フィオナ・フッド・スチュアート作品一覧

  • 億万長者と穢れなき花嫁
    完結
    4.0
    ネーナは唯一の身内である祖父の告白に衝撃を受けた。祖父は病気でもう長くなく、事業の後継者が必要なため実業家ラモンと結婚してほしいという。ラモン・ビヤルバ…先日、屋敷を訪ねてきた人。ハンサムで素敵な男性だと思ったのに…私を値踏みしていたのね。祖父を安心させるため、気持ちを押し殺し結婚を承諾したネーナ。けれど結婚式の日、君を幸せにすると言うラモンの言葉に悲しみを募らせた。なぜそう言えるの? あなたに愛人がいることを私は知っているのよ。
  • さまよえる愛
    -
    スコットランド貴族の血を引く母が急逝し、インディアは先祖代々受け継がれてきたダンバー邸に帰ってきた。母は、あまり苦しむこともなく旅立ったという。悲しみに沈む彼女は散歩中、隣接する屋敷に滞在中のアメリカ人――ジャック・ブキャナンと偶然知り合った。大胆さと繊細さを併せ持つ彼に惹かれて邸宅に招いたところ、インディアは思わぬ事態に直面する。ホテル業界に君臨するジャックは、ここがすばらしいホテルになると強く主張したのだ。そして、ダンバー邸をめぐる愛憎劇の幕が切って落とされた。
  • 新妻の嘆き
    -
    ネーナは、唯一の身内である祖父の告白に衝撃を受けた。祖父は末期癌を患っていたのだ。そのうえ、事業の後継者が必要だから実業家のラモン・ビヤルバと結婚してくれと言う。そうしなければ、安心して旅立つことができないと。先日、あの傲慢そうな男性が屋敷を訪ねてきたのは、私を値踏みするためだったのね!まだ十九歳なのに、結婚なんてしたくない。でも、祖父に心配をかけたままでいるのは耐えられない。結局、ネーナは承諾するよりほかなかった。胸に芽生えたラモンへの憎しみを押し隠して。★期待の新作家フィオナ・フッド・スチュアートの日本デビュー作です。★
  • 二百年の恋
    -
    ナターシャ・ド・ソギュールは、絶縁状態にあった祖母の遺言により、突然フランスの広大な地所と館を相続することになった。そこでナターシャは、隣の古城に住む男爵ラウルと出会う。彼の一族とソギュール家は、数世紀も前から隣人同士らしい。ラウルは何かとナターシャの世話を焼こうとしてくるが、彼女はその言動の端々に、ソギュール家への敵意を感じていた。そんなある日、ナターシャはひょんなことから、自分と同じ名前の祖先が二百年前にいたと知る。どんな人だったのかしら?ラウルなら知っているかもしれないわ。だが先代のナターシャについて尋ねると、彼の表情が変わった。
  • プリンセスになる日
    -
    ヴィクトリアは主演作がカンヌ映画祭に出品され、世間の注目を集める新進のハリウッド女優。しかし、彼女は信じられないスキャンダルに巻きこまれた。そのとき、救いの手を差し伸べたのは、地中海にある公国のプリンス、ロドルフォだった。おたがいに惹かれるものを覚え、急接近した二人だったが、そこに彼の花嫁候補の高貴な女性が現れて……。
  • マドリードの公爵
    -
    スペインの大学に通い始めたジョージアナは、名づけ親の息子フアン・モンサントの屋敷で世話になることになった。彼は公爵の称号を持つ尊大な独裁者で、バスには危ないから乗るな、もっと地味な服にしろと、何かにつけてジョージアナに干渉してくる。十九歳なのに子供扱いされ、彼への反発心は募るばかりだ。その一方、フアンはまるでジョージアナを誘惑するような行動をとる。じっとこちらを見つめる目、魅惑的な笑み、そして、キス。どうして?いったいフアンは何を考えているの?もうすぐ彼は、良家の女性と結婚するというのに……。
  • 無垢なプリンセス
    完結
    4.0
    「さっき、君のお父さんに、君と結婚してほしいと頼まれたよ」。資産家の令嬢ガブリエラの前に現れた美男子がそう告げた。彼はマルドラビア公国のプリンス・リカルド。『ヨーロッパ中に名を馳せるプレイボーイと結婚なんてお断りよ!!』。幸い彼も結婚の意志はないようだけど、それはそれで複雑なガブリエラ。ところが、ある事情から二人は結婚せざるを得なくなり…!?
  • 無垢なプリンセス
    -
    父が、なぜ急に結婚しろなどと言いだしたのか、ガブリエラには皆目わからなかった。父が結婚相手として家に招いたのは、マルドラビア公国プリンス・リカルド。途方もなくハンサムで魅力的な男性だ。とはいえ、十九歳なのに結婚を無理強いされるなんてごめんだ。幸いリカルドにも結婚の意思はないらしく、ガブリエラはほっとした。だがその夜、事態は一変する。ディナーの最中に、父が急に倒れたのだ。彼はいまわの際に言った。「一カ月以内に結婚すると約束してくれ」死にゆく父を前に、ガブリエラは結婚の誓いをたてるしかなかった。★昨年デビューした新人作家フィオナ・フッド・スチュワートの最新作は、プリンスとの甘酸っぱい恋。ゴージャスな設定を得意とするフィオナの筆が冴えわたります!★

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