ハーレクイン・ロマンス小説 - マーゴ・マグワイア作品一覧

  • 打ち寄せる波のごとく 記憶をなくしたら
    3.5
    彼女が目を覚ますと、そこは見知らぬ寝室だった。何があったのか思い出そうとするが、自分の名前すら覚えていない。乗っていた船が難破し、浜辺に打ち上げられたところを、ノーウィック領主のバーソロミューに助けられたとのことだった。ところが彼はわたしが嘘をついているのだと疑ってかかる。どうやら彼は亡き妻の裏切りを経験して、女性を信用できなくなっているらしい。しかし次第に、彼の無愛想な態度の陰に隠されたあたたかみや、異母弟妹へのやさしさを知り、心引かれてしまう。わたしはいまだ、自分の正体も思い出せないというのに。★“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。★

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  • 打ち寄せる波のごとく【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    -
    ただ、あなたのそばにいたいの。残酷な真実を忘れて……。 目を覚ましたとき、彼女は見知らぬ寝室にいた。いったいどういうこと……? 自分の名前さえ思い出せないなんて。そこは、イングランド最北の町、ノーウィック伯爵の城だった。船が難破し、浜辺に打ち上げられていた彼女を散歩中の伯爵が見つけ、連れ帰ったのだという。マーガレットと呼ばれるようになった彼女は、伯爵が冷淡な態度の裏に隠した優しさに気づき、次第に心引かれていく。しかし、彼はマーガレットが嘘をついていると邪推し、城外に出ることを固く禁じた。これでは、まるで囚人だわ。だがある朝、突然よみがえった記憶が彼女を打ちのめす。ああ、なんてことなの――彼は愛してはいけない人だった! ■話題をさらったあの『マリアの決断』の著者、マーゴ・マグワイアの記憶喪失がテーマの物語をお楽しみください。記憶が戻り、自身が何者であるかを知ったとき、乙女が下したせつない決断とは? 最後まで息もつかせぬ波瀾の展開です! *本書は、初版ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 孤島の花嫁
    4.0
    ■一縷の望みをかけてやってきた絶海の孤島。この島の美しい自然は、私の味方になってくれるのだろうか。■両親が相次いで亡くなり、クリスティアーヌはただひとり、スコットランドの小さな町で迫害を受けていた。伯父の計らいでイングランドのビターリー島に嫁ぐことになったが、ここでも彼女は、島民から悪意に満ちた目で見られた。スコットランドとイングランドの両方の血を受け継いだ彼女は両国間の戦いが終わった今も、双方から目の敵にされてしまう。クリスティアーヌの居場所はもはやどこにもなかった。島の領主アダムも島民と同じく、私を花嫁とは認めないだろう。私を悪漢から守ってくれた勇敢なアダムに、私は心を奪われてしまったというのに……。
  • 孤島の花嫁【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    4.5
    無垢な花嫁はまだ知らなかった――その純粋さが、伯爵を遠ざけることを。 両親が相次いで亡くなり、クリスティアーヌはただひとり、スコットランドの小さな町で迫害を受けていた。伯父の計らいでイングランドの孤島の伯爵家に嫁ぐことになったが、そこでも彼女は、島民から悪意に満ちた目を向けられる。このつらい境遇もしかたのないことなのかもしれない。スコットランドとイングランドの血を半分ずつ受け継いだ身だから。両国の争いが終わった今なお、双方から目の敵にされてしまう。クリスティアーヌの居場所は、もはやどこにもなかった。島の領主で伯爵のアダムも、島民と同じく、私を花嫁と認めないだろう。悪漢から守ってくれた彼に、私は心を奪われてしまったというのに……。 ■波瀾万丈の物語に定評のあるヒストリカル作家マーゴ・マグワイアの珠玉作を初リバイバル! どこにいても針のむしろに座らされる思いをしている不遇の娘が、“つらい暮らしの島”と呼ばれる孤島の伯爵に捧げる愛は、いつか報われるときがくるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 精霊の花嫁
    3.0
    氏族の象徴である槍を守るために故郷を離れ、イングランドで過酷な旅を続けている族長の娘キーリンはまたもや敵が迫ってくる予知夢を見た。もうこの小屋も安全ではないと思った矢先、ケルト人に襲われたという伯爵が瀕死の怪我人を伴って現れる。高貴で美しい彼の姿を見て、キーリンは一瞬で恋に落ちた。でも、私の使命は聖なる槍を守ること。普通の幸せなど望んではいけない。たとえ伯爵の瞳の中に、情熱の炎が燃えさかっていても。
  • 薔薇と狼【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    -
    狼の名を持つ気高き騎士と、本来の姿を隠した薔薇の恋。 一介の田舎貴族の娘に、国王がいったい何のご用だというの?キットは王に呼ばれていることを知り、動揺のあまり逃げだすが、継父に連れ戻され、手ひどく折檻されてしまう。顔に大きなあざができ、服も泥だらけの彼女の前に、王の使者である黒髪のたくましい騎士、ウルフが現れた。実は前夜、キットは水浴びに訪れた湖で彼と出逢っていた――唇を奪われ、名をきかれても、彼女は答えずに立ち去ったのだけれど。ゆうべのキスを思い返すだけで、キットの体の奥がうずく。だがウルフは目の前の薄汚れた娘がゆうべ見初めた娘と気づいていない。複雑な思いを抱え、キットは彼に連れられて実家をあとにした。 ■義理の母と妹たちに、容姿について酷評されていたキットは、長いあいだ鏡を見ておらず、自らの美しさに気づいていませんでした。王の使いのウルフに連れられてロンドンへ向かった彼女には、この先、驚くべき出生の秘密とすれ違うばかりの恋が待っていて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 薔薇と狼
    4.5
    一介の男爵令嬢の私に、国王がいったい何のご用だというの?キットは王に呼ばれていることを知り、動揺のあまり逃げだすが、継父に連れ戻され、手ひどく折檻されてしまう。顔に大きなあざができ、服も泥だらけの彼女の前に、王の使者である黒髪のたくましい騎士、ウルフが現れた。実は前夜、キットは水浴びに訪れた湖で彼に出会っていた――唇を奪われ、名をきかれても、彼女は答えずに立ち去ったのだが。ウルフは目の前の薄汚い娘がゆうべ見初めた娘と気づいていない。複雑な思いを抱え、キットは彼に連れられて男爵邸をあとにした。
  • マリアの決断
    5.0
    「遺言には、所領はマリア・エリザベスに与えるとあります」客の言葉を小耳に挟んだマリアは驚いた。伯母に引き取られて以来、召使い同然に扱われてきたが、実は自分は公爵の娘で、亡き母の所領をもらえるらしいのだ。マリアは伯母の家を飛び出し、馬を駆って所領を目指した。所領まであと少し。そう思ったとき、突然近づいてきた別の馬のせいで、彼女は鞍から振り落とされた。もうろうとしつつ目を開けると、放蕩貴族然とした男が立っている。一分一秒も惜しいのに、彼が漂わす魅力的な雰囲気に行く手を邪魔されることになりそうだ……。
  • 未熟な淑女 テンプル兄弟の旅 II
    -
    かつて、アフリカで内乱に巻き込まれたサミュエルは、人に触れられると激しい嫌悪と恐怖を感じるというトラウマ心の傷に今も深く悩まされていた。彼の望みはただ一つ、学者として研究に没頭することだった。女性に触れることもなく……。ある日、彼は幽霊が出るという噂の宿を訪れ、宿に着くなり、誰かの手が体に触れるのを感じた。だが、そばには誰もいない。幽霊にも、この不思議な感触にも、何かからくりがあるはずだ。サミュエルは探るようにあたりを見まわした。★4月刊『聖なる刻印』に続いて、<テンプル兄弟の旅>の二作目をお届けします。前作のヒーロー、ジャック・テンプルの弟サミュエルが本作の主人公です。博物学者の彼が旅路の果てに見つけたものは?★
  • 闇に眠る騎士
    4.0
    シャーンは明るく活動的な半面、よく小さな失態を演じていた。そんな妹が自分の立身出世の妨げになると考えた兄によって、彼女は1週間後に修道院に送られることになっていた。最後の自由を楽しもうと、城を抜け出して森を散策中、突然、荒ぶる猛獣がシャーンに襲いかかってきた――次の瞬間、閃光のように矢がかすめ飛んだかと思うと猛獣がどっと倒れ、彼女の前に眼帯をした隻眼の騎士が現れた。その圧倒的な存在感と鋭い視線にシャーンは震え上がるが、騎士は問答無用で彼女を抱え上げ、どこへともなく歩きだした。

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