林田一 - まんがびと作品一覧

  • アスペルガー障害(症候群)が事例で分かる。臨床心理士の自閉症スペクトラム障害についての症状、査定、援助の解説。10分で読めるシリーズ
    4.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 書籍紹介 発達障害は正しい理解をもって正しい支援を行なっていけば、驚くほど社会的な適応や本人の幸福感があがるといえます。例えば、校則などをきっちりと守り、少しでも校則を守らない生徒に正義感を振りかざし辛らつな言葉を浴びせてしまう生徒にはどのように係わっていけば良いのでしょうか。もちろん、きつい言葉で注意しないようになどの指導も入れるのですが、それよりも大切なのは、彼らの見えない部分を代弁してあげることなのです。彼らは、場の空気が読めないこともありますが、相手がどのように思いどのように感じているかということに関して非常に苦手なところがあります。普通、相手が何も喋らず、表情になにも出さなくてもそのときのやり取りや文脈から、相手が怒っているのか、悲しんでいるのか、傷ついているのかということはなんとなく分かるものなのです。しかし、彼らはそれが表現されるまではまったく分からないので、ストップがかからず際限なく言い続けてしまうのです。なので、そのような場面を見つけたら「多分相手が怒っている」や「多分相手が驚いてしまっている」ということを伝えてあげるのです。学習することは比較的得意なので、次回から相手の表情は読めないけど、これくらいのところでやめておこうということは理解することができるのです。このように、基本的な支援方針は彼らの学習する能力を利用して様々な場面での適切な対処を学んでいきます。場にそぐわない発言なども、ただ叱るのではなく「そういうことを言うと、あなたがこういう風に思われてしまうよ」ということを積極的にフィードバックしていくのです。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • アルコール依存症の事例でわかる臨床心理学。臨床心理士の治療への関わりや診断方法など業務を知ろう。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量6,500文字程度=紙の書籍の13ページ程度) まえがき 臨床心理士という肩書きで仕事をしているとよく「心理士さんって人の考えていることがわかるんでしょ?」や「お医者さんですか?」ということを聞かれることが少なくありません。しかしながら、臨床心理士だからといって人の心が分かるということはありえませんし、臨床心理士は医師と違い診断も治療もおこなうことはできません。そういう話をすると、「じゃあ一体どういうことをする人なの?」という質問を受けることも少なくありません。臨床心理士は働く領域によってその職務内容も大きく変わるのですが、どの領域でも変わらないことは、日常生活で困っている人に対して臨床心理学的な観点から査定をおこない、臨床心理学的な立場から支援をおこなっていくことです。もっとかみ砕いて言ってしまうと困った人が今よりもう少し楽に生きるお手伝いをするというのが分かりやすいかもしれません。 しかし、そう説明して「なるほど!納得!」と思ってくれる人はむしろ少数派ではないでしょうか。本書では臨床心理士という肩書きの人間がどのようなことをおこなっているのかを事例を通してミクロに理解していただこうという趣旨の元に書かれています。具体的な事例を出して解説をおこないますので臨床心理士のやっていることが良くイメージできると思います。しかしながら、事例を通して説明するということは、全てのケースでそういう解釈をするわけではないということも補足しています。なので、心理士の仕事が「マクロ」ではなく「ミクロ」に分かる本なのです。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • うつ病がわかる本。「がんばれ」と本当に言ってはいけないのか?臨床心理士がざっくり解説。「なるほど。そうだったのか」10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき メディアが普及してきた昨今、テレビや書籍でも精神病理が取り上げられる機会は増えてきました。また、職場や学校でもうつ病と名の付くものにかかっている人がいるかもしれません。 うつ病といいますと、皆さん漠然と状態像を想像することはできると思いますが、うつ病と普通の落ち込みの違いや、抗鬱剤の正体・治療機序などはなかなか理解されていません。 本書では、主に通常の落ち込みとうつ病の違いに焦点を当ててうつ病をわかりやすく解説することを目的としています。 また、抗鬱剤や抗不安薬、抗精神病薬などの違いや長所短所も読者の方が気になるところであると思います。 うつ病の生涯罹患率は6.5%と言われています。おおよそ、知り合いが15人程度いれば一人はうつ病の経験者ということになるのです。 かなり身近な病であり、これを読んでいる読者の方も決して他人事の話ではありません。 友人や家族、自分がうつ病になったときのためにも正しい知識を身に着けておきましょう。しっかりと事前準備をしておけば、重症化は避けられるはずです。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 営業マンの心理学。営業が向いてないと感じているあなたこそ知るべき一番大切なこと。10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 本書は、すべての営業パーソンのための本です。 営業が向いていない。 もっと営業でいい成績を出したい。 これから営業職になる。 どのようなシチュエーションの方でも役立てていただけます。 本書では心理学を通して営業がうまくいく理由や、逆にうまくいかない理由を説明いたします。 臨床心理士の資格を持つ著者が産業カウンセラーの経験と確かな知識の裏付で執筆いたしました。 ほんの少しかもしれませんが、きっと本書は、あなたの営業人生を変えるはずです。 まえがきより 営業のない会社はないと言われているほど、どの会社にも置かれている職種の一つが営業職です。 営業とはまさにその会社の入り口であり前線です。 営業の感じが悪いとその会社自体の感じが悪く見えますし、そうなると当然サービスや商品も売れないので会社にとってもマイナスです。 会社にとってマイナスなら、その営業はなかなか評価されません。 営業は業種で違いはありますが、基本的には人と人とのコミュニケーションです。 この前提は揺るぎません。 人間関係や、コミュニケーションのとり方、人の同意を取る小手先のテクニックは心理学で研究されていることです。 例えば、お客様に良い印象を与えることができなければ、それは入り口から失敗しているようなものです。 最初が良くても、話しているうちに段々すれ違い、意思の疎通が取れなくなってしまったら、 全台無しです……以上まえがきより抜粋 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。 もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • ADHDの教科書(6冊合本)生きづらい。息苦しい。それでも前向きに生きたいあなたへ3つのステップ。
    -
    【書籍説明】 生きづらい!息苦しい! 真面目にがんばっているだけなのに人と同じようにできない! どうしてお金が貯まらないんだ! どうしていつも部屋が散らかっていて座る場所もないんだ! どうして自分のアイデアは通らないんだ! 本書では、あなたのそういった「モヤモヤ」を解消する! 多くの支持を受けた6冊のADHD本を「最も有効な順序」でまとめた。 大きな流れとして3つのステップになっている。 ステップ1 ADHDを知る。灯台下暗し。まずは己を知るのだ。 ステップ2 勇気と自信を取り戻す。マイナス思考に陥りがちな自分と縁を切る。 ステップ3 現実を変える!ADHDに特化した部屋の片付け術と、ADHDの長所「アイデアメーカー」を最大限に発揮するノウハウを提供する。 収録されているタイトルは6冊の本ではあるがボリュームが大きすぎると恐れる必要はない。 それぞれが10分から30分で読み終わるミニブックだ。 簡単に読み終わるし、1冊読み終わるごとに自分自身の内なる力が溢れ出すはずだ。 世界を変えるには、まず自分から。 是非、一歩を踏み出してほしい。 収録6タイトル紹介 【1】発達障害が分かる本。ADHD、LD、自閉症。臨床心理士による、特徴と傾向を知ることによりうまく付き合うための本。 【2】大人のADHD。事例で分かる注意欠陥多動性障害。仕事が上手くいかない30代Aさん。 ・これはADHDを知るための2冊だ。 【3】ADHD諸君、自分で自分の可能性を狭めるな! 【4】生きやすくなる!ADHDポジティブ思考。マイナス思考に陥りやすいのは経験と脳の構造によるもの。 ・これは強い心を手にするための2冊だ。 【5】ADHDの片付け術。発達障害の当事者が伝授する誰でも使える整理整頓のコツ! 【6】ADHD当事者が伝授!アイデアを実現する方法!集中を持続し、散財しないように気をつけながら。 ・最後に現実を変える。夢に向かって走り出すための2冊だ。
  • 大人のADHD。事例で分かる注意欠陥多動性障害。仕事が上手くいかない30代Aさん。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍説明 ADHDについて解説した本や事例を挙げた本は多いですが、本書は事例を挙げ、さらに臨床心理士としてどのようにアセスメント(問題を査定する)して、どのように援助を行っていくかというところまで書くことを意識しました。なので、単にADHDに対する解説書というよりは、このような事例に対して心理士がどのように援助を行っていくかということまで書かれております。しかし、事例をあげて解説するということは、難しい一面も持っています。事例というのはまさにケースバイケースで、一つとして同じ事例が存在しないという側面があります。つまり、ADHDであればすべてにおいて今回紹介したような手法を使うのかというと一概にそうとも言えません。それでも、事例から学ぶことによって得ることも非常に多いと確信しております。現に臨床心理士の勉強会では事例検討などを行うことも少なくありません。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • カウンセリングで何が治るのか?受けてみたい人、カウンセラーを目指す人、投薬に疑問がある人へ。臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    2.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 専門書や、解説書が普及して、精神疾患や発達障害に関して学べる機会も増えてきました。それと同時に、その疾病の治療法なども皆さんの知るところになってきました。精神疾患の治療はほぼ全てと言っても過言ではないくらい投薬治療が用いられます。どんな面でも薬が有効なのかというと、薬には副作用もあるのでどんな局面でも万能とは言えないとおもいます。副作用という言葉の広まりとともに薬を用いない治療として心理療法にも注目が集まってきました。数ある心理療法の中でも特に頻繁に用いられるのがカウンセリングです。 カウンセラーやカウンセリングという言葉を聞くことはあってもカウンセリングとはどのような手法でどのようなことをしているか、しっかり理解している人は多くありません。 この本では、投薬治療に拒否的な人やカウンセリングを受けてみたい人、カウンセラーを目指している方のために、カウンセリングとは何なのかということをわかりやすく書いていきたいと思っています。 本書に登場する事例や例は、筆者が専門書の内容をもとに作り上げたフィクションです。
  • 顔が不細工だから恋人ができない!の心理学。問題は容姿なのか?臨床心理士が「ただしイケメンに限る」「顔採用」など解説10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき よく「恋人がほしい」という人と出会います。その時に、「何で恋人ができないと思いますか?」と尋ねると、「顔が不細工だから恋人ができない」、「容姿が悪いから恋人ができない」という結論に至る人が少なくないように感じています。 時には、それがコンプレックスとなり自己肯定感を下げてしまい、単純に「恋人がいない」という問題から自らの「生き死に」の問題になってしまうこともあります。 しかし、恋人というのは非常に難しい問題で、時には「恋人がいない自分」が受け入れられないがために恋人がほしいということも少なくありません。 それは、結局のところ他人のことを好きになってはいないので長く続かなかったり、全く恋人ができなかったりということが起こるのです。 実は、恋人がいないのは容姿のせいだけなのかという問いに対しては、この概念を使うと上手く説明することができるのです。 結論から言ってしまうならば、「自分本位の恋愛」をしたい場合において容姿は必要になってくるのです。 また、自分本位の恋愛がしたいということは、恋愛の問題ではなく、自己愛が満たされていないことに関する問題なので、多くの病や問題行動へとつながってくるのです。 本書では、「異性なんて結局顔でしか判断していない」と思っていて、なおかつ「自分は容姿が悪いから評価されない」と思っているすべての人に読んでほしいと思っております。 肩の力を抜いて生活できるような方法を一緒に模索してみませんか?
  • 家族や自分がギャンブル依存症かな?と思ったら読む本。臨床心理士がおしえる原因、治療、説得、ギャンブル依存症とたたかう方法10分で読めるシリーズ
    2.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 現代日本で興隆が激しい産業の中にギャンブル産業があります。それは、競馬や競艇といった公営ギャンブルから、パチンコや裏カジノといった民間ギャンブルまで実に色々な種類があります。勿論、余剰資産の中で適度に付き合える人もいますが、中には生活費までをつぎ込んでギャンブルにのめりこむ人々がいます。 その人たちは一般にギャンブル依存症と呼ばれています。依存症は否認の病とも言われており、他人から見たらどう考えても常識の範囲を超えているのにも関わらず、当の本人は依存症だとは思っていません。 この本を読んで今一度、ギャンブルとの付き合い方を見直していただければと思います。 具体的には、家族や友人、自分が下記に当てはまる人たちを想定して書いています。 ・定期的にパチンコ屋や公営ギャンブルなどギャンブルのできる場所に出向いている。 ・一日に使う金額を決めていてもそれ以上に使ってしまう。 ・財布のお金がなくなったら銀行で引き出してギャンブルを行う。 ・勝ったとしても、そのお金でまたギャンブルをしてしまう。 ・暇になるといてもたってもいられずギャンブルができる所に行ってしまう。 ギャンブル依存はアルコール依存などと違い自らの体を壊すものではありません。それゆえに、ストッパーがなく経済的に落ちるところまで落ちてしまいます。その経済的破綻はアルコール依存症の比にはなりません。 いま、この本に目が留まったなら、これをきっかけに一緒に生活を見直してみませんか?
  • 「学校に行きたくない」と、子どもが言ったら読む本。親が知るべき不登校(登校拒否)に対する、正しい考え方と対処法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 子供というのは、まだ発達の途上にありますから、「なんで学校に行かないんだ」と言ってもなかなか上手に言葉にできないお子さんも多くいらっしゃいます。そもそも、嫌な理由がしっかり言葉にできて理路整然としゃべれるならば、不登校とは縁がないかもしれません。 言葉にならないお子さんを問い詰めると体の症状として出てきたり、時には引きこもりのような手段をとることも少なくありません。理由がないのに学校に行かなくなる子供というのはいないのですが、理由が言葉にできる子供もまたいないのです。大人は言葉の世界で活動していますからどうしても言葉に頼りきってしまいます。時には、言葉で説明できないのであれば子供の理由を考えることをやめてしまう大人もいます。私たち大人は子供が学校に行きたくないと言った時、一緒に考え、共に悩まなくてはならないのです。そこで考えることや悩むことを放棄してしまい、半強制的に学校に行かせるようなことをすれば、一時的には問題解決するかもしれませんが、必ずどこかでまた別の問題となって浮上することでしょう。 筆者は、スクールカウンセラーとして不登校に関わったこともありますし、自治体が行なっている不登校支援員としてアウトリーチを行なったこともあります。数多くの不登校事例と出会い、考えることも沢山ありました。 この本では、子供が不登校傾向であったり生徒が不登校傾向であったりする親や支援者に向けて心理士という立場から不登校を解説しています。 身の回りに不登校のお子様がいる方には是非読んでほしい本です。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 境界性人格障害が事例で分かる。メンヘラっぽい人はこれかもしれない。人間関係で苦労するのがひとつの特徴。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,500文字程度=紙の書籍の17ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 皆さんは境界性人格障害という言葉を聞いたことはあるでしょうか。心理臨床の中でも比較的症状が華々しく出るので遭遇する率は比較的高い方々とも言えます。また、その病理が人間関係の中に現れるということもあり、症状が出ている本人だけではなく、その周りにいる人々も疲れてしまったり辛い思いをしているということが多くあります。 境界性人格障害は簡単に言うと以下のような症状が出ます。もし、自分に当てはまったり、自分の周りにこのような人がいるのならば、是非一読してみてください。 ・とにかく嫌われるのが怖い。自分が嫌われないためならあらゆることをしてしまう。 ・どうしても相手が自分のもとを去っていく、または嫌うと分かったらとことんまで追い詰める ・すぐに人を信じてしまい裏切られた経験が沢山ある。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 携帯・スマホ(スマートフォン)を手放せない人たち。スマホ依存症の原因、治療法、対策を臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    2.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき つい20年ほど前までは今のように、携帯電話を持つことが当たり前ではなく、待ち合わせ一つとっても非常に大変でした。今では、高校生くらいになればほぼ全員がスマートフォンを持っているため、ただ単に通信手段というわけではなくなってきました。スマートフォンを持っていないことによる仲間外れ感であったり、ガラケー(従来型の携帯電話)だと恥ずかしくてみんなの前で出せなくなったり等、ブランド的な側面や社会的な側面がスマートフォンには付加されてきています。 大人であっても、もはや連絡手段ということだけでなく、スケジュール管理や書類作成などもスマートフォンやタブレットで行う人がいます。もはや生活必需品となった携帯電話ですが、便利な側面だけではありません。 とあるスマートフォンの開発者は「自分の子供にはスマートフォンを持たせない」と言い切ったほど、その闇は深いのです。 その一つに、携帯・スマホが手放せない人たちが増えているという現象があります。ある人はゲームをずっとやっていますし、ある人は特に目的もなくネットサーフィンをしているということもあります。そして、メッセージをやり取りするアプリなどを使って常にメッセージの交換をしている人もいますね。また、SNS等をつかって自分の近況をどんどんアップする人もいます。 この本は、携帯やスマホが手放せない人は心理的な面から見つめなおし、困っているようであればどのように上手く付き合えるようになるかを書いた本です。 もし携帯電話やスマホを失くしたり、1週間以上使えない状態になったりすることを想像して不安になるようであれば、ぜひこの本を一読してほしいと思っています。 また、周りにずっと携帯やスマホばかりをいじっている人がいて心配ならば、解決の糸口が本書にはのっているかもしれません。自分自身ではなく友人や家族、恋人がそのような状態の方にもぜひ一読することをお勧めします。 本書に登場する事例は、全て筆者が専門書をもとに作りあげたフィクションの事例です。
  • 傾聴のプロ。臨床心理士が教える聴く技術。対人援助職、管理職、接客業、夫婦関係を改善したい人へ。10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 世の中の本を見てみると、意外に傾聴について書かれている本は少なくありません。臨床心理士の養成過程において、最初に見につけるべき姿勢とされるのが傾聴の姿勢です。これは、認知行動療法を行なうにしても、プレイセラピーを行なうにしても、来談者中心療法でも、精神分析でも、最初に行なうのは傾聴からとされているからです。しかし、この傾聴ですが、「ただ、口を挟まず聞いていればいい」と誤解されていることが多くあります。傾聴というのは、実はただ話を聞いていれば良いだけではないのです。もし、あなたが対人援助職や接客業をやっていて、傾聴というものがなんなのか分からなかったり、分かってはいるつもりだけど上手く実践できなかったりする場合は本書を読んでみて下さい。 本書は臨床心理士としての立場から、臨床場面で使うに当たって注意している傾聴のポイントを簡潔に書いた本です。 対人援助職や接客業でなくても、日常生活のコミュニケーションを円滑にしたり、職場での連携を強めることも可能です。部下を持っている上司の方は勿論、日頃パートナーに不満がある方まで役に立つように書いてあります。 この本を読んで、是非実践してみてください。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 古典臨床心理学~フロイト編~臨床心理学を起源からさかのぼるように知ってみよう。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍紹介 本書は、臨床心理学を心理療法や心理検査と言った現代から学んでいくのではなく、その起源からさかのぼるように学ぶことを目的とした本です。なるべく、精神分析のこの部分が今の技法であるここに影響していると、過去と現在を結ぶように説明していることで、特徴を出すように意識しました。 純粋に臨床心理学を学びたい方は勿論、心理学系の資格の取得を目指している方や、臨床心理士指定大学院に入学することを目指している方も是非一読してほしいと思っています。字数の関係で詳細に説明することは他の著作に譲ってありますが、全体像をイメージするには丁度良い本になっていると思います。 一緒に古典から臨床心理学の扉をあけてみませんか? 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 子どもが勉強を好きになる心理学。臨床心理士の教える勉強が好きな子を育てるたったひとつの方法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍紹介  まえがき 学力というのは、子供を育てる人にとっては非常に重要な概念かもしれません。 それは、将来苦労しないで生きてほしいという親の願いがあればある意味当然のことなのかもしれません。 しかしながら、子供にとっては勉強というものは嫌なもの以外の何者でもないことが少なくありません。 それは、自分が子供だった時のことを思い出しても良くわかることでしょう。 しかし、中には勉強が大好きという子供が存在するのも揺るぎない事実です。 無理やり勉強をさせられてきた子と、自ら進んで勉強を行なってきた子では学力の定着の仕方が違うという報告もあるくらいです。 なので、これから大人が必死になって考えなければならないのは「どうやって子供に勉強をさせるか」ではなく、 「どうしたら子供が勉強を好きになってくれるか」ということにあると思います。 実はこのような議論は色々なところでされているのにも関わらず、画期的なメソッドが開発されていません。 それは、従来の教育学が「どうやったら教科の内容に興味を持ってもらえるか」ということに執着しているからに他なりません。 ・・・・・・前書きより 林田 一 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 子供の心を殺さないために。母子密着と母子分離をしっかりと理解することが大切。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 親子関係というのは、少なくとも自分が子供の時は誰もが経験したことのある関係でしょう。もし、小さな時から親との面識がないという方でも、生まれたそのときは少なくとも母親と対面しているはずなのです。 母親は、自分の体の中から子供が出てくるため、その存在は特別な存在でしょう。だからこそ、特別な感情を抱き、時には愛し、時には傷つけあいながらその関係を成熟させていきます。 子育てに正解はありませんが、中には成熟する過程で親に力をうばわれてしまう子供達もいます。明らかな虐待で、自らの力を失ってしまう子供もいますが、中には虐待まで行かなくともちょっとした関わりで子供の力を奪ってしまうこともあります。力を奪われた子供達は、様々な方法でSOSを出します。例えば、それが暴力の時もありますし、不登校や摂食障害のような形を取ることもあります。 この本は、子供が何かしらのSOSを出した時に見落とさないためにすべての親に向けて書いたものです。また、現在進行形でSOSが出ている家庭にも、今一度家族のあり方を見直していただくために読んで貰いたいと思っています。 中には、耳の痛い内容もあるかもしれませんが、最後まで目を通していただけると幸いです。 この本に出てくる例や、事例は専門書を参考に筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 子どもは応用行動分析で育てろ。子どもが泣き叫び「お菓子がほしい」とダダをこねたとき、どうすればいいのか?10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍紹介 本書は子どもの教育や生活について応用行動分析的なかかわりを知ってもらうことに書かれた本です。行動分析学の始祖ともいえるワトソンは「私に健康で発育の良い1ダースの子どもと彼らを養育するために私が自由に設定できる環境とを与えてほしい。そうすれば、その子どもたちに適切な環境と経験を与えて、医師や弁護士、芸術家、経営者、ホームレス、泥棒などにすることができるだろう」という台詞を残しています。勿論、現在ではこの台詞は倫理的にどうなのよという批判も殺到していますが、ワトソンがそう勘違いしてしまうくらいに教育において強力な知見になっていたともいえます。 現に筆者も、病棟や施設の中で子どもたちと係わる時は応用行動分析的なかかわりを強く意識しております。本書はこれからお子様を育てる保護者の方は勿論、子どもに係わる全ての職業についてる方にお勧めできる本です。 なるべく事例を用いて分かりやすく書いてあります。どうしても専門的になってしまうところも初めて応用行動分析に触れる人のためになるべく噛み砕いた言葉を使って説明するようにしました。また、タイトルに子どもとついていますが、ペットを躾けたい方にも有効な知見が入っているかもしれません。なぜならば、サーカスなどで芸をする動物たちはすべて応用行動分析で躾けられているからです。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • ゴミ屋敷の心理学。アスペルガー症候群、AD/HD(発達障害)、躁うつ病の可能性を考えよう。10分で読めるシリーズ
    4.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき ゴミ屋敷と聞くと、皆さんはどのような状態を想像するでしょうか。敷地の外にあふれ出んばかりのゴミの家を想像する方もいれば、家の外にあふれ出るほどではないが、部屋の中は足の踏み場もないほどゴミだらけの家を想像する方もいらっしゃるでしょう。この二つは基本的にメカニズムは一緒なので、どちらもポイントを抑えると驚くほど部屋が片付いたりします。 また、常識では考えられない部屋の汚さというのは大抵背景になにかが隠れています。その背景にあるものを意識せずに、単純に清掃を頑張ろうとしたり、清掃技術を教えようとしたところで無駄なのです。 市販されている本の殆どは、整理術や清掃術を教える本ですが、本書はそれらの本とは明確に違います。 本書で扱うのは尋常じゃないほどの部屋の汚さを生み出してしまう背景そのものに焦点を当て「ゴミ屋敷」という家の問題だけでなく、その人のライフスタイルそのものにアプローチしていきます。 筆者は、普段は心理士として様々な現場で働いています。その中には訪問型の仕事も含まれており、日々汚い部屋とも出会います。 ゴミ屋敷には、発達障害や精神障害などの疾患が関係していることも少なくないのです。 自分の部屋が尋常じゃないほど汚かったり、家族の部屋が尋常じゃないほど汚い方は是非この本を一読してみてください。 背景があるゴミ屋敷の場合は、いくら整理術、整頓術を鍛えたところで無駄になってしまうことが多いのです。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 仕事が続かない!の心理学。自己効力感、動機付け、ブラック企業、いろいろな原因と対策を臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 昨今、メディアや新卒向けの就活講座では「三年離職率」という言葉が大きく取り上げられています。これは就職してから三年以内にやめてしまう人の割合を表した数字なのですが、この数字が低ければ低いほど良い会社とされています。 また一方で、過労死等防止対策推進法が施行されたことで、「ブラック企業」という言葉も大きく取り上げられるようになりました。 仕事が長く続かないというのは、会社と労働者のどちらに問題があるのでしょう。この場合、問題という言葉は適切ではないかもしれませんね。労働者のどういう要因と会社のどういう要因が早期退職につながっているのでしょうか。 筆者は、産業分野でカウンセリングを行なっていた時に、様々な人の話を聞く機会がありました。会社や法人というのは、何らかの目的のために活動している団体ですから、その目的を達成するためには、労働者にこのように動いてほしいという要求を出します。労働者と会社は使用関係にありますので、基本的には指示の通りに動かなければなりません。 しかし、労働者がすべて出された指示や仕事に納得して労働を行なうわけではありません。中には、とても対価に見合っていないような仕事を指示として出されることもあるでしょう。このような状態になると、労働意欲が低下してくるのも納得がいってしまいます。労働者側の要因としては、自分の能力を過大評価し、今目の前にある仕事に大して全力になれないという要因が絡んでいるようです。本書では、会社側の要因と労働者側の要因を包括して早期退職について書きたいと思っています。 自分の会社の労働者がすぐ辞めてしまう会社の経営者や、すぐに仕事をやめたくなってしまう労働者の方に是非読んでもらいたいと思っています。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 職場の心理学。仕事に生きがいを持てたら人生はどれほどすばらしいだろう。臨床心理士による本格的な職場心理の本。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 人間の生活は3分の1が睡眠、3分の1が余暇、そして3分の1が仕事です。仕事は、給与や報酬といった糧を得ることで、余暇や睡眠にも影響してきます。使える金額の量で遊び方も変わるでしょうし、睡眠時間も変わることでしょう。しかし、お金を稼ぐためだけに仕事をしている人は少ないのではないでしょうか? 生活の3分の1を費やすだけあって、嫌々やっている仕事では生産性もあがりませんし、生活の質も向上していきません。どうせやるならば、生きがいをもって仕事をしていきたいものです。 では、一体どういう状態になったならば生きがいを持って仕事ができるようになるのでしょうか? 勿論、生産性を上げることも大切ですし、自分のやった仕事の成果が顧客や取引先に評価されることも必要でしょう。また同僚や上司との関係を円滑に保つことも非常に重要なことの一つでしょう。 心理学とは人間の行動や情動・精神病理について学ぶ学問です。その知見の中には、職場での活動に有益なことも沢山あります。 今回は、生産性、人員配置、人間関係という観点から仕事を行うに当たって有益な知見をご紹介できればと思っています。 生きがいを持って仕事を行いたい方は是非読んでいただけると幸いです。
  • 職場の人間関係をよくする心理学。メンタルヘルスの問題にも深くかかわる人間関係の心理学を知る。10分で読めるシリーズ
    2.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより よく「職場で困っていることはありますか?」と尋ねると、「そうですねぇ、人間関係で困っています」という返答を頂くことが多々あります。ミスばかりで業績もいまいちだけれども、同僚と毎日笑顔で仕事をできる人もいれば、仕事は完璧でも職場の人間関係が悪く、些細なミスで煙たい顔をされてしまう人もいます。 もし、あなたが人間関係に起因して、職場に行くのもつらい状態ならば、ぜひこの本を読んでほしいと思います。 職場での人間関係の悪化は、メンタルヘルスの問題にも深くかかわってきます。すぐに環境を変えられる人はいいのかもしれませんが、そんなことができる人は少数でしょう。人間関係はちょっとしたポイントを押さえるだけで驚くほど改善していきます。 もし、退職を考えていたり、職場に行くのがつらいなら、この本を試してみませんか? 筆者は、臨床心理士として、様々な現場をわたり歩いてきました。産業カウンセラーとして、企業に赴いて従業員のメンタルヘルスの改善に努める仕事です。そこで経験してきたさまざまな事例から、人間関係が悪化する要因や、改善のポイントをお伝えしたいと思います。
  • 新型うつは「サボり?」。あなたは大丈夫ですか?臨床心理士が説明する「非定形うつ病(新型うつ病)」。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき みなさんは、新型うつ病という病名を聞いたことはあるでしょうか。昨今メディアでも頻繁に取り上げられる病です。どの様な症状が出るかというと、従来のうつ病と同じように、落ち込んだ気分や活動性の低下などが見られます。しかし、従来のうつ病が何の理由もなくいきなりやってくるのに対し、新型うつ病は普段はうつ状態なのにも関わらず、余暇活動や自分の趣味に関する活動であれば元気に活動できるのです。 このような状態であるため、例えば仕事を休んだのにも関わらず、夕方から飲みに出かけ、それをSNS等にアップし上司にばれて怒られるといった事例が多発しています。また、上司もしっかり遊んでいるところを確認できてしまうため、「あいつはただサボりたいだけでうつ病と言っているのではないか?」と言った誤解を招いてしまうことになります。 この様な状態になると、本人には確かに辛い時間があるのですが、それが理解されずに余計に苦しむといった状況に追い込まれてしまいます。 病因には内因・外因・心因といった三つの種類の原因があります。内因とは、脳内の伝達物質等の方よって症状が起きる問題、外因とは脳の外傷などによる症状が出るもの、心因は環境や心理的な問題が影響して症状が起きるものです。本書で詳しく解説しますが、従来のうつ病は内因であり、投薬による治療が有効ですが、新型うつ病には内因と心因の両方が絡み合い複雑な様相を描き出しているものが少なくありません。 本書を通して、新型うつ病の実情や対処、メカニズム等を説明できればと思っております。 この本に出てくる例や、事例は専門書を参考に筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 心理学入門 日常生活で役立つ心理学10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 心理職をやっていると「心理士さんって人の心なんでも分かっちゃうんでしょ?」や「話してると心見透かされそう」などのご意見を頂くことがあります。「心理学とは、その様に見えているのか」と勉強させられるとともに、自分が心理を学び始めた時もそんなことを考えていたように思います。 当たり前ですが、心理学では人の心は分かりません。しかし、人の心が研究対象である学問でもあります。 それでは心理学とは一体どのようなことがわかるのでしょうか? 例えば、あなたが友人や職場の同僚との人間関係でトラブルが多かったとします。そのトラブルの原因や避ける方法がわかります。 あなたがもし、うっかりミスやそそっかしい性格ならば、ミスを減らす方法がわかります。 今回は、心理学入門ということで、日常生活をすごす上で知っておくと役に立つ心理学の技法についてご紹介します。主に、恋愛や人間関係で、相手に望んだ行動をとってもらう方法をご紹介します。 多くの人を対象に書くつもりです。是非、ご活用ください。
  • 心理士の教えるモテるトーク術。緊張の罠、傾聴の難しさ、無意味な励まし、モテる心理術をカウンセラーが解説。10分で読めるシリーズ
    1.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 私は日ごろ臨床心理士という仕事をしている関係上、人と一対一で話すことが多いです。 多い日は一日で6人の人と一対一で一時間話をするわけです。仕事中は職業としてやっていることですので、クライアントの利益になるように一生懸命お手伝いさせていただきます。しかし、これはこの職業に限ったことではないと思うのですが、仕事中の癖がついプライベートにまで出てしまうのです。心理士にとって最も仕事中の癖が出る場面とは、一対一で話す場面です。このように書いてしまうと急にうそ臭くなるかもしれませんが、私はこの仕事を始めてから人と話すのがスムーズに行くようになりました。グループで遊んだり飲んだりするときは特に変わりがないのですが、一対一で話しすることに抵抗がほとんどなくなったので、二人で飲みにいったり遊んだりする女性と大抵いい感じになるようになりました。 これは、仕事の時の癖のなにかが影響しているということは分かったのですが、具体的に何が影響しているのか分かりませんでした。そこで私は、ちょっと良い感じになった女性との話の中で自らの職業の何が影響しているのかを探っていったのです。 今回は、異性との一対一の話の中で活きる、心理士の癖を皆様にお伝えできたらと思います。
  • 自分を信じられる子供、信じられない子供。スクールカウンセラーが教える自信、自己肯定感、自己効力感と自己愛の関係性。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 筆者は、臨床心理士として子供を対象とした臨床を行っています。心理職という特殊な立場上、いわゆる障がい児と呼ばれる子供とも接することもありますし、健常児と呼ばれる子供の話を聞くこともあります。 障害の有無や、言葉の出る量など、子供によって様々ですが明確に思うことは自分を信じられる子供と信じられない子供では、その性質や支援が大きく変わってくるということです。ただ、我々の思う自信のある子と皆さんが思う自信のある子では違いが多くあるなと考えさせられることが多々あります。 例えば、万能感にあふれ自分は何でもできると思い、常に同級生に上から目線で接してしまう子は自信のある子なのでしょうか? 私達は、どちらかといえばこれは自信のない子の特徴だと思っています。自分を信じられる子というのは、自分の能力が至らなかったりしたら、それを素直に受け入れ反省し、次につなげられる力が備わっている子だと感じています。 では、この自信のある子とない子はどのようなところで違いがあるのでしょうか。その違いを分かりやすく説明することを目的に本書を執筆しました。 これから子育てにかかるかたや、教師や児童福祉従事者、医療従事者等子供に関わる多くの人に関わりを学ぶための最初の一冊として読んでいただけることを想定して本書は執筆されています。 本書に出てくる事例は、専門書の記述を元に筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 17歳の君へ。自分の進路を決めるための本 スクールカウンセラーが教える一線を画す進路指導。10分で読めるシリーズ
    5.0
    まえがきより 17歳というと、社会も大人として扱い始めます。また、将来のことも短期的な目標だけでなく長期的な目標を立てて考えていかなければなりません。 筆者は、都内の某高校でスクールカウンセラーをしていたり、不登校の子が集まるフリースクールという施設で心理士をしていたりします。 そんな経験から言えることが一つだけあります。「なんとなく大学や専門学校に行くのは非常に危険である」ということです。なんとなく、大学に行くくらいならばなんとなくフリーターになったほうがまだマシかもしれません。 また、就職志望の人も適当に就職するのは非常に危険です。最初の職業を何年かやってしまうと、他業種に転職するというのはとても大きなエネルギーがいるからです。 まだ将来が見えないのというのは当たり前のことです。時には、流れに流されるのも若いうちならばありなのかもしれません。 ただし、進路選択における基礎知識を知って流されることと知らずに流されることでは、将来的な余裕がかなり変わってくることでしょう。 この本では、将来の進路選択しなければならない皆さんに、進路を選ぶ際の基礎知識をご紹介できたらなと考えています。 学歴の話や給与の話など、社会人になるとみんな大きな声では言えないことを積極的に書いていくつもりなので、最後まで読んでいただければと思います。
  • 14歳の君へ。自分の進路を決めるための本。スクールカウンセラーが提示する普通の進路指導とは一味違う本。10分で読めるシリーズ
    -
    まえがきより 14歳の君達は、今どんな進路を考えていますか? きっと学校が好きな子も、嫌いな子も、中学校に行けた子も行けなかった子もいると思います。 みんな考えている進路はばらばらですよね。 「適当に入れる高校いくからいいや」という人も沢山いることでしょう。 「学校いきたくないから働きます」と考えている人もいることでしょう。 私は、とある高校でスクールカウンセラーをしていたり、不登校の子が集まるフリースクールというところで心理職をしていたこともあります。 精神科や小児科の児童思春期病棟にいたこともあります。 なので、本当に色々な種類の子供達の進路選択を一緒にお手伝いしてきました。 選んだ進路でどうなったかも勿論見てきています。 進路を決める前に、出来ればこの本を読んでほしいと思っています。この本には、色々な進路のメリットとデメリット、それから特徴が書いてあります。10分で読めるシリーズですので、進路を決めるのはこれを読んでからでも遅くは無いはずですよ。
  • 上司が部下におこなうプチカウンセリング。面談前に読めば部下の心が聴こえてくる。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 まえがきより 学校の職員室でよく見かける光景があります。 先生に相談があると言って職員室に来た生徒がいて、最初のうちは生徒が相談をしているのだけれども、 そのうち教員が一方的に話し出してしまい、最後の方は半ば説教のようなことを始めてしまう状況です。 同じような状況が上司と部下の間でも起こりやすいといえるでしょう。 最初は仕事上の相談をうけているのにも関わらず、段々上司が一方的に話し始めてしまい最後は半ば説教になってしまいます。 このようなことは皆さんもすぐに想像できるのではないでしょうか。 こんなことがあると、部下は今後その上司に相談をしにくくなります。 そうすると、悪いことをどんどん隠すようになる隠蔽体質にもつながっていきます。 話は変わりますが、過労死防止法が実施され厚生労働省の提案した4つのケアという概念が重要視されています。 4つのケアとは、セルフケア、ラインケア、事業所内におけるケア、事業所外におけるケアの4つです。 この中でも、上司等が行なうとされているラインケアは非常に重要な位置づけとされています。 ラインケアとは、直属の上司などが部下などの疾患などを見つけてしっかりとつなげていくこととされています。 ・・・まえがきより 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • スクールカウンセリングとは?スクールカウンセラーは子供の病理を治すという考え方はしない。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき スクールカウンセラーという言葉が普及し始めたのは、ここ十数年のことだと思います。読者の皆さんの中にも、生徒の時に、スクールカウンセラーとやり取りをした人もいらっしゃることでしょう。また、スクールカウンセラーとは一体なんなのだろうと疑問符を浮かべている方もいらっしゃるでしょう。特に、生徒の時に、スクールカウンセラーが学校にいた人でも、その職務や役割は良くわからない方が多くいることでしょう。一体スクールカウンセラーとはどのような人がどのようなことを行なっているのでしょうか。 一般的には不登校や、発達障害の生徒に対して心理療法を行なっているようなイメージをもたれていることも多いですが、スクールカウンセラーは治療を目的とした心理療法は行なわないことが多いです。 このように、言うとスクールカウンセラーが一体何を行なっているのかますます分からなくなってしまうことだと思います。 本書では、一般的にスクールカウンセラーがどのようなことを行なっているのかを解説してあります。スクールカウンセラーを目指している方や、子供が不登校であったり、学校中で問題行動を呈している際は是非とも一読してほしいと考えています。 また、教育関係で努めており、日ごろからスクールカウンセラーと呼ばれる人と接する関係者の方にも、その職務が良くわかるように書かれているので、今までの連携がより円滑になることでしょう。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 図太く生きるための心理学。なぜ、あなたはそんなに傷つきやすいのか?レジリエンスを高め強く生きよう。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や、新型うつという言葉を良く聞くようになったのは、産業分野にてうつ病による休職が増加したことも背景にあるのでしょう。そして、うつ病による休職が増加した背景には、ブラック企業による、過度な生産性へのプレッシャーや過重労働があると思います。一方で、社員側の要因としては、傷つきやすかったり、ちょっとしたことですぐに切れてしまったり、諦めてしまったりという要因があると思います。 会社側から、うつ病や新型うつという産業分野のメンタルヘルスに切り込む本は数多くありますが、社員側からこの話を取り上げる本というのは多くはないでしょう。 筆者は、臨床心理士として、様々な分野で仕事をしてきた経験から、一人一人が図太く生きていけば産業分野におけるメンタルヘルスの状況も改善していくのではないかと、なんとなくですが思ってきました。 この本では、人生をちょっとやそっと傷ついたとしても日常生活や家庭を崩さず図太く生きていける概念を説明した本です。 例えば、仕事のミスが続き落ち込んでプライベートが楽しくなくなってしまったり、時には退職や死すらも考える人がいるなら是非読んでほしいと思っています。勿論仕事についてだけ書いてあるわけではないのです、恋人に振られるのが怖くてしょうがない人や、対人関係に不安を抱えている人などがよんでも十分参考になるようにかかれています。 図太く生きるコツを一緒につかんで行きましょう。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 精神科受診の手引書。精神科で処方される薬を飲むと人格が変わってしまう?10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 精神科の受診を考えたが二の足を踏んでしまった方。 受診する予定はないが知識として知っておきたい方。 受診の必要性がある家族がいる方。 さらに本人が通院拒否しているようなケースでにっちもさっちもいかない方。 これは、あなたの本です。 「精神科で処方される薬を飲むと人格が変わってしまうのではないか?」 そう思われている方が多いようです。 そのせいで「精神科」や「心療内科」受診は非常にハードルが高いようです。 体調が悪くても受診をしないで本来は早期治療で簡単に治療できるものが重症化してしまうケースもあります。 皆さんは、「精神科」にどのようなイメージを持っているでしょうか。 まるで人格が変わってしまうような薬を処方される場所でしょうか。 暗く陰湿で、医師はカルテだけを見ながら薬の処方をするようなイメージでしょうか。 しかし、実際には多くの病院は明るく清潔に保たれており、 初診のときは医師も十分に話を聞いてくれるはずです。 薬に関しても長所や短所がありますので、質問すればしっかりと説明をしてくれます。 近年の治療はインフォームドコンセントと言って、十分な説明と同意が重要視されています。 本書では、精神科受診を理解しやすいようにできる限りざっくりと説明します。 心療内科と精神科の曖昧な違いについても説明いたします。 ご自身やご家族が精神科受診の必要性がある、あるいは可能性を感じる。 そのような状況でしたら、本書はきっとヒントになります。 是非、ご利用ください。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。 もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 躁うつ病(双極性障害)がわかる本。うつとハイテンションを繰り返す理解されにくい症状と、その治療法を臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    3.3
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 精神科医療の中に三大精神病という言葉があります。これは、脳の形や大きさなどの形質に起因するのではなく、脳の中に流れる神経伝達物質等に起因して精神症状が出るものの中で、特に、原因が解明されていなく、再発を繰り返し、完治しにくいということであげられているものです。躁うつ病は統合失調症、癲癇と一緒に、この三大精神病と呼ばれている病です。 簡単にいうならば、ハイテンション(躁状態)と落ち込んでいる状態(うつ状態)が交互に出現する病です。 一般的に、躁状態の時は外出も、グループ活動も可能なので、人と会う機会が多い方は割と良く出くわすかもしれません。ハイテンションは誰にもある状態ですので、社会の中で出会ったとしても、それが病理によるハイテンションと理解されるよりも、もともと性格的にハイテンションな人と理解されることが圧倒的に多いです。
  • 統合失調症が事例でわかる。モニターからメッセージが送られてくると訴える30代男性のケース。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 まえがき 日本ではかつて三大精神病と呼ばれるものが存在していました。皆さんは三大精神病と言われるとどのような病を想像するでしょうか。 うつ病や境界性人格障害、解離性同一性障害(多重人格)等が比較的有名なものなので、このあたりを想像される方も少なくないのではないでしょうか。 実は、三大精神病とは「てんかん」、「双極性障害(躁うつ病)」、そして今回ご紹介する「統合失調症」なのです。 そして、これらの病は基本的には精神病なので、臨床心理士というよりは、医学的な診断を行なえる医師の範疇になってきます。 基本的には医師が診断を行い医師が治療を行っていきます。 しかしながら、臨床心理士も統合失調症の方の診断のお手伝いや、治療のお手伝いを行なうことは少なからずあります。 本書では「統合失調症」という事例を通して、臨床心理士がどのような活動を行なっているのかということを説明した本になります。 臨床心理士は、多領域で活動することが多いため医療現場にいる臨床心理士と福祉領域にいる臨床心理士ではその活動の内容が大きく異なってきます。 本書では、様々な現場の臨床心理士の動きが分かるように、色々な視点で一つの事例を取り上げられるように留意しました。 ・・・・・・前書きより 著者紹介  林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 体重は心理学で減らせ。ダイエットの心理学。臨床心理士によるダイエットを継続する方法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき ダイエットと心理学というと、一見何の関係もなさそうな感じがしますよね。ただ、想像してみてください。もしアルコール依存の治療をするときに、心理療法が続かなくなったらどうなるでしょうか?これはアルコール依存の治療が失敗すること、つまりアルコールにより死を招いてしまうことにもなりえるのです。この場合、治療をやめたのは患者の自己責任といえるでしょうか。そもそも、依存症の治療はこの様なケースも想定されて作られているので、もしも、アルコール依存の治療が途中で中断してしまった場合は、治療者側の計画が甘かったとも考えられるのです。つまり、アルコール依存の現場では、治療自体をどの程度長続きさせるかということも治療の一環なのです。 それでは、これをダイエットに置き換えて考えて見ましょう。ダイエットにおける運動や食事制限を治療と考えるなら、ダイエットの治療中断率もなかなか高いものだと思います。この本を手に取った方の中にも、何度もダイエットにチャレンジしているけれども一向に痩せないという方はいらっしゃると思います。 次の新しいダイエットを始める前にまずこの本を読んでみてください。この本には具体的なダイエットの方法は書かれていませんが、どのようにしたらダイエット自体が長く続くかは書いたつもりです。 ダイエット自体を長く続かせること。これこそがダイエットの心理学なのです。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 多重人格が分かる本。解離性同一性障害(多重人格)は本当に存在するのか?虐待との関係、原因、治療方法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 精神科領域の中でも、最も症状が華々しいものの一つに多重人格があります。そのドラマティックな症状から、多くの映画や小説、芸術作品などでも取り上げられることが多いです。しかしながら、そのような作品が一人歩きしてしまい、多重人格が誤解されているような状況も見受けられます。 その誤解から、中には詐病として用いられる事例もあります。取り上げられる機会も多いことから、一般に対する世間の認知度も、うつ病、統合失調症、双極性障害と並んで非常に高いです。しかし、その一方で、他の疾患よりも圧倒的に罹患率が低い病でもあります。 それは、他の精神障害が内因(脳の神経伝達物質等の問題)に起因するのに対して、多重人格は心因(環境の要因や心理的な要因)も影響しているからです。 その環境因は非常に過酷なものが多く、万人がそのような状況には陥らないことも理由としてあげられます。 この本では、小説や映画、アニメ等に出てくる多重人格と実際の多重人格の違いや実際にはどのような臨床像なのかということをお伝えできたらいいと考えております。 もちろん、身の回りに多重人格の友人や家族がいる方にも、最初に読む一冊としては十分な情報を提供できるように心がけてあります。 この本を読んで興味を持っていただけたのならば、より専門的な本を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 統合失調症の入門書。家族、友達が統合失調症になった。あるいは疑いがある。そんなときに最初に読む本。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 最近は、様々な媒体で統合失調症が取り上げられることも増えてきました。しかし、一部のドラマや映画、本などでは統合失調症が正しく取り上げられておらず、中には誤解を招くような表現のものも少なくありません。 皆さんは統合失調症についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。 実は統合失調症と言っても、その状態像が一つに確定するわけではありません。当然のことですが、患者さんによって出方が異なりますし、予後もかなり変わってきます。統合失調症は精神科医療の中で最も頻繁に研究が行われる病の一つです。現在は有効な抗精神病薬を発売されており、かなりの割合で症状を軽快させられるようになってきました。ある意味、統合失調症と投薬はワンセットなのですがまだまだ投薬に対して偏見も多いのかなと感じています。 この本では統合失調症の典型的な症状や、治療の実態をお伝えすることができればよいかなと感じています。 正しい治療を行うことと同じくらい、周りにいる人がこの病に理解を示すことは重要です。 統合失調症を知るための最初の一冊となるように、なるべくいろいろなことに触れたつもりですので、興味のある方はこの本をきっかけに専門書を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • なぜネットゲームにハマるのか?臨床心理士による専門的な考察で「ネトゲ廃人」「依存状態」を解説。あなたの家族は大丈夫?10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 昔はゲームというと、テレビに本体をつないでカセットを差し込んでプレイする家庭用ゲーム機が主流でした。これは、筆者が少年時代をすごした時の主流であり、中には喫茶店に行ってコーヒー片手にゲームをプレイするのが主流の人もいたことでしょう。 昨今、子供が公園に集まって携帯用ゲーム機で対戦している姿がメディアに取り上げられました。遊びには協同遊びと平行遊びというものがあります。協同遊びというのは一つのルールの中で同じ遊びを共有する遊びですが、平行遊びというのは、近くにいて同じような遊びをすることです。勿論、そこの子供達はみんな別々のゲームをしているわけではなく、通信対戦をしているのでしょうが、なんとなく、これは平行遊びなのかななんていうことを考えてしまいます。 いまや、ネットワークは進化し、ゲーム機やパソコンがあれば公園のような場所に集まらずとも自分の家からみんなとつながることができるようになりました。顔を知っている友達は勿論、顔も知らない、言葉も通じない人々とゲームというものを通してコミュニケーションをとることができます。 コミュニケーションという観点から見れば、これも良いのかもしれませんが、中には病的にゲームにはまる「ネトゲ廃人」という現象も見られるようになって来ました。ネトゲ廃人とはネットゲームを行う時間を確保する為に、生活動作を極限まで減らした人々です。究極のネトゲ廃人はトイレ、睡眠、食事しかしないと言われています。しかし、なぜネトゲ廃人は1日10時間~20時間もゲームをすることができるのでしょうか。 本書は、身近にネトゲ廃人がいる人、自分がネトゲ廃人かもしれないと思う人を対象に、どうしてネットゲームにハマってしまうのかを解説し、ネトゲ廃人脱出の一助になることを目的としてかかれています。 筆者自身も、ネットゲームのプレイ経験があり、臨床心理学的な視点からこの現象を捉えられると思っています。 本書に出てくる事例は、すべて専門書の記述を元に筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • ネットでいうメンヘラとはなにか?精神疾患治療のプロである臨床心理士が解説するメンヘラの特徴、関わり方、治療法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき インターネットや通信手段が発達した今日、専門家でなくても精神疾患や問題行動に関して簡単に調べられる時代になりました。インターネットや通信機器の発達は距離がどんなに離れていても、年齢がどんなに離れていてもコミュニケーションを可能にしました。時には顔を知らない相手と恋人関係や友人関係を築く事例も存在します。 そんな、莫大に広がった世界の中で「メンヘラ」と呼ばれる人々がいます。ネットスラングとしての「メンヘラ」は瞬く間に世界を駆け巡り、いまやメンヘラという言葉を現実世界でも聞くようになりました。 メンヘラという言葉は精神疾患全般を指しているのかと思いきや、統合失調症は糖質などと隠語化されて使われているので、メンヘラは精神疾患全般を指している言葉ではないのです。 それでは、一体メンヘラとはどのような人たちを指して使われる言葉なのでしょうか。 この本では、ネットスラングで「メンヘラ」と呼ばれる人たちついて自説を交え説明します。現在、メンヘラと呼ばれる人たちと付き合いがある人にも、役に立つよう執筆したつもりですので、もしそのような心当たりがある方にも一読してほしいと思っています。 また、自分自身がメンヘラかもしれないと思っている人も是非読んでいただきたいと思っています。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • はじめての記憶術。臨床心理士による心と記憶のメカニズム。心理学を知れば記憶力がアップする。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 一時期、記憶術セットというもの販売されていた時期がありましたね。私が小さい時は、「あれのなかにはどんなものが入っているのだろう?買えばテストで100点が取れるようになるのでは?」と考えていたような気がします。結局そのときはそのセットを買うことは無く、記憶術という言葉すら記憶の奥底に封印されてしまいました。 しかしながら、大学院で心理学を学び始めた時に、再び記憶術という言葉と再開したのです。とっくの昔に忘れ去っていた記憶術という言葉でしたが、そのとき、小さな頃に目にした記憶術というものへの興味がふつふつと湧き上がって来るのが感じられました。 それから、私は昔抱いていた憧れもあり、研究テーマを記憶術にして、人の記憶に関する研究を始めたのです。 本書は、試験や仕事でもっと効率的にものを覚えられたらいいなと思っているすべての人に、効率的に記憶が出来る方法の一部をご紹介したものです。 記憶術の方法を覚えればテストでよい点がとれるというものではありませんが、上手く使えば暗記物に関しては十分な効果が見られると思います。 10分で読めるシリーズですので、是非一度通読していただければと思っております。
  • 発達障害が分かる本。ADHD、LD、自閉症。臨床心理士による、特徴と傾向を知ることによりうまく付き合うための本。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 発達障害者支援法が制定され10年が経ちました。筆者は現在思春期の発達障害・精神障害を中心としたフィールドで臨床心理士として活動していますが、その実態はいまだに理解されていないと感じています。 しかし、10年経ち発達障害という言葉は広まってきており、専門職以外の人々にも発達障害とは自閉症、広汎性発達障害、ADHD、LDだということは知識として入っているように思っています。 私が日々感じているのは、その言葉だけが独り歩きし、一体発達障害とはどのような人なのかという現実が伝わってないということです。 中には発達障害と知的障害を取り違えている方もいらっしゃれば、発達障害を怠け者のように扱う方もいらっしゃいます。 実際問題怠け者の発達障害の方もいらっしゃるでしょうが、全員がそういうわけではありません。 本書では、学術的な発達障害などの定義や、知識よりも現実生活で彼らはどのように生活していて、どのようなことに困っているのかということについてお話できたらいいかなと思っております。 また、本書に出てくる事例は、専門書の内容に基づき筆者がフィクションとして作り上げた事例です。
  • 発達障害でよかった!「生まれ変わっても発達障害がいい」自分や子どもが発達障害と診断を受けても大丈夫。10分で読めるシリーズ
    1.0
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 昨今、メディアでは頻繁に発達障害という言葉が取り上げられるようになり、一般紙や日常会話の中でも頻繁にその言葉が用いられるようになりました。しかし、その内容は肯定的であるとは言い難く、何かコミュニケーションが上手くできない人であったり、暴れん坊だったりという印象を与えかねません。中には、発達障害を肯定的にとらえる本もありますが、「あの有名人も発達障害だった!」というような主張を繰り返す本が多いように思います。発達障害じゃない人の中にも偉大な業績を残した人もいるでしょうし、当然発達障害の人の中にも偉大な業績を残した人もいるでしょう。しかし、このような主張で納得してしまうと、まるで、偉大な業績を残せない発達障害は不利益しかないような気分がして納得いかないところはあります。 正直なところ、大半の人が偉大な業績なんて残せません。しかし、人間的な魅力や尊厳は発達障害の有無や業績を残せるか残せないかには起因しません。 日本人に生まれて良かったと思う人もいるでしょうし、日本なんかに生まれなければよかったと感じる人もいるでしょう。それと同じように、発達障害で良かったと思える人もいれば発達障害なんかに生まれなければ良かったと思う人もいると思います。 この本は、発達障害として生まれたのだから存分にその良さを噛みしめようという趣旨で書かれています。 お子さんが発達障害の診断を受けたり、自分自身が発達障害の診断を受けたりした人はぜひ一読してみてください。
  • 発達障害の特徴を用いて学力をつける方法。注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム障害、それぞれ異なる学習方法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の12ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 筆者は現在発達障害児を扱う福祉施設などで心理職として勤務しています。よく発達障害というと、知的障害と混同されている方もいらっしゃるのですが、発達障害と知的障害はまったく異なるものなのです。勿論、発達障害と知的障害が併発している例も現場では少なくありませんが、基本的にはまったく別の水準のものと考えることができます。知的な水準が保たれている事例では、実は思った以上に学力がつくことが少なくありません。それは、発達障害というものの特徴の中には、学習などと非常に相性がよいものがあるからです。それは、学習障害といわれているものも例外ではありません。学習障害と呼ばれたとしても学力をつけることがまったくダメなわけではないのです。発達障害と呼ばれてしまう子たちは、昔から怒られることが多かったり人間関係でトラブルが多かったりします。そんなことから、自分自身を肯定する力が失われているケースも少なくありません。だからこそ、学力がつくということは、単純に職業選択の幅が広がったり学歴というブランドを手に入れられたりすることだけでなく、本人が自分を肯定する力を伸ばすことにもつながっていくのです。学力をつけることで、子供たちが自信を取り戻し、失っていた力を取り戻すことができるのならば、そんなに嬉しいことはありません。 本書は、子供が発達障害かもしれないと思った親御さんや、教員をはじめとした教育関係者、児童福祉関係者などに特に読んでほしい本です。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 発達障害は自己肯定感を下げてはいけない。子どもと接するときは評価ではなく肯定を心がけよう。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 筆者は現在発達障害児を扱う福祉施設などで心理職として勤務しています。一般的に発達障害は、知的な水準が保たれていることが多いので、どうしても通常と同様の基準でその子を評価してしまいがちです。よく聞かれる言葉は「何でそんなこともできないの!」や「普通に考えれば分かるだろ!」というような言葉ですが、彼らにとってまわりの人が当たり前にできていることというのは当たり前のことではないのです。しかも、これは主にコミュニケーション上のトラブル等で露見しやすいので、「この子の性格が悪いのでトラブルになる」といった誤解につながっていきます。一般的に発達障害には似たような特徴が多く見られますが、性格とはまったく別のものです。もし、この本を手に取っているあなたが「あなたは性格が悪いのでトラブルが多い」といわれたらどのような気持ちになるでしょうか。一人二人に言われる分には良いかもしれません、10人20人に言われたらどうでしょう?自分は嫌われ者でどうしようもない人間だと思ってしまわないでしょうか。この本では、発達障害という特徴を持った子を育てるに当たって自己肯定感という概念を使い、自己肯定感を落とさないことが本人が幸せにいることにどれほどの武器になるかを解説しています。子どもが発達障害かもしれないと思った親御さんや、教員をはじめとした教育関係者、児童福祉関係者などに特に読んでほしい本です。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。 著者紹介  林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • パニック障害の基礎知識。3つの症状、パニック発作、予期不安、広場恐怖を理解しよう。10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 皆さんは、パニック障害という病に聞き覚えはあるでしょうか。名前だけ聞くと、昔のホラー映画のように、騒ぎ、いてもたってもいられないような状態で動きだすイメージがありますよね。 その例えは割りと的を射ています。パニックとは不安や恐怖によって気持ちが混乱状態に陥ってしまい、思ってもいないような行動を取ってしまうことです。 パニック障害とは、このパニック状態を主たる症状とした病なのです。 パニック状態に陥ったからといって、身体的には何にも問題がないので、時には仮病や気にしすぎとして処理されてしまいますが、実際に罹患した患者さんを見ていると、外出することがままならなくなるほど深刻な病なのです。 また、パニック発作を起こさなくとも、襲ってくる不安を毎回耐え切っている人もいます。 パニック発作はなった人しかわからないほどの恐怖とも言われています。もしも、周りにパニック障害という病名がついた人がいるのならば、是非この本をとってほしいと思います。 また、自分自身がパニック障害であるという人も是非読んでみて下さい。 この本は、パニック障害を知るための最初の一冊として、この病に必要な基礎知識について書いてあります。 軽症であれば、パニック障害について正しい知識をつけるだけで大分軽快することもあります。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 非行のメカニズム。臨床心理士が説明する非行の構造と非行少年・少女たちとの接し方。衝動性、母子分離、親子の価値観。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 筆者は現在、精神科や福祉施設で主に子供臨床を担当している臨床心理士です。子供の支援をしていると、良く出くわすのが俗に言う「非行少年・少女」です。精神科病院の中でも、疾病に起因して非行に走るもの、家庭環境に起因して非行に走るもの、発達やパーソナリティに起因して非行に走る者など色々な人がいます。勿論、他人を傷つけるリスクも高い人たちですから、時には侮蔑的に見てしまったり、教育的な指導を行なう人も中にはいらっしゃると思います。 しかし、「そんなことはやめなさい!」や「傷つけられる人の気持ちになってみろ!」と言ったところで、当の本人達にその言葉が届くことはないでしょう。非行という問題は、その行為を本人達の所為にしているうちは見えてこないのです。 彼らはそうするしかないからそうしてるのであって、そうさせているのは社会や家庭、学校なども含まれているのです。 私達は非行という問題を考える時に、必ず、その背景や環境のことも考えていかなければなりません。 この本は、非行少年・少女に関わる可能性がある人すべてに読んで知っていただくため、限られた文字数ではありますが、非行についてなるべく多くのことを盛り込んだつもりです。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 人見知りのメカニズム。「コミュ障」でも「コミュ力」はつけられる。臨床心理学的には病理の可能性も考えたい。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 人見知りに苦しんでいて、仕事も恋もうまくいかない方のための本です。 本書では人見知りのメカニズムを臨床心理士の著者が解説いたします。 また心理学的に病理の可能性を考えることを指摘しています。 人見知りに苦しむ方は、是非、本書をヒントとしてご利用ください。 まえがきより 「コミュ障」や「コミュ力」という言葉を聴いたことはあるでしょうか。 ネット上では前者は「コミュニケーション障害」という意味で使われているようです。 後者は「コミュニケーション能力」です。 インターネットでは、コミュ障であると友達などが出来ず、 また恋人も当然のことながら出来ないといったような文脈で語られることが多いように感じています。 それでは、この「コミュ障」の正体とは一体なんなのでしょうか。 一般的に、コミュニケーション障害というと、緊張せず人と話すことは出来るが意思の疎通や会話のキャッチボールがおかしい人を指すのではなく、 極度に人見知りしてしまい人と話をすること自体が困難という状態を指すことが多いようです。 「コミュ障」とはある種人見知りを指す言葉でもあるのです。 一方、「コミュ力」という言葉は緊張していても、目的達成のために周りと協力したり人間関係を築いていく力とも言えます。 …まえがきより 著者紹介  林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。 もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 人見知りを治す心理学。一対一コミュニケーションのプロである臨床心理士が教える辛い人見知りの対処方法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 筆者は、臨床心理士という、密室に二人で閉じ込められて「さぁ!今から一時間話してください!」というようなことをやる職業です。「心理士さんは、人見知りなんか関係なくて、どんな人でも上手にお話できて聞き上手なんでしょ?」なんていうことを言われることも多いのですが、実際問題、僕は人見知りですし、プライベートでの人間関係ではトラブルが多めかも知れません。前書きでこんなことを言ってしまうのもどうかと思うのですが、人見知りが「治る」ということはありません。ただ、自分の中にいる「人見知り」という特徴と上手く付き合えるようになって、対人関係であまり困らなくなることは可能です。例えば、私の場合だと目上の男性と1対1という局面は非常に人見知りしやすい状態であることを自覚していますので、なるべくそのような状況にはならないようにしています。また、どうしてもそのような場面になったとしても、適当に話をあわせて適当に切り上げることも上手になりました。この様に自分の苦手な場面を把握して、その乗り切り方を具体的にイメージできるようになると人見知りというのは驚くほど上手に付き合えるようになるものなのです。 もし、以下のような人がいたら是非この本を読んでほしいと思っています。 1、顔見知り程度の人と偶然帰りが一緒になってしまったりするとドキドキする。 2、職場や学校では、1対1や多人数で仲良くできるけど、職場や学校を離れたとたん緊張する。 3、人と話すときどこを見れば良いのか分からない。 4、相手に自分の顔を見られていると思うと緊張する。 5、なかなか人と仲良くなることができない。 6、自分は俗に言う「コミュ障」だ 人見知りが解決することはなくとも、上手に付き合うことのヒントはあるかもしれません。 本書に出てくる例はすべて筆者の作り上げたフィクションの事例です。
  • ビジネスコミュニケーションの心理学。Desc法で上司からの無理な依頼もスマートに断れる。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 まえがきより 筆者が新卒で就職活動をしていたのは、もうずいぶん前の話になります。 そんな昔の話なのですが、その頃の面接官に言われて今でもよく覚えているセリフがあります。 「学生の頃のコミュニケーション能力とは、みんなといかに楽しむかという能力で、 社会人のコミュニケーション能力とは目的を達成するためにあるのだ」というセリフです。 確かに、友人同士だと、どのように心地よい関係を作るかが最重要課題になってきます。 一方社会人になればどのように課題を達成するかが最重要課題になってくるのです。 つまり、プライベートのコミュニケーションと仕事上のコミュニケーションは種類が全然違うのです。 プライベートの人間関係がへたでも、ビジネスコミュニケーションはとても上手ということが起こりえるのです。 ビジネスコミュニケーションが欠けた状態とはどんな状態になるのでしょうか。 メンバー同士の仲は非常に良いけれど、 なんとなくダラダラと仕事をしてしまい誰かが注意しようにもメンバー同士の関係が崩れるのが怖くて注意できない。 これこそまさにビジネスにおけるコミュニケーション能力が欠けている状態といえます。 そして、もう一つプライベートと明確に違うことがあります。 それは、ビジネスコミュニケーションはグループや利害関係者で行なうコミュニケーションです。 したがって一対一のコミュニケーションではないということです……まえがきより 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。 もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 魔性の女の心理学。彼女は好きな人を振り回す方法を知っている。男女ともに使える心を揺さぶる恋愛術を臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    1.0
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 10分で読めるシリーズ まえがき よくテレビなどで「魔性の女」という言葉を耳にします。皆さんは魔性の女と言ったらどのような女性を思い浮かべるでしょうか。スタイルが良くて美人で男を手玉に取ってしまう女性をおそらく想像するのではないでしょうか。臨床心理士という職業柄、魔性の女(男)と呼ばれるような人とお話しする機会は多いですが、その本当の魅力はスタイルや顔といった容姿の問題ではなく、好きになる相手との距離感の取り方が上手いのだということに気がつかされました。 相手が夢中になる距離感というものを非常に心得ており、その距離感で獲物を追い詰めるハンターのように追い詰めていくのです。 そしてまた、彼らは好きになるということよりも、好きになってもらうことのほうに命を賭けているといっても過言ではありません。自分が好きになるかどうかということよりも、目の前にいるこの人が自分を好きになるかどうかということに意識を向けているのです。 本書では、自分が好きになって幸せな恋愛を送りたいというよりも、相手に好きになってもらって常に有利な恋愛関係を結びたいという人に向けて、筆者が独自の研究で培ったノウハウをお伝えする本です。 単純に誰かと付き合いたいというわけではなく、「自分にとって有利に誰かと付き合いたい」という人には必見です。 なお、本書に出てくる事例は筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 三日坊主は心理学で治る。心理学を用いた計画の遂行方法。薬物依存やアルコール依存の治療現場で活躍する臨床心理士が紹介。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 例えばあなたは、今3ヶ月後を目処に5キロのダイエット計画を立てたとします。勿論、これは一例なので英語の学習でもいいし、資格の勉強や受験勉強に置き換えてもいいです。 とにかく、何か一つ「何ヵ月後までに○○をしたい」というイメージを持ってみてください。 もし、イメージしただけでその計画を達成できるのならばそれはとても素敵なことです。 しかし、多くの人がイメージしただけでは計画を達成することができません。目標の半分まで達成できればかなり良いほうなのではないでしょうか。 中には俗に三日坊主と呼ばれる状態に陥ってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。 この本は、やりたいことはあるのだけれどもなかなか上手にできない人のために、心理学を用いた計画の遂行方法が書いてあります。 ちょっとしたポイントを抑えるだけで、驚くほど計画の遂行が楽になるのです。 筆者は、臨床心理士として様々な現場を渡り歩いてきました。その中でも、特に薬物依存やアルコール依存の治療現場は難しいといわれている領域です。なぜ依存症のセラピーが難しいかと言えば、患者自身が治療の必要性を感じていないにも関わらず、治療は長期にわたるということが理由の一つです。この場合、残念ながら治療が三日坊主に終わることは、再度依存症の状態に戻ることに他なりません。つまり、物質依存の治療現場では患者が三日坊主に陥らないための方法論を模索し続けているというわけです。 その方法論の中の一つに、治療が始まる初期の段階で三日坊主に陥らないための心理面接が数週間行われるものがあります。 本書では、その三日坊主に陥らないための心理面接から要素を抜き出して皆様にご紹介したいと思っています。
  • 病んでない人などいない。臨床心理士が説明する全ての人が病んでいると言える理由と自閉症スペクトラム障害。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 例えば、心理士という職業として、日々色々な問題行動や精神病理を抱えている人と会っている私が「病んでない人などいない」と言い切ったのならば、皆さんはどのように感じるでしょうか。腹が立つ方もいれば、なるほどとうなずく方もいるのではないでしょうか。 「もしかしたら私も問題行動を抱えていたり、病気になっていたりするの?」という疑問を持った方は、なかなか鋭いと言えると思います。 本書は、精神病理や問題行動に関して否定的な見方があったり、なにかネガティブなイメージがある方の為に、一体、問題行動や精神病理は私とどのようなところが違って、どのようなところが一緒なのかということを解説した本です。 最近、DSMという診断基準が改訂され、自閉症スペクトラム障害という名前が出てきたのをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。 このスペクトラムという考え方こそ、私が病んでない人などいないと言い切れる一つの考え方でもあります。 本書は、一般の方だけではなく、スペクトラムという考え方がいまひとつピンとこない対人援助職の方にもどんなものか分かるように例を用いて分かりやすく解説してあります。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • リストカットの心理学。自傷行為のメカニズムを臨床心理が解説。身近な人が。自分が。自傷行為やめたい!やめられない!10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 思春期の心理臨床を行なっていると、女の子に多く見られるのが自傷です。それはリストカットをはじめとして、アームカットや広義にはボディピアッシングなども入ってきます。勿論、男性でも自傷される方はいらっしゃるのですが、実際の現場では女性の方がその比率が多いのが事実です。私も様々な、クライアントと出会い、多くの自傷を見てきました。特に、思春期の臨床を行なっていると、女の子の殆どは自傷を体験していると言っても過言ではありません。精神科医療の現場だけでなく、学校などでスクールカウンセリングを行なっていても学年に2~3人いてもおかしくないのではないかと思うほど自傷は身近になってきたといえます。よく、「自傷は構ってほしいだけだから」や「自分を確認するために自傷しているんだよ」という言葉をメディアや噂で聞きますが、果たしてそれは本当なのでしょうか? この本は、リストカットをはじめとした自傷について色々な視点から解説されています。現在自傷をしてしまった人が回りにいる人には是非一読してほしいと思っています。また、自傷をしてしまった本人の人も、「なるほど、こういう考え方もあるのか」と再発見することも少なくないと思います。 また、学校関係者や児童福祉関係者の方は自傷に接する機会も多いと思いますので、是非一度読んでいただければと思っています。 また、本書に登場する事例は筆者が専門書の記述を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 臨床心理士ってなんだ?精神科医、カウンセラー、心理士、臨床心理士の違い。試験の難易度、収入、研究、仕事内容とは。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や統合失調症といった精神疾患から、不登校や非行などの問題行動にまで幅広い人の悩みに対して援助する専門職として、臨床心理士というものがあります。皆様も一度くらいはどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、この資格は名前ばかりが一人歩きしてしまいなかなか本質が伝わりにくい職業の一つでもあります。私自身も臨床心理士として活動していますが、「仕事は心理職だよ」というと、「えーじゃあ私の心とか分かっちゃうんですか?」と聞かれることも少なくありません。 心理学を学び始めた時に、最初の授業で習うのは「人の心は分からない」ということです。今でも非常に印象に残っている授業の一つではあります。 「人の心」という良くわからないものを扱うはずである臨床心理士とは実際にはどのようなことをやっているのでしょうか。 この本は、臨床心理士を目指している方は勿論、精神科医と臨床心理士の違いが知りたい人、心理療法とは一体どういうものなのか知りたい等、この職業に関することに興味を持っている方であればなるべく楽しめるように書かれています。 臨床心理士が普段どのようなことをしていて、どのようなことを考えているのか是非知ってもらいたいと思っております。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 劣等感で生きるのがつらい。心理学で見るコンプレックスから開放されるための最初の一歩。「目の前のやるべきことをやる」10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 心理士という仕事をしていると、劣等感という言葉と出会う機会が非常に多いです。劣等感という言葉を使うかたもいれば、コンプレックスという言葉を使う方まで様々いますが、そのコンプレックスや劣等感が元で辛くなってしまっている方も少なくありません。これは、あくまでもフィクションの事例ですが、「初めての人に会うと自分が不細工だと思われている気がして上手に話ができない」や、「初めて会った人が自分より良い学歴だったらどうしようと常に心配している」などの事例は非常に辛い状況にあるといえます。 劣等感というのは誰にでもあるものです、劣等感がまったくないという人はおそらくいないのではないでしょうか。だからこそ、この劣等感とちゃんとしたお付き合いができないと時には自らの人生を悲観的に見すぎてしまったり、新しいコミュニティに入っていけなかったりと不都合が出てくるようになります。 この本では、劣等感と上手に付き合えるように、劣等感について解説した本です。 容姿のことや学歴のことがどうしても気になってしまう。自分は生きている価値なんかないに違いない。どうしても人のことを見下してしまう。自分が見下されているのではないかと不安になる。 以上のような人がいれば、是非この本を手にとってほしいと考えています。劣等感と上手に付き合って、穏やかに日々をすごせる方法を一緒に探してみましょう。
  • 恋愛依存症の心理学。浮気、不倫、二股、恋人が途切れない、そんなあなたは恋愛中毒かもしれませんよ。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 依存症とつくものには、色々な種類が存在します。俗に「アル中」として取り上げられる、アルコール依存症であったり、覚せい剤や麻薬などに依存してしまう「薬物依存症」、パチンコや公営ギャンブルに依存してしまう「ギャンブル依存症」などです。日常生活を送っていれば、なにか一つは出会ったり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。そんな依存症の一つに恋愛依存症があります。コレは、人と恋愛することに依存してしまう病です。恋愛をしていると満たされている感じがして、恋人がいないと強い不安に駆られてしまうのが恋愛依存症と言えます。 恋愛依存症になると、特定のパートナーがいたとしても満足できずに不倫や浮気などをくり返してしまいます。彼らにとってパートナーがいることと恋愛していることはあくまでも別の話なのです。 本書では、この恋愛をしていなければ満たされている感じがしない恋愛依存症について解説した本です。パートナーが浮気をくり返していたり、自分自身がすぐ人を好きになってしまったり、浮気をくり返してしまうようならば是非読んでほしいと思っています。 また、本書では、セックス自体に依存してしまう「セックス依存症」と「恋愛依存症」は分けて取り扱っています。あくまでも恋愛自体に依存してしまう恋愛依存症について取り扱っています。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 恋愛の心理学。恋を叶える方法。後腐れなく別れる方法。恋愛で裏切られた人、見捨てられた人にとくにオススメ。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 人は誰でも恋をします。 私も、人生を生きて三十余年経っておりますが、色々な恋をする機会がありました。時にはパートナーがいる人を好きになったり、長く付き合ったパートナーと別れ非常に傷ついたこともあります。 おそらく、この本を手に取った方は、意中の人を振り向かせたかったり、相手の気持ちを知りたかったりする方が多いのではないでしょうか。 もしかしたら、もうパートナーと別れたいのだけれどもどうやって振ったら傷つかないのかを考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。 心理学は、人間そのものの気持ちや行動、人間の関係性や性格的な特徴について研究されている学問です。その知見の中には、恋愛や失恋、結婚や不倫に関して説明する事柄や利用すればちょっとしたテクニックになる知見も含まれています。 今回は、そんな心理学の世界から愛着タイプという言葉に着目して、お話をさせていただきたいと思っております。 相手や自分の愛着タイプを知ることで恋が叶ったり、上手に別れを告げることもできると思いますよ。 今恋をしていない方も、いざという時のために一読しておくと将来いいことが起こるかもしれませんね。 特に、恋愛において裏切られる感覚が強い方や、見捨てられる気持ちが強い方には強く読んでいただきたいと思っています。 この本があなたの恋愛の一助になることを心から祈っております。

最近チェックした本