中津文彦 - 祥伝社文庫作品一覧

  • 奥州平泉 黄金伝説の殺人
    3.0
    平泉で黄金伝説の取材中、藤原三代を支えた金鉱脈の新説を偶然耳にした新聞記者・吉川小百合。スクープに胸躍らせ現場を訪れたが、そこには黄金ならぬ女性の死体が…!“定説”に隠された真相に現代の事件を絡め、独自の史観で描く歴史推理。

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  • 秘刀
    4.0
    奥州安倍氏の「湾刀」技術を盗み出せ!――「前九年の役」が膠着していた天喜四年暮れ、陸奥国守・源頼義の嫡男義家は若き刀工に密命を下した。朝廷軍が蝦夷に惨敗したのは、無類の切れ味を誇る湾刀に、大和の直刀が太刀打ちできなかったからだった…。日本刀剣史上の空白とされる湾刀の誕生に、大胆な推理の光を当てた力作歴史長編。

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  • 復讐航路
    -
    横浜を出航し、二週間余をかけ沖縄、マニラ、香港を回る豪華客船へいあん丸の旅。この贅沢なツアーに講演者として同船した作家・中小路は、寄港地沖縄でツアー客の一人が何者かに襲われる事件に遭遇。犯人は同船者と睨んだ中小路は、密かに捜査を開始した。やがて乗客たちの意外な過去が次々と明らかになり、ついに殺人事件が発生した…!

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  • 闇の弁慶
    -
    壇ノ浦の海戦で源氏は平家を滅ぼした。この勝利は熊野水軍なくしてはあり得なかった。では誰が、熊野水軍を始め全国の水軍を掌握し得たのか?その人物こそ「伝説上の人物」として正史が抹殺した武蔵坊弁慶であった。しかも、平家討滅を策し、その密命を弁慶に発したある人物の名も、歴史は伝えていない…。平家滅亡の知られざる真相を描く傑作歴史推理。

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