ビジネス・経済 - 小林直樹作品一覧

  • ソーシャルメディア炎上事件簿
    4.0
    アディダスでも、九州電力でも、ウェスティンホテルでも ――事件は毎日起きている! 三越伊勢丹の内定者がツイッター暴言で窮地に/イオングループ役員の“なりすまし”が孫正義に噛み付いた/グルーポン「スカスカおせち」騒動… 「うっかり」ではすまされない! 顧客情報が社員個人のケータイから簡単に漏れ出し、社員やアルバイトによる“ツイッター放言”で企業は謝罪に追い込まれる時代。あなたの身にも降りかかる、ソーシャルメディア時代特有の“炎上”トラブル30事例を取り上げ、パターン別に解説する。『匿名なのにナゼすぐ特定されるの?』『鎮火のお手本を教えて』など、「個人」「会社」のための炎上防止Q&A付き。

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  • だから数字にダマされる 「若者の○○離れ」「昔はよかった」の9割はウソ
    3.3
    「最近の若い人は内向き志向で海外旅行に興味がない」――。これ、ウソです。統計調査やアンケートの結果は、そのまま受け止めると実態とズレが生じてしまいます。 日本からの海外渡航者に占める20代の比率が大きく下がっている。これは事実。しかし20代の人口そのものが少子化で大きく減っているのだから、20代の渡航者も減るのは当然です。20代の中で渡航者の割合をみると、80年代後半のバブル期の20代よりも上回っています。「若者の海外旅行離れ」はかなり無理がある。ウソと言っていいでしょう。  いわゆる「統計にダマされない」系の本では、「数字で一般人をダマして買わせようとする悪い大人がいるから、惑わされないようにしよう」という趣旨のものが多いですが、学者やアナリストら統計のプロらも意図せず検証を欠いたデータを公表し、それをメディアが無批判にニュースとして報じることで、おかしな数字が悪意なくニュース視聴者・閲覧者に届いてしまっているのが実情です。本書ではそうした具体的な事例をケースに分けて紹介し、違った角度からの見方を提示します。 <紹介事例> ・消費不況の元凶は、モノを欲しがらない若者のせい? ・内向き志向の若者急増で「海外旅行」に興味ナシ? ・「キレる若者」が急増しているのは教育が悪いから? ・最近の若者は「政治」に興味がないのか? ・保育園建設に反対しているのは中高年のオヤジ? ・訪日観光客向け商戦は「爆買い」終了で崩壊したか? ・「使える人材輩出大学」 ワースト1位は○○大学? ・禁酒すると早死にするって本当? ・開票速報番組 なぜ開票率数%で「当確」が打てるのか? ほか多数
  • 「人気No.1」にダマされないための本
    3.0
    怪しい「人気No.1」にダマされない、飛びつかない ~賢い消費者、データに強いビジネスパーソンであるために~  いきなりですが、問題です。以下の設問の理由を考えてみてください。 Q1. 聞いたこともない業者が「お客様満足度No.1」などと広告を出している、そのカラクリとは? a. 自分が知らないだけで実際に人気の業者である b. その業者が勝手に「No.1」を自称しているだけ c. アフィリエイターが勝手に広告を制作している Q2. 小学生男子の「将来なりたいもの」1位がサッカー選手から会社員に。考えられる理由は? a. プロへの道が狭き門であることが知れ渡ったから b. 新入社員の初任給が上昇傾向だから c. 調査時期にサッカー日本代表が不振だったから Q3.茨城県の最下位が続いたことで話題の「都道府県魅力度ランキング」の魅力とは何の魅力? a. 当該県居住者が評価する生活満足度 b. 「この県に住んでみたい」という居住意向 c. 豊かさを指標化して得点を合計したもの  いかがですか? こちらQ1~Q3は選択肢a.b.c.の中に正解はありません。本書ではこうした実例を基に、ランキング、データの読み解き方を解説しています。2016年1月発売の前作『だから数字にダマされる』は、高校の教科書「新編 論理国語」(大修館書店 令和5年度)にその一節が採用されました。マーケティングや経営企画など、データを基に意思決定する人、リサーチを手掛ける人には特に役立つ1冊に仕上がっています。

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