梶山直美 - 青泉社作品一覧
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-いくら尽くしてもお金と身体を搾取されるだけ。「本命」にはなれない私…。昭和初期、故郷を捨てて愛する龍之介と駆け落ちし、上京したひさ江。しかし、派手な生活で借金を抱えた龍之介に連れて行かれたのは、女が身体を売る場所だった…。(『夜想曲』安藤なつ)人魚の首を祀る神社がある村に、大学のサークル合宿で訪れた恵美子とその恋人の矢島。他の女といちゃいちゃする矢島に対して何も言わない恵美子は、周囲から「都合のいい女」と言われていたが、心の内ではある決意を固めていた…。(『生首問答』大橋薫)愛する人に利用され捨てられた女たちの悲哀や復讐を描いた5作品を収録した『女たちの事件簿』第41弾!!
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-玉の輿で嫁いだ先は裏切りに満ちた家だった――。身寄りも財産もない女が結婚したのは会社社長の子息。やさしい夫と何不自由ない暮らしを手に入れるが、息子に釣り合わない嫁に冷たい義母、わがもの顔で家に出入りする女占い師とその娘が、女の幸せに影を落として…。(『影の婚礼』はざまもり)出会い系で知り合った若い男と浮気を楽しむ美貌の主婦は、中学生の娘に痴漢したのが自分の浮気相手だったと知り――!?(『ありふれた事件』小沢孔璃子)理想の生活を演じながら、一皮むけば欲望のままに周りを傷つけ裏切る家族の闇を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第43弾。
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