中谷比佐子作品一覧

  • 麁服と繪服
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    天皇が即位の儀式として執り行う践祚大嘗祭で欠かせない祭祀具「麁服(あらたえ)」と「繪服(にぎたえ)」。 この神聖なる二つの布の成り立ちと歴史に迫り、天皇即位の秘儀を読み解くものです。 忌部神社や愛知県稲武町の献糸会から提供される貴重な写真も多数掲載。 あらたえとにぎたえとは 天皇即位の皇室儀礼である大嘗祭は、7世紀には既に行われていたと言われている。天皇に即位する者たちによる口伝のため、この儀礼自体が秘儀とされてきた。 その中でも大変重要な調度品が、大麻繊維で織られた布「あらたえ」と絹布の「にぎたえ」と呼ばれる二種類の反物である。 令和の大嘗祭でも用意されたが、秘儀であるこの儀礼の根幹であるため、その使い方は明かされていない。 通説では、即位する皇子が儀礼が行われる深夜に、これらの布を身に纏い、祖霊である神々とひとつになることで、本当の天皇になると言われている。 古式に則り作られ供される二種類の布にフォーカスしながら、大嘗祭と日本文化について探っていく。 「あらたえ」は徳島県阿波の三木家によって作られる。三木家は古代から天皇の祭祀を務めていた氏族である忌部氏の末裔だ。彼らの手により育てられ、糸を紡ぎ忌部神社で織られた大麻織物「あらたえ」は宮中へと運ばれる。 大麻(おおあさ)は結界やお祓いの幣、神社の注連縄などにも使われており、日本では古来から神の宿る植物として大切にされていた。この霊力を使って神々との一体化をはかる。 一方の絹織物である「にぎたえ」は愛知県豊田市の稲橋八幡神社を中心に作られる。 植物由来のあらたえと、動物由来のにぎたえを使って神々とどのように儀礼を結ぶのか。誰もそれは知らない。
  • きもの解体新書 日本文化から学ぶ、多くのこと
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きものを知ることで見える日本の姿 「素材」「身体」「名称」「作法」「経済」 日本人が育んだ技術と教養が詰まっている。 きものを着るだけで、学んだことのなんと多いこと。 色の組み合わせを自然から学び、 仕立てから循環思想を、 素材から蚕の生態と医療の効能、神事を、 着ることで自分自身の骨や筋肉、身体の動きを、 着物を購入することで流通を学ぶ。 日本のあらゆる文化経済、歴史まで教わりました。 一つひとつの着物の宝を解体してお届けしよう、 というのがこの本の趣旨です。
  • きもの古今東西 風姿から学ぶ、土地の伝統文化
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 着物を通して見た東と西の文化の違いを考察 きもの研究家・中谷比佐子と、西の着物に精通している元祇園甲部芸妓・安藤孝子。二人の対談を軸に東西の違いを歴史的に、そして現代を眺めながら解説をしていく。日本文化のありようがわかり、人々が日本をもっと深く愛せるようになる。
  • きものごよみ三六五日 秋
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    日々、きものを着て生活をし、長年にわたってきものについてあらゆる経験、考察をしてきた著者のきものエッセイ。三六五日、毎日つづった日記にきもの写真を加えて楽しめる。今回は「冬編」に続く「春編」、「夏編」と続いたシリーズを締めくくる「秋編」。 それぞれのシーズンにどんなきものを着るかの指針になるとともに、著者ならでは目から鱗の着方、さらに日本文化の素晴らしさを改めて知ることができる一冊。 日々、きものを着て生活をし、長年にわたってきものについてあらゆる経験、考察をしてきた著者のきものエッセイ。三六五日、毎日つづった日記にきもの写真を加えて楽しめる。今回は「冬編」に続く「春編」、「夏編」と続いたシリーズを締めくくる「秋編」。 それぞれのシーズンにどんなきものを着るかの指針になるとともに、著者ならでは目から鱗の着方、さらに日本文化の素晴らしさを改めて知ることができる一冊。

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  • きものごよみ三六五日 夏
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    日々、きものを着て生活をし、長年にわたってきものについてあらゆる経験、考察をしてきた著者のきものエッセイ。三六五日、毎日つづった日記にきもの写真を加えて楽しめる。今回は「冬編」「春編」に続く「夏編」。「秋編」も刊行予定。 それぞれのシーズンにどんなきものを着るかの指針になるとともに、著者ならでは目から鱗の着方、さらに日本文化の素晴らしさを改めて知ることができる一冊。

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  • きものごよみ三六五日 春
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    日々、きものを着て生活をし、長年にわたってきものについてあらゆる経験、考察をしてきた著者のきものエッセイ。三六五日、毎日つづった日記にきもの写真を加えて楽しめる。今回は「冬編」に続く「春編」。以後、「夏編」、「秋編」も刊行予定。 それぞれのシーズンにどんなきものを着るかの指針になるとともに、著者ならでは目から鱗の着方、さらに日本文化の素晴らしさを改めて知ることができる一冊。 立読み版は→http://p.tl/huq9

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  • きものごよみ三六五日 冬
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    日々、きものを着て生活をし、長年にわたってきものについてあらゆる経験、考察をしてきた著者のきものエッセイ。三六五日、毎日つづった日記にきもの写真を加えて楽しめる。今回は冬編。つづいて春編、夏編、秋編も刊行予定。 それぞれのシーズンにどんなきものを着るかの指針になるとともに、日本文化の素晴らしさを改めて知ることができる一冊。 立読み版は→http://bit.ly/SZ3ZY5

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