吉岡友治 - PHP研究所作品一覧

  • いい文章には型がある
    3.9
    文章はざっくりと三つの型に分けることができ、それぞれに「こうすればうまく書ける」というパターンがある。論理的な「主張型」の文章では、「問題→解決→根拠」の構成が読者にとって親切であり、接続詞「そして」は使わないほうがいい。物語や経過報告は「ストーリー型」に属し、小説では情景や行動の描写によって人物の心情を示すといった手法が用いられる。三つ目はエッセイなどの「直観型」。エッセイとは個人的体験から感想、そして直観的でかつ普遍的な思考、ものごとの本質を語るものである。直観は意外に間違えないから、論理的でなくとも人々を納得させることができるのだ。自己流にこだわった文章は未熟なものになるおそれがある。型というルールを学び、その上で自らの個性を発揮しよう! 文章指導のプロだから書ける実践的文章読本。

    試し読み

    フォロー
  • 必ずわかる!「○○主義」事典
    4.0
    「実存主義」「ポスト構造主義」「原理主義」「功利主義」「フェティシズム」「ポピュリズム」……。あなたはきちんと説明できますか?本書は、世の中にあふれる「○○主義」「○○イズム」の意味を、政治・生き方・性癖・芸術・権力構造など13のジャンルで、それぞれの主張の相関関係を明らかにしながらわかりやすく解説!例えば、「Chapter1 いったい、どれが一番『自由』な考え方なのだろうか?」では、2つの「自由主義」、リベラリズムとリバタリアニズムについて考察。「リベラリズムでは自由を守るために国家による介入をある程度容認するのに対し、リバタリアニズムでは自由放任を重視する、つまり市場原理主義と似ている」と解き明かし、さらに関連するコミュニタリアニズムやネオ・リベラリズムにも言及する。聞いたことはあるけれど正しく説明できない、知ったかぶりして会話で恥をかきたくない、そんな人におすすめの一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 世の中がわかる「○○主義」の基礎知識
    3.2
    右を見ても左を見ても、世のなか「○○主義」、「○○イズム」のオンパレード。政治体制(民主主義、立憲主義など)、芸術の表現(ロマン主義、ダダイズムなど)、性癖や趣味(サディズム、フェティシズムなど)、人事制度(成果主義など)……。誰もが一度は耳にしたことがあるこれらの言葉の意味を、正しく説明できますか? リベラリズムとリバタリアニズム、より自由なのはどっち? 保守主義と原理主義はどう違う? 民主主義と独裁制が矛盾しない? 構造主義、ポスト・モダニズムって何? 本書は、知っているようで知らない「主義・イズム」を、根本からやさしく解説。哲学から個人の生き方まで90余の「主義・イズム」を網羅しました。さらに各章末には「主義・イズム」の相関図がついており、あらゆる思想の「脳内マップ」を構築することができます。学生や、もう一度教養の基礎を学びなおしたい方に、ぴったりの一冊です。

最近チェックした本