男性向けライトノベル - 佐伯庸介作品一覧

  • 帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中
    続巻入荷
    5.0
    女司書が抗う、戦場の魔導書ファンタジー! 「クソみたいな図書館だ」と、女司書は吠えた。 《連合軍》と《魔王軍》との戦いが続く世界。 長い時が過ぎるなかで、人がかつて持っていた魔力はそのほとんどが喪われ、人類は鉄と火を主力とした軍隊と『勇者』『魔導具』といった数少ない神秘の力をもって魔族に相対するようになっていた。 戦況を打破するため、帝国皇女は過去の遺物たる『魔導書』の管理運用を狙い、最前線には似合わぬ『基地図書館』を試験的に配置。魔導書の修復・活用をその主任務とする『魔導司書』がその運営を行うことになった。 半信半疑だった帝国軍部は魔導書の力を見、その兵器としての本格的な運用を図り始めるのだがーーそこに、ただひとり、抗う女がいた。 それは軍基地図書館の『司書』の任を受けた女。 本を愛し、愛しすぎたゆえに職を失いまんまと戦場まで連れてこられてしまった女。 筋金入りの司書ーー魔導司書カリア・アレクサンドル。 眼鏡で八重歯で巨乳にソバカス、朗らかに良く笑い、すぐに手が出るいい女ーーそして誰より本を愛する女! 本を愛する司書の誇りが、戦争という現実に抗い始める。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • グリモアレファレンス 図書委員は書庫迷宮に挑む
    3.5
     国内有数の蔵書数を誇る宇伊豆学園の図書館には、広大かつ深遠な《地下迷宮》が存在した。  高等部に所属する図書委員の守砂尊は、ある日、立入禁止の《閉架書庫》に足を踏み入れ、この図書館に隠された真実を知る。――地下に収められた奇書や希覯本、異能の力を秘めた魔書を手に入れるため、図書委員たちが果てなき迷宮探索に挑み続けていることを――。  秘密を知った守砂は、他の図書委員とチームを組んで、妖魔が跋扈する迷宮で未知の蔵書を探す《地下レファレンス》をすることに。しかし、それは楽しくも波乱に満ちた日々の幕開けで……!?
  • 天命の書板 不死の契約者
    -
    世界に『天命の書板』の欠片と、それを身に宿す特殊な能力者が生まれておよそ三十年。巨大学園・霧の学舎へやってきた八坂韻之介は書板使いに襲われている女性を助けようとして、瀕死の重傷を負ってしまう。死の淵にあった韻之介を救ったのは、みずからを『天命の書板』の管理者にして、万物産みし大地の母神と語る謎の幼女・ティアだった。ティアの契約者(キングー)となった韻之介は普通科から書板科へ編入され、キングー同士の戦いへ身を投じることになるのだったが――。
  • となりの悪の大幹部!
    -
     街に蔓延る怪人たちを打ち倒す、万色戦隊バンショクジャーの緑色担当、バンショクグリーンこと草間ミドリの私生活は荒んでいた。  昼は高校の非常勤講師(世界史)。学校が終われば緑色のバトルスーツを身に纏い、残業確定の怪人退治と、毎日疲れ果て注文したフィギュアも受け取れない日々を送っていた。  そんなミドリの住む部屋のお隣さんに、銀髪セクシーな異国のお姉さん・久里アシェラーと、その娘・タラタットが引っ越してきた!?   帰り道で一緒になったり、スーパーで遭遇したり、疲れ果てソファで力尽きたところを介抱してもらったりと、美人母娘と夢のお隣さん生活が始まる……かと思いきや、彼女たちの正体は、なんとミドリたちの天敵、元悪の大幹部だった!?
  • 昔勇者で今は骨
    4.0
    世界を滅ぼす魔王との、最後の戦い。どうしても負けられぬその戦いで瀕死の重症を負った勇者アルヴィスは、最後の手段・死霊術までも使って戦いきって……スケルトンになっちゃった!? それから三年後。魔王討伐後の処理を仲間へ丸投げした勇者改めスケルトン・アルは、平和になった世界でニート生活をエンジョイしていたのだが…… 『い・つ・ま・で・遊び惚けとんじゃアルヴィスー!』 ――世界が彼を放っておくはずもなく。魔王が倒された後の世界で、それでも助けを求めている人はいる。骨になっても心は勇者! コツコツ世界を救っちゃう(※骨だけに)、お気楽異世界ファンタジー!

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