原田伊織作品一覧

  • 真説 幕末動乱史 狂気の勤皇思想がもたらしたもの
    NEW
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    1巻1,760円 (税込)
    ◎兵を見捨て逃げ帰った徳川慶喜 ◎海軍伝習所を留年させられた勝海舟 ◎金まみれの長州汚職閥 ◎勅諚も錦旗も偽造した岩倉具視 幕末維新史を書き換える決定版! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 知ってはいけない明治維新の真実
    4.3
    徳川政権末期の「徳川近代」という時代の存在は、明治新政権が政治的に江戸時代を全否定することによって抹消されてしまった。本書は、幕末・明治を揺るがした事件を年代順にたどり、勝者である官軍によって歪められた嘘を一つ一つ丁寧に検証していく。 幕臣たちはあの時、何をしていたのか。明治近代という非日本的な時代を清算することにより、江戸以前より脈々と続く、日本の歴史の真実を解き明かす。
  • 日本人が知らされてこなかった「江戸」 世界が認める「徳川日本」の社会と精神
    3.0
    ◆ベストセラー『明治維新という過ち』の著者が解き明かす、 明治近代が貶めた「江戸」の価値! ◆日本人なのに江戸を知らない!? ・日本人を輸出したキリシタン ・幕府は鎖国などしていなかった! ・派遣、アルバイトで成立していた大名行列 ・江戸~京都約3日! 超特急の飛脚たち ◆世界が学ぶ江戸のエッセンス 今日私たちが「伝統文化」と呼んでいるものの多くは、江戸期に完成されている。それらが失われつつある現在、むしろ外国人によって日本の美点、江戸のすごさが発見されてきた。近代工業社会や資本主義の行き詰まりに対して、世界が期待するのは江戸の持続可能性やそれを実現できる価値観だ。日本人は明治近代が江戸という時代を強く否定したせいで、自らの歴史を正しく知らずにいる。土中深く埋め去られた江戸を掘り起こす! 世界でも最長にわたる平和な時代を維持した江戸――その高度な社会システムとオリジナリティに満ちた精神文化の由来を知る!
  • 小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 ~幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新~
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    徳川が構想した「近代」があった。 元号が明治に改元される5か月前、幕臣小栗上野介忠順が新政府軍に取り調べを受けることなく斬首されるという事件が起こった。後に大隈重信によって「明治政府の近代化政策は、小栗忠順の模倣にすぎない」とまで称された逸材である。 万延元年(1860)、小栗は、日米修好友好条約の批准書交換のために派遣された徳川幕府遣米使節の目付としてアメリカを訪れた。そこで目にしたのは工業化、近代化が高度に発展した大国の姿だった。小栗は、工場で手にした一本のネジとともに帰国。日本の近代化に着手する。横須賀に製鉄所、築地に日本で最初の本格的なホテルを建造し、さらには近代的な陸軍の創設にもかかわった小栗の歩みを照射することで、幕臣らによって進められていた「徳川による近代化」の全貌をひもといていく。 さらに、咸臨丸でアメリカに渡った遣米使節の一員だった秀才・小野友五郎など、ニッポン近代化の礎として活躍した幕府のテクノクラートの足跡を辿り、なぜ彼らの功績が埋没したかを検証。抹殺された歴史の真実を解き明かす。 ※この作品は単行本版『消された「徳川近代」明治日本の欺瞞』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方
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    武蔵国多摩郡に生を受け、新選組副長として京都で勇名を轟かした土方歳三。鳥羽伏見の敗北後、不屈のリーダー・近藤勇が捕縛斬首され、天才剣士・沖田総司が肺結核で世を去っても、土方は新政府軍と戦い続ける。戊辰戦争を最後まで戦い抜き、函館で銃弾に斃れるまでの35年の生きざまを佐幕視点で見つめ直す。薩長の新政府=正義、という図式が取り払われると、時代遅れの殺人集団として論じられている新選組とそれを率いた土方の実像が浮かび上がる。
  • 三流の維新 一流の江戸
    3.7
    1巻1,485円 (税込)
    ベストセラー『明治維新という過ち』著者が「人口と経済」から初めて江戸と維新を斬る! 一本の長い時間軸を引き、正直な史実をフラットに、政治的な感情を込めずに検証。維新政府に全否定され、土深く埋まったままの江戸を掘りおこし、引き継ぐべきDNAを時代の空気と共に解明。あなたが習ってきた歴史が一気に覆る!
  • 三流の維新 一流の江戸 明治は「徳川近代」の模倣に過ぎない
    5.0
    人類史に例を見ない250年にも及ぶ長期平和を維持した江戸。その裏には「江戸システム」という持続可能な資源循環システムが息づいていた。一元主義的な西欧型資本主義が破綻しつつあるいま、世界が江戸の多様性に注目している。「2020年東京オリンピック以降のグランドデザインは江戸にある」と断言する著者が、一本の長い時間軸を引いて、史実を忠実に検証する。
  • 昭和という過ち この国を滅ぼした二つの維新
    値引きあり
    3.0
    日本を軍国ファシズムへとみちびいた昭和維新は、歴史を歪めた長州人によるテロリズム至上主義から始まっている。幕末の志士と昭和の青年将校の共通点とは。なぜ無謀な戦争をはじめ、一貫性のない戦略を策定し、愚かな戦術を繰り返したのか。それは天皇原理主義者による天皇の政治利用と、政官財の癒着の構図にある。その真相を明らかにするとともに、現代までつながる日本の問題点を浮き彫りにする。
  • 大西郷という虚像
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    「明治維新のもう一方の担い手である薩摩はどうなのか?」「吉田松陰や木戸孝允がテロリストなら西郷はどうなのか?」「大西郷は明治新政府にとって好都合な虚像ではないのか」等々。『明治維新という過ち』(毎日ワンズ刊)を拝読して感動した私たちは、原田伊織先生にこんな疑問を投げかけ、執筆を依頼しました。原田先生は「実はそこを書かねば明治維新のまやかしをハッキリすることは出来ないと思っていました。しかし、これで長州に次いで薩摩にも行けなくなるなぁ(笑)。でも 書きましょう」と快諾をいただき、1年に及ぶ執筆期間を経て完成したのが本書です。「歴史の検証にタブーと例外があってはならない。たとえ“大西郷”であっても虚像は剥がさねばならない」。『明治維新の過ち』『官賊と幕臣たち』(ともに毎日ワンズ刊)を読んだ人も、読んでいない人も、維新の実相を明らかにする“原田ワールド”にたっぷりと浸ってください。
  • 明治維新 司馬史観という過ち
    4.8
    1巻1,375円 (税込)
    ── これが「書生の革命」(司馬遼太郎)ですまされるか!? ── 「御所を砲撃し、天皇を拉致しようとした長州がなぜ尊皇なのか!?」 「西郷&勝の無血開城の美談はウソだった! 」 「会津戦争の戦死者を半年間も野ざらしに! 人道に反した新政府」 「新政府一等官の月給は、なんと750万円に値する超お手盛りだった!」 「現代にもつながる、「権力は金になる」という“長州型政治”」 「長州汚職閥の親分、木戸孝允」 「明治新政権を支えたのは、徳川直参と賊軍だった」……ほか。 「明治維新至上主義」では歴史を見誤る! 近代日本史の根底をくつがえす新・維新論!
  • 明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〔完全増補版〕
    3.7
    1~3巻715~946円 (税込)
    維新150年、偽りの歴史を斬る。共感と論争の問題作、ついに文庫化!幕末動乱期ほど、いい加減な美談が歴史としてまかり通る時代はない。京都御所を砲撃し朝敵となった長州を筆頭に、暗殺者集団として日本を闇に陥れた薩長土肥。明治維新とは、日本を近代に導いた無条件の正義なのか? 明治維新そのものに疑義を申し立て、この国の「近代」の歩みを徹底的に検証する刮目の書。

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