ばたこ作品一覧

  • シャバの「普通」は難しい (1)
    4.7
    監獄育ちのエルマは恩赦として監獄から「釈放」させられる。王宮付き侍女となったエルマは、母の言いつけ通り「普通」の少女を目指すが、その常識外れな能力や行動は、やがて王宮全体を揺るがすことに。
  • 猫とかんざし
    完結
    -
    江戸時代。結い髪文化となり装飾として注目され魔を払うとも言われたかんざしの最盛期。かんざし職人の父とその娘・おりんと飼い猫スズの元には様々な事情でかんざしを贈りたい客が訪れた…一本のかんざしが繋ぐ人情猫物語!
  • お義母さん、ちょっと黙ってください―くそばばあと私の泥仕合な日々―
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    大阪在住、トンデモ「くそばばあ」を義母に持つ嫁・ばたこさんの驚愕と悲哀を、テンポのいい関西弁でユーモアたっぷりに綴った一冊。デリカシーは大和川に捨てたと豪語する義母は、嫁の家に合鍵で押し入って冷蔵庫を漁り、市役所ではマイナンバーを7の連番にしてくれと要求する。義実家との終わりなき泥仕合は今日も続く!!
  • 化学探偵Mr.キュリー
    4.0
    研究捏造、ホメオパシー、人体実験、隠蔽、政治的闘争――大学に潜むあらゆる闇を暴くのは、天才の名を冠するひとりの准教授だった。卓越した知識と鋭敏な頭脳で描き出す、傑作化学ミステリ!
  • 芸者さんの言うとおり
    5.0
    半玉(見習い芸者)と箱屋(芸者のお世話係)の禁断の恋。着物の知識も得られる“ロマンス&レトロ”ストーリー! 時は昭和3年浅草。東洋初の地下鉄が開業し人にも町にも活気があふれていた頃。華やかな花柳界の裏側に陰で支える人たちがいた。浅草の花柳界の窓口、「見番」で働く男性の事を箱屋と呼ぶ。彼らはマネージャーのように、時には家族のように、芸者たちのサポートをする。もちろん芸者と箱屋の間での恋愛はご法度だ。孝三は新米の箱屋、小梅は半玉三年目の芸者。じつはふたりは秘密の恋人同士だった。きっかけは小梅からだった。借金の形に花柳界に入った小梅は恋愛経験がなく、周りに孝三以外の若者がいない。恋愛経験を積めば芸にも幅が広がると考えてのことだった。もちろん小梅は将来旦那(金銭的支援をしてくれる贔屓の客)が付き、水揚(旦那と初めての肉体関係を持つこと)される身であるので、孝三との恋愛はごっこ遊びのようなものだ。しかし恋人関係を演じるうち、お互いに少しずつ惹かれてあっていき…。COMICリュエル連載中から「切なすぎる!」と話題を呼んだラブストーリー。みずから着付けもする著者だから描ける着物のディテールにも注目!
  • 獣人と囚われの少女(1)
    完結
    5.0
    ウイルスによって人間の大半が死んでしまった世界。たった一人の生き残りの少女、マルーは、"獣人"たちによって塔で保護されていた。幼いころからマルーと仲の良かった獣人・カイは、マルーを献身的に支えているが、獣人によって両親を殺されたマルーは、かつてのように笑顔を見せてはくれなくなっていた。ある日、マルーが最後の人間として、施設で検査されることになり――。
  • 夢よみ珈琲喫茶店(1)
    完結
    -
    「こういうの、ひと目惚れっていうのかしら」ある珈琲喫茶店の手伝いをしている松田楠緒子(まつだなおこ)は、今日もマスターの淹れる珈琲にうっとりとしていた。マスターが淹れる珈琲は、ちょっと不思議。一口飲むと、飲んだ人の心に秘めている思いや、記憶を呼び覚ます力があって…。ばたこが描くノスタルジックラブストーリー。

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