小説 - 朱雀門出作品一覧

  • 第六脳釘怪談
    4.0
    日常が転変する奇怪な実話怪談! 不可思議な世界観が病みつきになる朱雀門出の人気実話怪談シリーズ〈脳釘怪談〉第6弾! ◎血に塗れたおぞましい光景を目撃してから日常に悪夢のような怪異が刺し込まれる…「こぶん」 ◎まるで妖怪!?海上で遭遇した溺死体の奇怪過ぎる姿…「白い鱗」 ◎生首をつまむ大鬼、首吊り死体が連なる部屋、頭だけの怪物など子どもの頃に目撃した信じ難い怪事を集めた十二連作…「新・真実の世界」 ◎深夜の国道に進撃する恐ろしく巨大な…「ギガントコップ」 ◎オカルトに没頭し突然失踪した従兄、その部屋で見た奇妙なものと絶望の結末…「×」 ――など収録。歪んだ怪奇世界を覗く、朱雀門実話怪談開幕!
  • 首ざぶとん
    4.1
    華道教室に通うまりかの先生・嵯峨御流正教授である龍彦の趣味は、なんと怪談蒐集。最初は引き気味のまりかだったが、龍彦の優しげな雰囲気に惹かれ、怪談蒐集の手伝いをすることとなる。ある日まりかは、「おざぶ…おざぶ…」という声が聞こえる穴の噂を聞く。早速龍彦に報告しその穴を調べに行くが、そこで2人は、奇妙で恐るべき怪異に巻き込まれてしまう―。新たな怪談の旗手が描く、日常に潜む怪異の世界。連作短編集!
  • そっと、抱きよせて 競作集 <怪談実話系>
    2.8
    「正月の二日に女が死ぬと、七人道連れにする」田舎町で囁かれる不吉な噂、古いマンションに漂う見えない子どもの気配、霧深き山で出会った白装束の男たち、どこからともなく聞こえる「ほおみい」という謎の言葉……現実と虚構のあわいに広がる不穏な世界へようこそ。辻村深月、香月日輪、藤野恵美、朱野帰子、伊藤三巳華、小島水青、安曇潤平、松村進吉、朱雀門出、詠坂雄二、10名の人気作家がつむぎだす、豪華怪談競作集。
  • 第五脳釘怪談
    5.0
    Twitter投稿企画、竹書房文庫ランキング1位 実話怪談シリーズ最新刊! 男は呟いた…「裏側にも顔があって怖かったので殺したのです」(「裏側の顔」より) 伝説の実話怪談〈脳釘怪談〉のシリーズ最新刊が満を辞して登場! ・キャンプ中に突如体験した戦慄の出来事とその顛末…「呼ばれる」 ・恐ろしい夢を見てしまう禁忌の部屋では過去何が…「食人の間」 ・関ヶ原古戦場で不気味な風体のものたちに出遭う…「欠けた人」 ・怖い話を綴る業なのか、怪談作家や家族の身に起きたリアル恐怖譚…「ある怪談作家の家」 ・無人の部屋で勝手に点いたモニター、映し出された恐怖とは…「窒息オーディション」 ――などファン待望の恐怖満載、60話を収録。
  • 第七脳釘怪談
    5.0
    平穏な日常を嘲笑う超リアルな恐怖譚! 伝説の実話恐怖譚「脳釘怪談」シリーズ待望の新刊! プール一面に薄ピンクのものが… 「脳だ。これって人間の脳みそじゃんか――」 「三十六 プールにいっぱい浮いていた」より 怪異の断片から巻き込まれる悪夢の数々――朱雀門出の人気シリーズ第七弾! ・幼い頃より鬼や霊を見る男が、それ以外に見えるという奇妙な物とは「車輪を回す」 ・居酒屋で耳鳴りと同時に見えたのは真っ黒な…「ブクブクブクブク」 ・子供の頃に遊んでいた神社には賽銭箱に座っているお爺さんがいた「死んだ神さま」 ・友達が死んだのは箱から飛び出た刃物で首を切ったからなのに…何が正しい記憶なのか「喉切り箱」 ・二階の部屋から見える学校のプール、ある冬の早朝の異変「プールにいっぱい浮いていた」 ――など44編を収録。
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1
    3.3
    1994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活! 玩具修理者は壊れた人形も、死んだ猫も直してくれる――。小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「10年に1人の才能」と絶賛された沙藤一樹が描く、ゴミだらけの橋で見つかった1本のテープの物語「D-ブリッジ・テープ」など計5編を収録。《大賞》とは異なる魅力があふれた、究極のホラー短編集! <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」  朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 ※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から5篇を収録したアンソロジーです。
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成【全2巻合本版】
    -
    日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちが、まとめて読める! 小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「十年に一人の才能」と選考委員から絶賛された沙藤一樹が描く、ごみにあふれた橋で少年の死体と一緒に発見された、一本のテープを巡る物語「D-ブリッジ・テープ」。町会館で見つけた古本を手にしたら……。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」など、計11編を収録。《大賞》では測れない、規格外の怖さ。奇想天外な《短編賞》の世界を味わってみませんか? <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」  朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 吉岡暁「サンマイ崩れ」 曽根圭介「鼻」 雀野日名子「トンコ」 田辺青蛙「生き屏風」 朱雀門出「寅淡語怪録」(「今昔奇怪録」の原題)  国広正人「穴らしきものに入る」 *日本ホラー小説大賞《短編賞》受賞作から11編を収録しました。 ※本書は2023年11月刊行の『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1』と『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2』を合本したものです。
  • 脳釘怪談
    4.0
    朱雀門出による実話怪談初単著。 学生の頃に帰り道で“自分の顔”が落ちているのを見た奥さんの話をめぐって…「自分の顔が落ちている」、 両親に建ててもらった豪邸に住み始めた矢先、息子が奇怪な行動をし始める「シタ仏壇」、 その場にいないのに写真に写り込む同僚の生霊、なぜ?「血プリン屋」、 誘われて遊びに行った“かおるちゃん”の家での恐怖、夢だと思っていたのに…「かおるちゃん」など、 脳の奥底が痺れるような不気味さ、じんわりと纏わり憑く怪異、拠所ない身の震え… 日常の隙間の不可解を覗き込む38編を収録。
  • 脳釘怪談 呪殺
    3.0
    怪談小説家、朱雀門出による実話怪談集、第二弾。\廃屋めいた屋敷に魅入られた男の顛末「おれんち」、祖父の遺品にあった古びた箪笥、開かない引き出しに隠された秘密「引き出しに目玉」、新しく入ってくるバイトにはなぜか“変なオジサン”が多い。彼らが語る奇妙な話「イルカの首」、机の裏に見つけた落書きの意味が分かるとき…「ブンスウ予言」、朽ち果てた廃村で出会った少女のおもてなし「なまぬるいカルピス」、独占欲の強い彼女を裏切った男は…「ジンダ筋」など36話を収録。\脳の奥底に痺れが走る。なんだ、この厭な気配は。読むうちに毒される、それは呪いのように……。

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