、殺意の闇に潜む恐るべき宿命とは? 傑作トラベル・ミステリー。
  • 特急「富士」「はやぶさ」殺人交差
    -
    15分のトリック! 2つの寝台特急で同じ日に同一犯の手によると思われる殺人事件が発生。ハードボイルドに犯人を追う! ――15分差で東京駅に到着する2つの寝台特急。南宮崎発「富士」からは女性の絞殺死体が、西鹿児島発「はやぶさ」からは男性の毒殺死体が、発見された。そして驚くことに、その2人が、死の直前に情交していた証拠が発見された……。おなじみのニヒルな調査員・鏑木一行が、ハードボイルドに事件に挑む、傑作トラベル・ミステリー。
  • 特急「北陸」「富士」個室殺人の接点
    -
    2つの寝台特急を結ぶ、驚くべき殺意の交差点! ――寝台特急「北陸」で、フリーライター・速野吾郎が刺殺された。一ヵ月後、「富士」で人妻・主藤有香が、同様の手口で殺害された。同一犯によるものか? 接点のない2つの事件に浮上した、交換殺人の疑惑。やがて、事件の根源にあるレイプ事件に辿り着いた「ごろつき探偵」鏑木一行。大興奮のトラベル・ミステリー!
  • 新潟発「あさひ」複層の殺意
    -
    上野へ向かう新潟発「あさひ」11号車のトイレで、若い女がナイフで刺殺された。死ぬ間際に、女が発した謎の言葉“ジョ”とは?そして2ヵ月後、同じ「あさひ」の車両で第二の悲劇が……。事件の背後には、複雑に絡んだ男と女の愛欲の炎が燃えていた。ニヒルな探偵・鏑木一行の推理が冴えるエロチック・サスペンス。
  • 西鹿児島発「交換殺人」特急
    -
    寝台特急「はやぶさ」車内と横浜の山下埠頭で、同じ日に二つの変死体が発見。両事件の自・他殺、関連性の調査に管轄の違う二つの警察署が動き、私立探偵もまきこまれる――。列車と航空機の巧妙なダブル・トリック、関係者たちの人間性、そして以外極まる結末までみごとに活写する本格長編ミステリー。
  • 博多・札幌 見えざる殺人ルート
    -
    北と南で、男女連続殺人事件。発端は、ヨコハマの夜の事故――博多発ひかり車内で男が、札幌のホテルで女が、殺された。二人が愛人関係にあったため、連続殺人事件として捜査は行われる。だが殺害時刻を考えれば、同一犯には不可能だ!? 調査を開始した「ニヒルな探偵」鏑木一行の行く手には思わぬワナが……。事件は解決に向かうのか!? エロチック本格トラベル推理。
  • 飛騨高山に死す
    -
    女たらしの悪漢探偵、鏑木一行最後の事件は、 同時に依頼された3つの殺人事件。だが、すべて「究極の完全犯罪」だった! ――『ワイドビューひだ9号』と『スーパーあずさ4号』の車内で起きた2件の探偵殺しと、東京でのホスト殺人。それぞれの事件には、有力な容疑者がいた。しかし、彼らには完璧なアリバイが……。3つの事件を同時に依頼された女誑しの悪漢探偵・鏑木一行が、完全犯罪計画を突き崩すべく、飛騨高山へ向かう! 傑作傑作トラベル・ミステリー。
  • 殺人特急逆転の15分
    -
    寝台特急「さくら」で発見された変死者が遺した奇妙な文句の意味は? 政党代表者の息子の不祥事に端を発してさらに「さくら」車中で連続殺人が! なぜいつも「さくら」なのか? 死体消失のトリックは? 容疑者の鉄壁のアリバイはいかに作られたか? 錯綜する謎と戦慄の真相を鮮やかに描く傑作長編推理。
  • 横浜外人墓地殺人事件
    3.0
    横浜外人墓地で、白昼、銀座のクラブ『久利』のママが殺された。どうやら彼女は、大がかりな贈収賄事件に関わっていたらしい。元警視で、今は気ままなルポライターの雨宮退介が、調査を開始した。とたんに、秘密を握る証人が消されてしまう。野心と欲望がもつれあう中で、退介は殺し屋たちの襲撃にも怯まず、事件の謎に迫る。

無料で読める小説

最近チェックした本