末井昭作品一覧

  • 生きる
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    1巻1,430円 (税込)
    生と死、愛と金――経験から凝縮された、優しい哲学。 “「自由になる」ってこういうことだったんだ !”――高橋源一郎 2014年、著書『自殺』で第30回講談社エッセイ賞を受賞した作家にして天才編集者・末井昭。 18年3月には自著『素敵なダイナマイトスキャンダル』が映画化される。 1980年代には数々の伝説的雑誌を創刊し、ヒットメーカーとして羨望されることも多かったが、 その私生活は幼少期から、常に修羅場と一緒に暮らしているかのようだった。 そんな著者の激しいエピソードとそこから導かれた格言138をこの1冊に凝縮。 いま修羅場のドン底にいる人でもきっと乗り越えられるヒントが見つかるはず! 目次 第1章 自分は闇の中にいる(自殺、いじめ、表現への執着) 第2章 嘘の始まり(結婚、浮気、恋愛) 第3章 ギャンブルの川と世の支配者(借金、ギャンブル、お金) 第4章 悪魔が入ってこなくなった(聖書、離婚、愛)
  • 老いと喪失 死と向き合う思想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●社会が決める人間の寿命 利己的な生と公共的な死 小林武彦 ●老いと死の哲学的文法 入不二基義/聞き手:斎藤哲也 ●効率化により変わりゆく葬送儀礼 死を社会的に受け止める意味を考える 山田慎也 ●思い出に浸るときが愛おしい 長寿の秘訣はおばさんに学んだ 末井 昭/聞き手:オバタカズユキ ●死と向き合うことの哀しみと希望 デイサービスという介護現場で 六車由実 ●記憶の衰えと付き合うために SOC理論の考え方とは 増本康平
  • 自殺
    3.9
    第30回(2014年)講談社エッセイ賞受賞 母親のダイナマイト心中から約60年――衝撃の半生と自殺者への想い、「悼む」ということ。伝説の編集者がひょうひょうと丸裸で綴る。笑って脱力して、きっと死ぬのがバカらしくなります。 「キレイゴトじゃない言葉が足元から響いて、おなかを下から支えてくれる。また明日もうちょっと先まで読もうときっと思う」――いとうせいこうさん 「優しい末井さんが優しく語る自殺の本」――西原理恵子さん 大人気連載、ついに書籍化! 世の中、自殺について醒めているような気がします。 おおかたの人は自分とは関係ない話だと思ってるんでしょう。もしくは自殺の話題なんか、縁起悪いし、嫌だと目を背けてる。 結局ね、自殺する人のこと、競争社会の「負け組」として片づけてるんですよ。 死者を心から悼んで、見て見ぬふりをしないで欲しいと思います。 どうしても死にたいと思う人は、まじめで優しい人たちなんです。(「まえがき」より)
  • 猫コンプレックス母コンプレックス
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    母の呪いを猫で解く!? 「融通無碍に出入りするかれらと、深部に居座って出て行かないあのひとと。大人の男の心の中は繊細で滋味豊か。いろいろしんどいものを抱えても、とりあえず長生きしようと思わせてくれました」中島京子(小説家) いくら自分が歳を取っても、たとえ亡くなっていても、消えてなくならない存在をどうするのか。ともに猫好きなエッセイストと精神科医による切実真剣往復書簡。 幼い頃に母を亡くした者は、埋まらない心の空洞を抱えたまま生きなければならないのでしょうか。それもマザコンというのでしょうか。 ――末井昭「母親の変形した投影」 確かに母はわたしが不細工だからとわたしを忌避したりはしませんでした。が、こちらが美しかったら、より本気で愛してくれたのは間違いない。そこが悔しいし悲しい。 ――春日武彦「隣の女」 【目次】 まえがき 末井 昭 書くことがなくなってからが勝負 第1信 末井昭→春日武彦 猫と話す 第2信 春日武彦→末井昭 鼻ちょうちんや巻き舌のこと 第3信 末井昭→春日武彦 夫婦喧嘩は猫も食わないか? 第4信 春日武彦→末井昭 猫の舌 第5信 末井昭→春日武彦 母親の変形した投影 第6信 春日武彦→末井昭 猫嫌い 第7信 末井昭→春日武彦 キー坊の恋、母の恋 第8信 春日武彦→末井昭 隣の女 第9信 末井昭→春日武彦 結核のバリヤー 第10信 春日武彦→末井昭 罪悪感、その他 第11信 末井昭→春日武彦 壊れた母性本能と工場への失望 第12信 春日武彦→末井昭 漫画もどき 第13信 末井昭→春日武彦 野良たちに安泰はない 第14信 春日武彦→末井昭 一家団欒 第15信 末井昭→春日武彦 ラジオ体操と疥癬タヌキと老いた胎児 第16信 春日武彦→末井昭 覆面レスラーと大工の源さん 第17信 末井昭→春日武彦 ねじ曲がったマザコン 第18信 春日武彦→末井昭 母子像と父子像 第19信 末井昭→春日武彦 腹這いのキー坊と顔コンプレックス 第20信 春日武彦→末井昭 今日はいい日、楽しい日 あとがき 春日武彦 罪悪感といかがわしさと
  • パチンコからはじまる◯×△な話
    4.0
    笑いと涙、歓喜と狂気。そして突破と破滅。人は何故かくもギャンブルにハマるのか?伝説の編集者末井昭と伝説のギャンブラー山崎一夫による博打人生のディープ過ぎるウラ話!3人目の伝説、西原理恵子画伯が描く書き下ろしマンガ、イラストもけっこう満載!
  • 100歳まで生きてどうするんですか?
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    「この年になるまで、自分が老人であるとか、いつ死ぬだろうかとか、まったく考えたことがありませんでした――」。 人生100年時代といわれる今、飄々と丸裸で綴る、人生、老い、そして「死」。笑って脱力し、きっと生きるのが楽しくなります。

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