持崎湯葉 - 講談社作品一覧
-
4.0誰もが憧れるような美少女、音和彼方。僕、兎下詩歌の幼馴染みはそう思われている。でもその本性は――僕と二人の時にだけ出てくるのだけれど――とんでもなくだらしない怠け者。不在がちの彼方の親に代わって彼方の世話をするのは僕の役目なのだ。そんな駄目な彼方と、取り壊しが決まった近所の神社を見に行ったときに古い鏡に激突。3つに割れてしまった鏡が急に光りだし――現れたのは、どこか彼方に似た3人の少女で!?
-
-高校二年生の松尾家之助は、親友で生徒会長の完璧超人一ノ瀬秋、憧れのクラスメイトで書記の月本紗姫とともに生徒会に所属し、平凡ながらも楽しい高校生活を送っていた。そして家之助は紗姫への想いを自覚する。だが、どうやら紗姫は秋のことが好きな様子。どうすべきか悩む家之助だったが、そんなさなかに秋のとんでもない秘密を知ってしまう! その結果、家之助の、紗姫のそして秋の想いは複雑に絡み合って――?
-
5.0『真面目系クズ』――真面目そうに見えながら、実態は怠惰で浅ましく、取るに足らない存在。八卜悠楽を表現する一番ふさわしい言葉。そんな立ち位置に満足していたが、ある行為を黒内人花に見られ、弱みを握られてしまう。「……なにさせる気だよ」「クズ活」「なんだそれ」「クズになるための活動、の略だね」「……なんでそんなことを?」「育成してみたかったんだ、クズを。」前代未聞、クズを目指す活動――クズ活、スタート!