中野東禅 - 創元社作品一覧

  • 日本人のこころの言葉 良寛
    5.0
    良寛を評して「最も日本人らしい日本人」という言葉があるが、良寛ほど多くの日本人を魅了してきた人物はいない。詩歌と書に優れ、暮らしぶりは清貧そのもの。子どもたちと手まりに興じ、平凡な日常を送る村人たちとも無心につきあいながら、なお孤高の精神世界に遊ぶことができたこの禅僧は、何を思い、何を望んで一生を過ごしたのか。乞食と漂泊に培われた人間性からほとばしり出た言葉は、欲にまみれた現代に猛省をうながす。
  • 縁を生きる
    -
    私たちは、縁があって生まれ、やがて死んでいきます。生も死も数え切れない縁によって成り立っているのです。仏教では、あらゆる存在は縁によって起り、その縁はいろいろな条件の集合であると考えます。出家してから60数年、ブッダの教えにのっとって「いまをどう生きるか」を説いてきた著者が、「命の縁」と「人間関係の縁」、さらにはそれらがクロスする「こころの縁」を輝かせるにはどうすればよいかを説きます。

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