松生恒夫 - PHP研究所作品一覧

  • 健康の9割は腸内環境で決まる
    3.0
    2019年「国民生活基礎調査」によると、便秘を感じている人の数は431.5万人。また、大腸がんの罹患者の数も1975年と比較すると8倍以上増え、15万人を突破した。これまで5万件以上の大腸内視鏡検査をおこない、日本人の腸を見続けてきた著者は、これら疾患の原因は現代の日本人の食物繊維不足にあると警鐘を鳴らす。大腸がんの罹患者が少なかった1960年代頃まで多くの日本人は、大麦を使った麦ご飯で食物繊維を摂取していた。そのメリットは、ご飯として毎食、手軽に摂れること、さらに大麦には水溶性食物繊維が多く含まれていることだ。水溶性食物繊維は、私たちの健康に不可欠な「酪酸」を多く産生するための原料になる。近年、酪酸には、整腸作用のほか、潰瘍性大腸炎などの腸疾患の改善、自己免疫疾患の抑制、肥満細胞の抑制、血糖値のコントロールなどの効果が判明してきた。腸内環境を整えることで疾患の多くが改善する可能性がある!
  • 腸に悪い14の習慣 「これ」をやめれば腸が若返る
    3.5
    大腸ポリープ摘出を経験した、石田純一さん推薦! 「医学的に証明された最強の超(腸)健康法。これでプラス10年、長生きできそうです!」30年間、4万人の腸を診てきた「腸専門医」が、世に蔓延する「腸をダメにする習慣」に警鐘を鳴らす! 「免疫細胞の6割は腸に存在する」という言葉通り、若々しく、病気知らずの体をつくる土台となる器官・腸。しかし、腸をダメにする習慣を知らず知らずのうちに続けてしまっている人は、あまりに多い。たとえば「糖質オフダイエット」や「一日一食」といった健康法。あるいは「マクロビオティクス」やヨーグルトといった食事も、じつは腸を悪くする原因になっているのだ。あなたが健康にいいと思っていることが、不幸にも老け腸や不調の原因となっている。4万人の腸を診てきた名医が、豊富な臨床経験と最新の医学的実証をもとに「やめるだけ」で腸が若返る習慣を明らかにする。第1章 間違った健康法が、腸を老けさせている/第2章 腸に悪い10の「食べ方」/第3章 腸に悪い4の「暮らし方」/第4章 日本人の腸、昔はよかった?/第5章 腸によい油、悪い油/第6章 「腸内フローラ」が果たす役割/第7章 腸プラスの習慣6/第8章 体型別・腸プラス健康法/付録 いつまでも若い腸をつくるレシピ

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  • 日本一の長寿県と世界一の長寿村の腸にいい食事
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    世界一の長寿村として知られる、イタリア・チレント地域のアッチャロリ村。そして日本一の長寿県として有名な長野県や滋賀県。これらの地域で食べられている食事には、共通点があった。それは、「地中海式和食」という食事スタイルである。地中海式和食とは、ハーバード大学が提唱した「地中海型食生活」に、和食のよい点を足した「いいとこどり」の食生活である。具体的には、 ●1. 発酵食品を取り入れる ●2. 野菜、穀物(大麦・もち麦ごはんやライ麦パン等)魚介類を中心に食べる ●3. 油はエキストラバージン・オリーブオイル という3つの食べ方を取り入れたものだ。さらに本書では長寿県・長寿村で食べられている「味噌」「漬物」「リンゴ」「みかん」「麦飯」「青魚」などの食材に焦点をあて、「長寿」ならぬ「腸寿(ちょうじゅ)」をもたらす食事について、様々な医学的エビデンスをもとに検証する。地中海式和食は、がん予防のみならず、糖尿病、認知症、アンチエイジングにも効果が期待できる「スーパー腸寿食」なのである。地中海式和食という考え方を縦糸に、長寿県という調査結果を横軸にした本書を読めば、何をどのように食べれば、健康でいきいきと長生きできるかが明らかになる。30年間、4万人の腸を診てきた腸専門医による、「腸にいい食事」決定版。 【第1章】腸寿食で長寿になった県 ●長野県はなぜ長寿なのか ●滋賀県の腸寿は麦飯にあり? 【第2章】大腸がんが少ない「あの県」の腸寿食 ●大腸がんを防ぐ温州みかん ●愛媛県のスーパー腸寿食とは 【第3章】沖縄クライシスから見えてきた「腸に悪い習慣」 ●沖縄の健康長寿が崩壊した理由 【第4章】世界にもあった腸寿食 ●ハーバード大学による地中海型食生活のモデル ●世界一の長寿村――イタリア・アッチャロリの食事

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