山本素石作品一覧

  • 逃げろツチノコ
    4.0
    夢とロマンにあふれたツチノコ探索記の傑作が、40年以上のときを経て、大人気「黒本」シリーズ(「黒部の山賊」「山怪」等)の装丁を纏い、待望の復刊! 昭和40年代に日本中の話題をさらった幻の珍獣ツチノコ。 ツチノコはきっといると信じる著者・山本素石が、同志たちを引き連れ日本津々浦々を駆けめぐる様子を描く、ユーモアたっぷりの怪蛇探索記。 巻頭には、素石率いるノータリンクラブの活動をモチーフに小説『すべってころんで』(朝日新聞連載)を執筆した田辺聖子氏がツチノコ愛にあふれた一文を寄せる。 また、黒本版復刻に際し、月刊『ムー』編集長の三上丈晴氏が特別に解説文を執筆している。
  • ヤマケイ文庫 新編 溪流物語
    4.0
    遠くなる昭和の山村風景を舞台に、詩情ゆたかな表現と独特のユーモアをもって、渓流釣り文学に挑んだ山本素石。 旅情あふれる珠玉の釣り随筆。 その著書のなかでも傑作として名高い『釣山河』、『遙かなる山釣り』、『釣影』、『溪流物語』に収録された作品より25篇を厳選。 「山釣り逍遥」、「渓魚爛漫」、「釣師繚乱」の3章に新編集し、まとめあげた一冊。 旅情あふれる珠玉の釣り随筆がここにある。
  • ヤマケイ文庫 山棲みまんだら
    -
    ツチノコ、狐、山の怪・・・・・・。 昭和20年代、30年代の山里を舞台に繰り広げられる摩訶不思議な出来事や山人の暮らし。 『山釣り』、『新編 溪流物語』に続く、山本素石の著作ヤマケイ文庫化第3弾! 【目次】 第一章 ツチノコ幻談 ツチノコ談義/怪蛇襲来/ころがる・あたる/ツチノコ騒動/亀岡の五八寸/薬効あらたか“ゴハッスン”/ついに捕まったか/南半球のツチノコ/フィナーレ 第二章 山里夢幻 志明院の怪/狐井戸の由来/狐にやられた話/狐狩り異聞/なぜ化ける/口裂け女 第三章 山棲み遙か 原生林周辺の隠れ里/炭山の日々~居候の記、炭窯造り、山魚・湖魚/鈴鹿の樵夫/廃村茨川紀行~木地師元締の里、山家育ち、山中暦日なし、炉辺夜話
  • ヤマケイ文庫 山釣り
    4.0
    大人の釣り人を満足させる山本素石 珠玉のエッセイ。野人の風貌をもって、渓流釣り文学に挑んだ、山本素石。その最高傑作集を復刻。 釣りは文学化しうるということを、釣り師側から決定的に証明した山本素石。 今西錦司に愛され、開高健をうならせた、その作品群を「山中漂泊」、「異界草紙」、「辺境異聞」、「山人挽歌」の4テーマに分け、28篇を厳選、傑作集として編纂した1冊。 昭和中期の溪流風景から山びとの暮らしまでが見える名釣りエッセイの数々をはじめ、ネズミのてんぷらをエサにし、狐や狸に大アマゴを持ってこさせようとする痛快エッセイ「ねずてん物語序説」、そして「ころがる・あたる」など十八番のツチノコ物語も収録。 山本素石の生涯が知れる熊谷栄三郎氏のあとがきは、興味深いだけでなく、資料性がとても高い。 ※本書は1992年に朔風社より『山釣り・山本素石傑作集』として刊行されたものの最新復刻版です。

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