鳥羽亮 - 光文社作品一覧

  • 指哭(しこく)~強行犯刑事部屋~
    3.3
    1~2巻605円 (税込)
    西浅草署の刑事・高杉順平(たかすぎじゅんぺい)の自宅に送られてきた身元不明の人差し指。数日後、人差し指の欠けた遺体が発見され、ズボンのポケットには猿の絵が描かれた紙が。その後も続く殺人。そして、「容疑者」は次々に殺されてしまう。真犯人は誰か。そして、「指が語る」もうひとつの事件とはいったい――。当代屈指の人気時代作家の名作警察小説シリーズ第1弾、待望の文庫化!(『指が哭く』改題)
  • 居酒屋宗十郎 剣風録
    3.0
    神田花房町にある居酒屋『福田屋』の離れで寝起きする滝川宗十郎。小身旗本の家を出て福田屋の居候となった宗十郎は、福田屋の仕事を引き受けている。それは、福田屋が表の居酒屋とは別に手掛けている「闇の仕事人」だった。柳生新陰流と一刀流をもとに編み出した神速の剣で、悲劇の道場を救うことができるのか。息を呑む剣戟が溢れる、著者渾身の新シリーズ開幕。
  • 死笛 隠目付江戸日記(一)
    3.0
    息子に家督(かとく)を譲り隠居状態の駿河国・江崎藩元藩士・海野洋之介(かいのようのすけ)のところに、人殺しの知らせが。殺されたのは江崎藩の藩士。しかも、喉元を一文字に切り裂くという手練れの仕業だった。藩から隠目付を依頼された甲源一刀流(こうげんいっとうりゅう)の達人・洋之介の前に、次第に藩を揺るがす大きな疑獄が浮き彫りになってきた――。人気時代小説作家・鳥羽亮が満を持して放つ新シリーズ。
  • あやかし飛燕 隠目付江戸秘帳
    3.0
    釣宿の亭主となった駿河国江崎藩の隠目付・海野洋之介。大川で死体であがった男が釣り仲間である大店の息子と分かり、父親から敵討ちを頼まれる。探索で下手人として浮かび上がったのは、江崎藩の代官を斬って出奔した秘剣「飛燕」の遣い手だった。洋之介はいかに敵を討つのか。頼もしい助っ人に心形刀流の遣い手も加わって、迫力と爽快感が増した新シリーズ第一弾。
  • 獄門首(ごくもんくび)
    4.0
    1~2巻660~770円 (税込)
    流れ稼ぎの夫婦盗賊の子に生まれた余助は、強盗団の大金を横取りしようとした父母が潜伏先で殺されたため、4歳で孤児になった。爾来、寺に引き取られ雛僧になったのを皮切りに、次々に生きる場所と名前を変えていく。未知なる世界で様々な知識を授けられた彼は、やがて、江戸入りした後、豪商や公儀を相手に「大仕事」に取りかかった! 痛快無比の大盗賊伝!
  • 斬鬼狩り~船宿事件帳~
    -
    駿河国江崎藩の隠目付だった海野洋之介は、藩の仕事を離れ、深川今川町の船宿「舟政」の亭主に収まっている。好きな釣りをしながら客に料理を出すなど静かな生活を楽しんでいた。そこに舟政の客である両替屋の稲兵衛が殺されたという知らせが入る。友の敵を討つべく洋之介は動きだす――。隠目付シリーズの主人公が新たな活躍をする著者渾身の新シリーズ開幕。
  • よろず屋平兵衛 江戸日記~三人の用心棒~
    3.0
    1~2巻660円 (税込)
    浅草福井町の稲荷通りにある居酒屋「吉田屋」は、主の佐竹平兵衛が住人の揉め事の相談にのることから「よろず屋」と呼ばれる。ある日、よろず屋に老舗料理屋の娘が駆け込んできた。ならず者たちに店を譲れと脅されているという。解決に乗り出した平兵衛の前に人斬りの異名を持つ男の影が。平兵衛が神道無念流の剣で悪に立ち向かう。著者畢竟の新シリーズ開幕。

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