ナタリー・アンダーソン - ハーレクイン・ロマンス作品一覧

  • 秘書になった王女 ダイヤモンドの迷宮 VII
    -
    リスはアリスト王国の王女でありながら、ある事情から兄の命令でオーストラリアで自活することになった。実業家ジェイムズの秘書の職に就いたものの、電話の応対もできず、まともな書類一つ作れないリスに、ついにジェイムズの忍耐が限界を超えた。「王女という立場に甘えるな」苦言にかっとしたリスは、思わず彼をにらみつけた。たとえ怒っていても、ジェイムズはハンサムでセクシーだ。そして、刺すような鋭い目の奥には金色の輝きが見てとれる。リスは思わず身震いした。彼はわたしをほしがっているの?■〈ダイヤモンドの迷宮〉の第7話をお届けします。アリスト王国の王女リスは、実業家ジェイムズとの出会いを境に変貌を遂げて……。来月はついにシリーズ最終話です。どうぞご期待ください!
  • 無垢な愛人の躾け方
    -
    傲慢な彼とはずみで交わしたキス。胸のざわめきが止まないのは、なぜ? キャシーは突然勤務先に現れた国王イオルゴスの手で、強引に宮殿へと連行された。結婚を間近に控えた彼の妹とキャシーの兄が駆け落ちしたとわかり、裏で手引きしたと疑われているのだ。わたしは何も知らないわ!揉み合いになった拍子にイオルゴスの唇が彼女の唇に重なり、キャシーの全身を初めての熱い衝撃が貫いた。ようやく容疑が晴れたあと、醜聞から君を守るためだと言って王室の別荘に強引に連れてこられたキャシーは身を震わせた。今すぐに逃げだしたい。でも……彼のことをもっと知りたい。 ■セクシーな作風が人気のナタリー・アンダーソンが描く、しっとりとした大人の情感が楽しめるロマンスです。あまりに無垢なヒロインを、なんとかして愛人にしようと企んだヒーローでしたが……。
  • 無垢な薔薇のめざめ
    -
    薔薇の香りに包まれて、彼女は堕天使に身を捧げた。 貧しいグレイシーは病気の友人に頼まれ、富豪の屋敷に赴いて、豪華な庭園の薔薇に水やりをしていた。そこへ屋敷の主ラファエルが現れて不法侵入だと咎めると、縮みあがるグレイシーにこう命じた。「罪滅ぼしとして、今夜のパーティに僕と同行してもらう」ラファエルの美貌と尊大さに圧倒され、彼女は思わず承諾する。用意された白いドレスをまとい、夢のようなキスを交わすうち、情熱に溺れたグレイシーは気づけば薔薇園で純潔を捧げていた。だがラファエルには一夜の戯れ、身分の違いは明らかで……。 ■しっとりとした大人の情感を堪能できる逸作! 着実にファンを増やしているナタリー・アンダーソンが、身分違いの恋を描きます。まるで映画のワンシーンのような逢瀬の描写は要注目です。
  • 別れは恋人たちの街で
    -
    「ありがとう、ルカ。本当に最高の思い出ができたわ」エミリーは、旅先のヴェローナで出会ったルカに、そう告げた。明日はロンドンに発つ。そして彼に会うことはもう2度とない。ルカとは野外オペラで知り合い、美しい庭園でランチを楽しみ、そしてホテルのスイートで至福の午後を過ごした……。投資会社を経営する裕福な彼だからできることかもしれないけれど、ようやく旅費を貯めてニュージーランドから来たエミリーには、想像もつかない贅沢なひとときだった。でもこれは何の約束もない、さよならで終わる旅の出会いと別れ。どんな期待もしてはいけない。だがルカが残した情熱の刻印は彼女の体から消えることはなかった。■2人の出会いは『ロミオとジュリエット』の舞台となった、恋人たちの街ヴェローナ。つかの間のめくるめく関係が真実の愛へと変わっていく瞬間を、ナタリー・アンダーソンが熱く描きます。
  • 忘れ去られた新妻
    -
    どうか思い出して。つかの間とはいえ、わたしがあなたの妻だったことを。 事故の後遺症に苦しむトマスの面倒を見てほしい――知人に頼まれ、ザラは居ても立ってもいられず彼の屋敷を訪ねた。彼女にとって大富豪のトマスは恩人であり、憧れの存在だった。両親亡きあと、おじに使用人同然にこき使われて成長したザラを、トマスは偽装結婚を申しでて救いだし、解放してくれたのだ。あの日の夢のような誓いのキス……彼は覚えているかしら?だがそんな物思いは残酷に打ち砕かれる。トマスは記憶を失い、ザラの存在すら忘れてしまっていた。揺れる想いをひた隠し、家政婦として彼に尽くそうと心に決めたザラだったが……。 ■たった2日間だけの便宜上の夫と妻が、再び運命的にめぐり逢い、激しい恋に落ちる──ハーレクイン・ディザイアでも活躍中の作家ナタリー・アンダーソンが情感たっぷりに描く、大人の恋物語です。

最近チェックした本