夢子作品一覧

  • やり直し悪女は国を傾けない ~かくも愛しき茘枝~
    4.0
    1巻814円 (税込)
    絶世の美女・汪玲枝は皇子に嫁ぎ、皇子の死後にはその父である皇帝に嫁いだ。寵愛を恣にし、玲枝の好物だった茘枝を運ぶためだけに邑が滅ぼされたという。皇帝を誑かし贅の限りを尽くさせ、最後には毒を呷らされた傾国の悪女。それが――私!? 八歳で自分の将来を思いだした玲枝は、同じ人生をまたたどるくらいなら死を選ぼうとしたが、そこに現れた仙人のような美しい青年に「貴女が死ねば国が滅びる」と言われ!? でもなんで私だけが傾国の悪女と呼ばれなければならないの!? それなら次は間違えなければいい。悪女にならなければいい。汪玲枝のやり直しが始まった!
  • 四獣封地伝 落陽の姫は後宮に返り咲く
    -
    誠実さを美徳とする誠国の王女・詩雪は、王族に伝わる「嘘を聞き分ける力」を持たず生まれ、周囲から蔑まれつつも強かに生きてきた。ある日、欲深い継母・呂芙蓉が国の実権を握らんと王を暗殺、自らの息子を新王とする。城を追われた詩雪は、溺愛してくる謎の美青年・晶翠に助けられ身を潜めるが、新統治に苦しむ民に心を痛めていた。そんな中、宮女募集の噂を聞き…? 嘘と偽りを武器に国を取り戻す、中華風後宮ファンタジー!
  • 【電子オリジナル】革命王女の戴冠 1 真白き印の王女に、革命の鐘が鳴る
    4.0
    王女サフィディアは、額に聖印を戴き、未来を予見する力があった。城の奥で平和に暮らす彼女の目下の悩み事といえば、従兄弟で幼なじみのウェランディとユーリスのどちらかを夫に選ばなければならないということ。16歳の誕生日も近付いたある日、父王から決断を迫られ、直前に喧嘩をしていたユーリスではなく、ウェランディを選ぶと答えてしまう。後日、サフィディアとウェランディの婚約式が行われるが、誓いの口づけ直後にウェランディは倒れ、そのまま息を引き取ってしまった。婚約式とは偽りで、それは代々受け継がれる秘儀だったのだ。そして迎えた誕生日、続けて明かされた真実と起きてしまった現実の衝撃もさめやらぬ中、サフィディアたちは城内で暴徒たちの襲撃を受ける。侍女たちの手引きで城から抜け出したサフィディアだったが、襲撃してきたのはただの暴徒ではなく革命軍だった。サフィディアも知らないうちに王家は終焉を迎えていて……? 亡国の姫となったサフィディアを、試練の運命が待ち受ける!
  • サイレント・ヴォイス 想いのこして跡をたどる
    -
    【電子版巻末には夢子先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 私たちの仕事はただの掃除じゃない。 故人が最後に遺した想いを、私たちは見つけ、遺族に伝える義務がある――。 柊つかさは、残留思念が視える異能の遺品整理士。 遺品整理会社「メメント」に勤める彼女が許せないのは 故人の想いを見過ごして無駄にすること。 怒り。悲しみ。後悔……遺品から伝わる声なき声を聴き、故人の想いを知った時、 彼女は「死」の裏側にある真実へとたどり着く。 故人が伝えられなかった想いを個性豊かな「メメント」の仲間と届けるつかさ。 だが、そんな彼女にも秘密があるようで……。 札幌を舞台に「遺品整理」という、心に寄り沿う仕事を通して紡がれる命の物語。
  • 花咲く神さまの花嫁
    -
     勤勉で、安定第一。結婚願望も持たない千景は、地方公務員試験前に訪れた神社で、銀髪蒼眼の男・秋水にいざなわれる。気づくと裏世界《月世》に連れ去られていた。  秋水によると、千景は世界を支える《命花》を育てる巫女だという。主神である自身と結婚し、花を咲かせるよう請われるが……。 「花が必要なら協力はします。ですが花嫁になる必要はないのでは?」  元の世界に帰る条件で、お仕事として巫女をすると宣言して!?  何かと噛み合わない千景と秋水。二人の思いは、やがて月世を、そしてお互いを変えていく――。
  • バイト先は「悪の組織」!?
    4.7
    世話になった児童養護施設が閉鎖され、自分と弟妹たちの生活費を稼がねばならない男子高校生の有久。彼が高賃金に釣られて始めたアルバイトは「悪の組織」の戦闘員だった! 組織の幹部であるレディーウルフとともに出撃した初めての戦闘で、有久は敵(つまり正義の味方)と遭遇する。なんと敵の一員の正体は有久の愛する○○だった!? さらなる高賃金に釣られて実験台となった有久はとんでもない姿に!? 悪のビンボーコメディ戦闘開始!
  • もののけ達の居るところ ひねくれ絵師の居候はじめました
    -
    仕事がうまく行かず、幻聴に悩まされていた瑠璃はひょんなことから、人嫌いの「もののけ絵師」龍玄の家で暮らすことになった。しかし龍玄の家からは不思議な『声』がいつも聞こえる。実はその『声』がもののけ達によるもので――?楽しく日々を過ごしているもののけ達と、ぶっきらぼうに見えるが優しい龍玄にだんだん瑠璃の心は癒されていく。そんなある日、もののけ達の「引っ越し」を瑠璃は頼まれて……
  • 竜愛づる騎士の誓約(上)
    4.5
    騎士には及ばず、魔道士とも認められないガラシェ家の養女セシリアは、それでも国で唯一の騎士の教育機関・鍛刃院(たんじんいん)で学び、王佐の騎士となることを目指していた。それは学院を卒業して幼馴染と婚約し、故郷から生涯出られなくなる、定められた未来への猶予を得るためだった。そんな折、王女が学院を訪れ儀典の衛士を選ぶことになり…。竜を御す王、竜を葬る騎士。ふたつの稀種が治める王国で、竜に魅せられた少女は歴史に隠された闇を知る。

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