ハーレクイン・ロマンス小説 - マギー・シェイン作品一覧

  • 冷たい億万長者 富豪一族の伝説 I
    3.0
    「ぼくと1年間だけ結婚してくれないか?そうしたら100万ドルがきみのものになる」ホールデン・フォーチュンの唐突な申し出に、ルシンダはいぶかった。わたしのことなど眼中にもなかった男性がどうして?聞けば“評判のいい女性”と結婚しないかぎり、フォーチュン家の莫大な財産を相続できないらしい。それでお堅い女と言われるわたしに、白羽の矢を立てたというわけね。実はルシンダは高校生のころ、憧れの彼に純潔を捧げたのだ。だが酔っていたホールデンは何も覚えておらず、翌日もガールフレンドと楽しそうに過ごしていた。彼とは2度と関わるまいと誓っているが、しかしルシンダにも、どうしても夫を必要とする事情があった。■華やかな一族にまつわる愛憎渦巻く物語を、舞台をテキサスに移してお届けいたします。
  • バイオレットの封印 闇の使徒たち I
    -
    医師メイジーは見知らぬ老婦人から甥の治療を頼まれ、荒れはてた屋敷を訪れた。ぎこちなく笑う老婦人の夫。急にいばりちらす老婦人。二人の息子だというが、武器を手放さない若者。どこか不自然で芝居めいた一家の様子に、メイジーは不安を覚える。でも、医者として病人を見捨てるわけにはいかない。ベッドに横たわる男性の整った顔立ちを目にし、彼女ははっとした。まさかあの天才経済学者、ミスター・イングラム?男性がふいに青い瞳をあけ、訴えるようにまぶたを震わせた。なんてこと! 彼はベッドに縛りつけられている!その瞬間、後ろで重い扉がしまり、錠のかかる音が響いた。

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  • 百年前から愛してる 富豪一族の肖像 VII
    -
    その古い家に引っ越してきた当初から、ジェーンは壁にかけられた肖像画が気になって仕方がなかった。描かれているのは黒髪の男性――百年前ここに住んでいたという天才科学者、ザカリヤ・ボルトンだ。彼はタイムマシンの開発に没頭していたが、息子が死ぬと悲嘆に暮れ、忽然と姿を消したらしい。ある日、大きな物音を聞きつけてベッドルームへ駆けつけると、黒髪の男性が苦しげにうずくまっていた。彼の顔を見た瞬間、ジェーンの心臓は早鐘を打ち始めた。なんてこと……肖像画の男性にそっくりだわ!★ミネアポリスの名門一族フォーチュン家にまつわる愛や陰謀をドラマティックに描いて大好評のシリーズ『富豪一族の肖像』を12話連続で再刊行してお届けしています。人気作家がリレー形式で執筆する当シリーズ、今回はフォーチュン家の令嬢ジェーンが、過去からやってきた科学者と恋に落ちます。★

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