ハーレクイン・ロマンス小説 - ジェニー・アダムズ作品一覧

  • 愛なき求婚
    3.0
    宝石会社を経営する幼なじみのマックスの手助けにフィービーは有能ベビーシッターとして駆けつけた。傲慢で素っ気ない態度の彼と衝突する毎日。時折見せる彼の熱いまなざしに惑わされたりせず、たまらなく惹かれているのを悟られないようにしなくては。ところがある夜、ふたりきりになるとマックスが急に切り出した。「結婚しよう、そうすればすべて解決する」まじめで分別のある彼が、私にプロポーズ?天国にのぼったようだった心は、次に続く彼の言葉でうちくだかれた。★13歳年上の彼への思いに心揺れるフィービーと、内心は同じくらい動揺しているマックス。作家のフレッシュな感性が光ります。★
  • 王妃への招待状
    5.0
    メルは幼いころに両親を自動車事故で亡くし、冷酷な伯父夫婦の家で使用人同然の生活を送っている。もう我慢できない! メルは家出してメルボルンの空港に向かおうと決め、夜明け前にあらかじめ手配しておいた車に乗ると、そのまま眠りに落ちた。車の運転手がひどくセクシーで物腰も洗練されていることを意識しながら。■ヨーロッパの王国ブラストンの王子リックは、眠り姫のように眠る女性をプライベート・ジェットで故国へと運んだ。リックは国王である父親から半年以内に妻をめとることを迫られ、留学生時代の友人ニコレットに期間限定の結婚話を持ちかけていたのだ。だが、やがて彼は自分がニコレットに瓜二つの従妹を連れてきたと気づく。■ボスと秘書のロマンスを描いて人気のジェニー・アダムズが初めてロイヤルものを手がけました。人違いからプリンスの結婚相手としてヨーロッパの王国で暮らすことになったヒロインの運命は……?
  • 魔法のハーブを求めて 恋人たちのレストラン
    -
    父親が経営するレストランの自慢メニューが危機に瀕している。娘のイザベラは、気が気でなかった。ソースに入れるバジルが、王家の城の庭だけに生える貴重なもので、いつもは父が忍び込んで摘んでいたが、病気で倒れてしまったのだ。バジル摘みは、店で働くイザベラの手にゆだねられた。城には王子のマックスが住んでいるが、こもりがちで謎めいた存在。村の娘をさらっては地下牢にとじこめているという噂もある。バジル採りに行って、もしも王子に見つかったら?イザベラはおびえながらも、月の夜になんとか庭に入り込んだ。だが、すぐに馬に乗った黒ずくめの男が彼女のほうに迫ってきた。あれが噂の王子なの? 大変、つかまったらどうしよう!
  • 幸福な夜明け
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    リリーは若いながらも、秘書を派遣する会社の経営者。事業は順調に拡大していた。少なくとも、今日までは……。それが今、派遣した秘書の失態で、すべてを失いかけている。怒ったクライアントは一方的に契約の打ち切りを告げてくるし、小さな会社には致命的な悪い噂さえ流されかねない勢いだ。なんとしても、そんな事態だけは避けなければ!リリーは先方の会社に駆けつけ、経営者のザックに直談判した。必死に弁明し、解決策を提案していたというのに、ザックは熱いまなざしで彼女を見たかと思うと、こう言ったのだ。「君が僕の秘書として働く。どうだい?これが僕の提案だ」
  • 遠ざかる愛
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    「君との友情を復活させたいんだ」再会したジャックに言われて、ティファニーは困惑した。数カ月前、彼女はジャックに秘めてきた恋心を打ち明けたが、かえって二人の間は気まずくなり、ジャックは海外へ行ってしまったのだ。戻ってきた彼は、また友達として付き合いたいという。それなのにどことなくよそよそしく、神経質になっている。ティファニーはそんなジャックにとまどい、いらだった。彼女がその不可解な態度に隠された痛ましい理由を知るのは、ずっとあとのことだった。
  • 秘書のためらい
    -
    クリッシーは社長秘書。老齢の社長を心から敬愛していた。だから社長が病に倒れ、危険な状態で病院に運びこまれたとき、弁護士同伴でやってきた財産のことしか頭にない後妻を断固病室に通すまいとして激しく言い争うことになったのだ。一触即発の場面、クリッシーを救うように突如一人の男性が現れた。いったい誰?近づいてくる男性を彼女は呆然と見つめた。社長の孫息子のネイト・バレット?いいえ、そんなわけないわ。ネイトは親代わりの祖父を見捨てて外国へ行ったきりのはずだもの。「僕に会えなくて寂しかったかい、スイートハート?」男性はいきなりクリッシーを抱き寄せ、唇を重ねて甘いキスをした。★ジェニー・アダムズ、待望の新作です。新しい社長と秘書のあいだに張りつめる熱くて甘い~愛の磁力~をどうぞたっぷりとお楽しみください。★
  • 不機嫌なボスに愛を
    -
    派遣社員のソフィアは社長のアシスタントとして働くことになった。今度のボスは、不動産開発会社を率いる大富豪グレイ・バーロウ。怪我をして別荘で療養中だという彼のもとに行き、回復のための手助けをするのがソフィアの本来の役目だった。ところがグレイは静養先にまで仕事を持ちこんで彼女に手伝わせ、それ以外の世話など必要ないと言わんばかりの態度だ。ソフィアはくじけそうになる気持ちを奮い立たせた。私の料理と看護で、この不機嫌なボスの心を開いてみせるわ!そう誓う一方、本当は少し不安を覚えてもいた。あの魅惑的なグリーンの瞳と思わずキスしたくなるような唇に……。
  • 変身は真紅のドレスで
    -
    ラリーは大家族の中で育ち、幼い甥や姪の面倒をずっと見てきた。その忙しさも一段落し、豊富な家事の経験を生かして、家政婦兼アシスタントとして作家のもとで働くことになった。主人のキャメロンは世界的なベストセラー作家でありながら、土地開発でも成功している実業家。多忙な彼の雑用を引き受けて、もっと仕事に集中できるようにするのが、彼女の役目だった。でもキャメロンは事業のほうはうまくいっているのに、小説のほうはスランプらしく、ため息をついてばかりいる。面倒見のよいラリーは、さっそく彼に救いの手をさしのべた。書けないでいる場面を、2人で実際に試してみてはどうかと。それがどんな結果を招くのか、考える余裕もないままに――。■今月、オーストラリアからお贈りするのは、作家のアシスタントになったヒロインが体験する、ちょっとミステリアスでゴージャスな夜の出来事。キスから始まるロマンスに、どうぞご期待ください。
  • ボスとの契約
    -
    秘書のクレアには秘密があった。卑劣な恐喝者から高額な金を請求されているのだ。借金を返すためには1セントだって無駄遣いはできない。そんなとき彼女は突然、憧れの社長ニコラスからプロポーズされた。しかし自分の思いとは裏腹に彼が求めているのは便宜上の結婚だった。愛のない結婚をするつもりはない。だからと言って断れば秘書の仕事を失ってしまう。窮地に立たされたクレアはある決断をした。★オーストラリア人作家ジェニー・アダムズが、ハーレクイン・イマージュから日本デビューします。しっかり者のヒロイン、クレアの揺れ動く乙女心が共感を呼びます。シドニーの港が一望できるオフィスでの、ちょっぴりせつないラブストーリーをお楽しみください。★
  • ボスと秘書の片思い 恋にアクセス I
    3.0
    マリッサは二十九歳。建設会社で秘書をしている。三十歳までに理想の男性を見つけるのが夢だ。相手は平凡でやさしくて、仕事第一でない人がいい。けれど臨時の秘書として社長のリックと一緒に働いたとき、彼の魅力に惹かれる気持ちを抑えられなくなった。野心家のビジネスマンで、ハンサムで、二十四時間働いても平気。手ひどい失恋を経験した前の相手とあまりにも似すぎているのに。マリッサ、ここは意志の力で自分をコントロールするのよ。また裏切られたり、つらい思いをしたりしないように。リックのまなざしがボスにしては情熱的すぎるとか考えずに……。■ブラインドデート・ブライズ・ドットコムはネット上で会員を募り、理想の相手を紹介する婚活サイト。チャットルームで知り合った、三つの国の女性たちのおしゃべりが楽しいミニシリーズを、今月から三カ月、作家競作でお届けします。読んで元気になる作品にご期待を。
  • ボスは恋愛恐怖症
    -
    フィオナは浮き足立っていた。大富豪で今をときめく景観デザイナー、ブレント・マッケイのもとで働くことが決まったのだ!アーティストのような仕事は不安定だからと反対している両親もこれで認めてくれるかもしれない。引き締まった肉体をもつハンサムなブレントは私生活を世間にいっさい明かさない謎めいた人物として有名だが、フィオナは初めて会ったときから通じ合うものを感じた。彼を知れば知るほど惹かれていくのに、“女性と愛し愛される関係はありえない”――それが彼の信念だった。
  • ミラノの夜のシンデレラ
    3.0
    ドレスデザイナーのアラベラの前に、思いがけない人物が現れた。罪なほどセクシーなイタリア人富豪ルキーノ・モンティセリ――妻子の存在を隠して愛の言葉をささやき、わたしの心をもてあそんだ男。しかし今、アラベラを見るルキーノのまなざしは怒りに燃えていた。「きみの雇い主のマリアは僕の叔母だ。きみはモデルをやめたあと、売れる見込みもないドレスをマリアに買い上げさせて大損をさせた」ルキーノは衆目を集めてドレスの在庫を売りさばくことを要求した。アラベラが自作のドレスを着て彼とデートをすればいいというのだ。しぶしぶながら、アラベラはルキーノの要求を受け入れた。ふたたび感じた胸のざわめきには気づかないふりをして。■あふれるほどの富と魅力を兼ね備えているルキーノですが、じつは悲しい秘密を抱えていて……。ミラノとメルボルンを舞台に繰り広げられる切なくも美しいシンデレラストーリーをお楽しみください。
  • 洋上のときめき
    -
    社長秘書として勤める投資会社の経営が危ないというデマが流れ、動揺するモリーにボスのジャロッドがある計画をもちかけた。顧客が離れていくのを食いとめるためにデマの出所を突きとめ、問題を解決して事業の安泰を取り戻さなくてはならない。それには顧客の集まる社交界の行事に出席して情報を得るしかないと。同行を求められたモリーは気が進まなかった。私とはまったく違う世界の人たちに囲まれて、ボスに恥をかかせるようなまねをしてしまったら?だがそれも仕事のうちだとジャロッドに押しきられ、しかたなくモリーは着ていくドレスを買いに走った。

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