向後善之 - コスモス・ライブラリー作品一覧

  • パワー オブ ダンス 統合セラピーの地図
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    本書では、2013年に亡くなったセラピスト吉福伸逸のセラピーのあり方をベースにして、心を「思考」、「情動」、「存在」、「ダンス」の4つのエリアに分類して扱います。 人という「存在」があり、その存在が生きて行く中で様々な出来事を経験するたびに、感覚・感情を含む「情動」が働き、その情動の動きを理解する「思考」が働きます。「情動」と「思考」が働く際には、自分とは異なる他者という「存在」との関係性が影響します。その関係性の中で、自己と他者の「情動」と「思考」が複雑に作用し、その結果、その人の「存在」そのものが変容して行くのです。その関係性の中における相互作用を、本書では「ダンス」と呼んでいます。 それぞれのエリアに適するセラピーがあります。そして、クライアントという「存在」とセラピストという「存在」がダンスをしながら、「情動」と「思考」に変化が自然に起こって行くというのが、あらゆるセラピーに共通するプロセスです。
  • 吉福伸逸の言葉 トランスパーソナル心理学を超えて追及した真のセラピーとは?
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    現在、日本で心理療法、ボディワーク、スピリチュアリティ、エコロジー、ホリスティック医療といった分野で第一人者として活躍している方々の多くが、1980年代に吉福さんの影響を強く受けています。 吉福さんは心理療法のセラピストであるとともに翻訳家、著述家として一般には知られていますが、一方で、アメリカの現代思想家、哲学者たちと多くの対話をし、社会のあり方や生き方などについて深い思想を巡らせた思想家でもありました。 この本ではさまざまな角度からそんな吉福さんが語った【吉福伸逸の言葉】について紹介していきます。  ●その言葉が彼のどんな人生体験から生まれたのか?  ●どんな時代の背景に影響を受け、何に興味をもっていたのか? そういったところを見ていけたらと思います。そのためにもまずは最初に、吉福さん自身がどんな人生を生きたのか、その軌跡を順に追ってみます。彼の経歴を知ることは、彼が語る言葉の背景を知る上で大切だと思うからです。(第1章より)

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