北上次郎作品一覧

  • 勝手に! 文庫解説
    4.0
    無類の小説好きの北上次郎が、出版社からの依頼もないのに、勝手に文庫解説を書いちゃった!? おもしろい! と思った作品は、書評家ならばどうしても解説を書きたいものなのだ……。ハードボイルドから、ミステリーそして家族小説にSFなど、本当におすすめしたい日本の小説12本と海外の小説16本に2本を加えた厳選30本!
  • 活字競馬 馬に関する本 究極のブックガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文学、ノンフィクション、ミステリー、SF、馬券本等、あらゆる競馬関連作品を読み尽くした書評家北上次郎のライフワークとも言える一冊。「本物の競馬より面白い」を基準に選ばれた作品を、競馬を盲愛する著者独自の切り口で紹介しています。全288ページというボリュームの中に、意外な傑作、名作が目白押し! あなたが求めていた本にきっと出会えるはずです。 巻末対談「活字競馬 究極の五冊を決める! 」では、作家・高橋源一郎氏をゲストに迎え、それぞれのお薦め五作品について熱く語ってもらっています。 ※本書は2013年に刊行された書籍を電子書籍化したものです。作品紹介や作品内のデータは刊行当時のものになります。
  • 気分は活劇
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    小説も映画も「活劇」がいい。北方謙三、クーンツ、大沢在昌。シュワルツェネッガーに周潤発。冒険小説&ハードボイルド&アクション小説から、香港活劇映画&往年の日活アクション映画まで、活字でもスクリーンでもとにかく肉弾あいうつアクションがいいのだ。「活劇」中毒の北上次郎が、活劇への思いをこめて同好の士に贈る、アクションの華麗な世界!
  • 新刊めったくたガイド大全
    3.5
    『自由への逃亡』、『岳物語』、『火車』、『新宿鮫』、『いまひとたびの』などなど……。読んで読んで読みまくった16年。名もない本、埋もれた傑作が今よみがえる。ジャンルを超えたおもしろ本を集めた、本を愛するすべての人におくる決定版読書ガイド。「本の雑誌」の名物コーナー「新刊めったくたガイド」をまとめた書評集。
  • ベストミステリー10年
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    血湧き肉躍る冒険、心を熱くさせる友情。ページを繰るのももどかしい、その面白さを満喫してもらいたい――。豊穣なるミステリー作品の海を照らす羅針盤・北上次郎が熱いメッセージを軽快な筆致にのせて贈る! 1983年から1992年までに刊行された翻訳ミステリー読書案内の決定版。めくるめく読書体験は、かならずやあなたの人生を豊かにするでしょう。
  • 冒険小説論 近代ヒーロー像一〇〇年の変遷
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    スティーヴンスン『宝島』から始まり『水滸伝』を経由して滝沢馬琴『南総里見八犬伝』、そして戦後――英雄なき時代の先に繚乱する冒険小説のオデッセイアへ。洋の東西さえ越えて、著者は膨大な小説と文献を文字通り縦横無尽に渉猟する。ただ一心に、面白い小説を追い求めて。百年の文学史のなかで切り開かれた豊饒なる小説世界、その山嶺を闊達な筆致で踏破する一大評論。大衆文学研究に里程標を刻み、第四十七回日本推理作家協会賞を受賞した名著。この一冊をして、文学史に「冒険小説」は永遠に刻まれる。/【目次】1/近代ヒーローの誕生/ドイルと騎士道小説/大観光時代/荒野に立つヒーロー/ハックルベリーの旅/西部辺境の男たち/十九世紀イギリス補遺/芥溜(ごみため)のパリ/デュマの剣豪小説/科学の冒険/愛国主義者ルパン/『紅はこべ』と『スカラムーシュ』/騎士道の消滅/スパイ・ヒーロー、登場/不安と疑惑の時代/クリスティーの冒険/ジョン・カーターとターザン/無人島の少年たち/海の男ホーンブロワー/マクリーンの戦後/イギリス海洋小説補遺/不信のヒーロー/フランスのスパイ活劇/ジョバンニと暗黒小説/スピレインの亡霊/自警団ヒーロー、ボラン/スペンサーの饒舌/悪党パーカーの栄光/ライアルの場合/七〇年代の壁/現代の秘境/キャリスンとカイル/ヒギンズの陥穽/工作員の冒険/謀略小説の時代/ラドラムとカッスラー/フランシスの復活/2/『水滸伝』の世界/ふたつの『水滸伝』/3/『南総里見八犬伝』の世界/政治小説の時代/黒岩涙香の翻案小説/巖谷小波の少年小説/武侠の冒険/立川文庫と講談/「新講談」の時代/「少年倶楽部」の時代/高垣眸の海/密林のヒーロー/軍事冒険小説の行方/日本伝奇小説の系譜/国枝史郎と講談/伝奇小説の黄金時代/昭和十年代の壁/『宮本武蔵』への道/『赤い影法師』の衝撃/講談『柳生武芸帳』/風太郎忍法帖におけるロマネスク/伝奇小説の伝統/隆慶一郎が残したもの/ヒーローの善意/机龍之助の皮肉/丹下左膳の場合/長谷川伸と流れ者ヒーロー/眠狂四郎の剣/海のロマン/大藪春彦の意味/八〇年代のオデッセイア/夢枕獏の彼方/あとがき/文庫本のためのあとがき/解説=霜月蒼/人名一覧/書名・作品名一覧
  • 息子たちよ
    4.2
    20年間、家族の待つ家に(ほとんど)帰らなかった著者は、二人の息子たちに宛てたエッセイを密かに書きためていた。誕生、入学、友達、挫折、就職……息子の人生の節目節目に著者はどんな心配をしたのか? どんな本を本当は勧めたかったのか? そして息子はどのように育ったのか? 父と子と家族をめぐる珠玉のエッセイ集

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