西村章作品一覧

  • スポーツウォッシング なぜ<勇気と感動>は利用されるのか
    5.0
    「為政者に都合の悪い政治や社会の歪みをスポーツを利用して覆い隠す行為」として、2020東京オリンピックの頃から日本でも注目され始めたスポーツウォッシング。 スポーツはなぜ“悪事の洗濯”に利用されるのか。 その歴史やメカニズムをひもとき、識者への取材を通して考察したところ、スポーツに対する我々の認識が類型的で旧態依然としていることが原因の一端だと見えてきた。 洪水のように連日報じられるスポーツニュース。 我々は知らないうちに“洗濯”の渦の中に巻き込まれている! 「なぜスポーツに政治を持ち込むなと言われるのか」「なぜ日本のアスリートは声をあげないのか」「ナショナリズムとヘテロセクシャルを基本とした現代スポーツの旧さ」「スポーツと国家の関係」「スポーツと人権・差別・ジェンダー・平和の望ましいあり方」などを考える、日本初「スポーツウォッシング」をタイトルに冠した一冊。 第一部 スポーツウォッシングとは何か   身近に潜むスポーツウォッシング   スポーツウォッシングの歴史   スポーツウォッシングのメカニズム 第二部 スポーツウォッシングについて考える   「社会にとってスポーツとは何か」を問い直す必要がある ――平尾剛   「国家によるスポーツの目的外使用」オリンピックのあり方を考える ――二宮清純   テレビがスポーツウォッシングを報道しない理由 ――本間龍   植民地主義的オリンピックは<オワコン>である ――山本敦久   スポーツをとりまく旧い考えを変えるべきとき ――山口香
  • バレンティーノ・ロッシ 使命 最速 最強のストーリー
    4.5
    王者V.ロッシの闘いのドキュメンタリー! 二輪レース世界最高峰のMotoGP。イタリアの英雄バレンティーノ・ロッシは世界チャンピオンの座に就くこと9回を数える。バレンティーノ・ロッシ自叙伝発売から6年、新たな真実や舞台裏を多く綴ったヨーロッパ話題の書籍IL CAPOLAVOROが早くも日本語版として発売! タイトルを奪還せよ 闘いのドキュメンタリー! 2004年から2010年を駆け抜けた<ドリームチーム>の誕生と終焉、そして移籍の裏事情までの一部始終を、あらゆる視点から綴った本書。遂に配信開始!

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  • マルク・マルケス物語―夢の彼方へ―
    -
    2013年に、MotoGP史上最年少でチャンピオンを獲得したマルク・マルケス。 23歳という若さで既に5回の世界タイトルを獲得したマルケスは、明るい性格で人々を魅了しながら、今まさにこの瞬間も二輪ロードレースの歴史を塗り替え続けている。 スペインの小さな町で育った好奇心旺盛な少年が、4歳のときに両親からバイクをプレゼントされてからMotoGPの頂点に到達するまでの波瀾万丈の半生が、コミックでついに登場した。ひたむきな情熱と努力で自分の信じた道を進み、ついに夢を掴むに至るこの〈本物のストーリー〉では、実在の人物たちも重要な脇役として続々と登場する。一度ページをめくると、最後まで釘付けになること間違いなしだ。
  • MotoGP 最速ライダーの肖像
    4.0
    F1と並ぶモーターレーシングの最高峰、MotoGP。むき出しの体で時速三五〇kmのマシンを操り、命懸けの接近戦を繰り広げるライダーとはどういう人間なのか? チャンピオンに輝いた者、敗れ去った者、日本人ライダーなど全一二人の男たちの、勝利に賭ける執念、コース外での駆け引き、チームとの絆、ケガ、トラブル……。レース中継では映らない彼らの素顔を、二〇年間、間近で取材し続けてきたジャーナリストが描き出す。

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