草野善彦作品一覧

  • G・チャイルドの「都市革命論」と日本古代史 ー「近代天皇制批判」の問題点をも念頭に
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    1巻1,200円 (税込)
    「本書は、拙著『「倭国」の都城・首都は太宰府』で述べた、古代国家は都城・首都を核に誕生・発展するという見地を、ゴードン・チャイルドの「都市革命論」によって補強したものです」(「はじめに」より)。著者は、『記・紀』の記載をみるかぎり、7世紀以前には「都城・首都およびそこに定着した王宮がない」ことに注目し、大和朝廷の存在を前提とする従来の日本古代史の常識を問い直す。
  • 「邪馬台国」は北九州と『日本書紀』に ――なのに、なぜ論争なのか――
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    「憲法改正・天皇元首化」問題(自民党案)が急浮上。 本書は邪馬台国の首都は北九州という、『日本書紀』の記載を視野に、古代国家の成立は首都の考古学的確認という、新視点で戦前・戦後憲法第一条の、“国定”日本古代史の真偽を探求。 【著者プロフィール】 草野 善彦 1933年12月16日、神戸に生まれる。 1957年 武蔵野美術学校(大学)西洋画家卒 《著書》 『天皇制国家唯一史観を疑う』(光陽出版社) 『天皇制批判と日本古代・中世史』(本の泉社) 『放射性炭素年代測定と日本古代史学のコペルニクス的転回』(本の泉社) 『放射性炭素14C測定と日本古代史』(国際教育研究第24号収録、東京学芸大国際教育センター) 『二世紀の卑弥呼「前方後円墳」真の構築者──「日の丸」「君が代」と日本古代史学』(本の泉社) 『天皇制は日本の伝統ではない──墓より都 君が代──』(本の泉社) 『消された日本古代史を復原する──マルクス主義の古代国家形成論にたって──』(本の泉社) 『「邪馬台国論」の新視点およびマルクス主義と儒教』(本の泉社) 『墓より都──日本古代史学の深層と「日の丸、君が代」の真実』(本の泉社)

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