原勝洋作品一覧

  • 暗号に敗れた日本 太平洋戦争の明暗を分けた米軍の暗号解読
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    太平洋戦争開戦直前の日米交渉、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、山本五十六連合艦隊司令長官機の撃墜、大和特攻……。約40年前、戦史研究家の野村實がもらした言葉、「あのころに、どれだけ米軍が日本側の暗号を読めていたのか、実は本当のところはほとんどわかっていないんだよ」という一言から、著者(原)の「暗号解読の実像を明らかにする」研究の旅は始まった。以来、何度もの米国の新たな史料公開の度に、暗号解読の事実発見を繰り返し、一歩一歩、実像に近づいて行った。本書では、貴重な米国史料を多数実例として示しながら、太平洋戦争時の米軍の日本外交暗号、日本海軍暗号の解読ぶりを明らかにする。また、当時の暗号についての基礎知識を、電波工学の権威である北村新三が解説し、日米の暗号戦のすべてを描いた、決定版的一冊である。

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  • 巨大戦艦「大和」全軌跡
    5.0
    1巻2,138円 (税込)
    世界最大最強の戦艦として今も語り継がれる「大和」型戦艦。本書は、大艦巨砲主義の象徴である46センチ主砲の開発秘話から、沖縄突入作戦における最期まで、「大和」の全軌跡を詳述する。巻頭口絵には、貴重な「大和」の雄姿を多数収録!
  • 真相・戦艦大和ノ最期
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    戦艦大和の最期を解明した決定版 世紀のスクープ! 反響轟々! 20世紀最大の謎―『戦艦大和ノ最期』の真相、遂に解明! 戦艦大和の研究並びにコレクターとして第一人者の著者が、 アメリカで入手した超精密写真と攻撃記録、 生存者への十年来の聞き取り取材による証言により、 永遠の謎といわれた戦艦大和の真実を遂に解き明かす。 超鮮明、ズームアップ、初公開! 戦う大和の最期を明かす米軍撮影の写真、堂々90枚! 新資料もすべて公開する。
  • 戦艦大和建造秘録 【完全復刻改訂版】
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    世界に誇るべき日本の最高傑作 戦艦「大和」の全貌が「設計図」から「轟沈」まで今、ここによみがえる! 「米国国立公文書館II」より入手した青焼き軍極秘文書、圧巻の350ページ! さらに1945年4月7日「沖縄特攻」戦闘時[未公開]写真収録! 2020年「大和」轟沈75周年記念 昭和の帝国海軍アルキメデスたちが見落とした想定外の[欠陥]を 令和を生きる読者自身の目で確かめよ! 物言わぬ図面とのみ取り組む技術者にも青春はある。 私の青春は、太平洋戦争の末期に、 戦艦「大和」「武蔵」がその持てる力を発揮しないで、 永遠に海の藻屑と消え去った時に、失われた。 なぜなら、大和、武蔵こそ、私の生涯を賭した作品だったのである。 (「大和」型戦艦の基本計画者・海軍技術中将 福田啓) なぜ、時代の趨勢を読めずに戦艦「大和」は作られたのか? なぜ、「大和」は活躍できなかったのか? なぜ、「大和」は航空戦力を前に「無用の長物」扱いされたのか? 「大和」の魅力にとりつかれ、人生の大半を「大和」調査に費やした 編著者の原 勝洋氏が新たなデータを駆使し、 こうした通俗的な「常識」で戦艦「大和」をとらえる思考パターンの「罠」から解き放つ。 それでも「大和」は世界一の巨大戦艦だった その理由を「沖縄特攻」、米軍航空機の戦闘開始から轟沈までの 「壮絶な2時間(12: 23〜14: 23)」の資料を新たに再検証。 雷撃の箇所、数を新たなる「事実」として記載した。 「大和にかかわるのは止めろ、取り憑かれるぞ」 本書は、若かりし頃にそう言われた編著者が「人生をすり潰しながら」描いた戦艦「大和」の実像である。
  • 戦艦「大和」全記録
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    1巻2,970円 (税込)
    最強戦艦のすべてがここに!『戦艦「大和」全写真』姉妹編最強の戦艦「大和」の誕生から沈没までの生涯。計画、設計、建造工事の詳細、46センチ砲のメカニズム、参加海戦の実相まで、日米双方の記録を読み解き、詳細に綴る。戦艦大和研究の第一人者が「丸」そのほかの雑誌に寄稿した記事・資料を集大成。併せて姉妹艦「武蔵」、改造空母「信濃」についても掲載。 【内容】 〈第1部;設計と建造〉戦艦「大和」建造日記/46センチ主砲塔内部構造/装填システム/射撃指揮システム/15メートル測距儀/バルバス・バウ/150センチ探照灯/列国戦艦との性能比較/乗員の編成と配置/艦内生活諸設備/「大和」をつくった造船官/軍極秘・大和型戦艦の年間維持費/「信濃」建造計画 〈第2部;戦闘記録〉米軍レポートで見るシブヤン海の死闘/「大和」「武蔵」「信濃」沈没の真相:米海軍技術調査団報告書/サマール沖海戦の詳細/大和水上特攻作戦/米海軍航空隊戦闘記録
  • 猛き艨艟 太平洋戦争日本軍艦戦史
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    二度と戻れないことを承知で、真珠湾の奥深く向った特殊潜航艇「甲標的」の搭乗員。敵潜水艦の危険を知りつつ、魔の海峡に突入した高雄型重巡戦隊。滅び去ることを目的に沖縄への特攻出撃を命じられた戦艦大和。幕末からわずか七十年足らずで世界三大海軍の一角を占めるようになりながら、3年8カ月の太平洋戦争によって消え去った日本の「いくさぶね」の姿が日米全調査で甦る。
  • ドキュメント戦艦大和
    4.0
    かつて世界最強を謳われ、連合国に「幻の大戦艦」と恐れられた巨艦に何が起ったのか。名著『戦艦大和ノ最期』の著者吉田満と大和研究の第一人者原勝洋が、六十人を超える大和乗員の生存者と関係者の証言を丹念に集め、さらに日米の資料を駆使し、昭和二十年春の沖縄大和特攻作戦を再現する。「作戦準備」「作戦発動」「米攻撃隊来襲」「戦艦大和沈む」「戦いのあとに」と、五部に分けて克明に時間経過を追った本書は、無謀無策といわれた大和特攻の真実に迫る。
  • 日米全調査 ドーリットル空襲秘録
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    もし、東京上空に侵入機が現れたら? 日本―空襲と聞き、多くの人が連想する「B-二九による無差別爆撃」あるいは「東京大空襲」ほどの被害はなくとも、日本有史以来、戦後70年が経った今でも敗戦国扱いされる我が国を象徴する事件があった。それは、第二次世界大戦下、1942年4月18日にアメリカ陸軍航空軍による日本本土に対する初めての空襲だった。後に『ドーリットル空襲』と呼ばれたこの史実は、アメリカでは英雄譚として語り継がれ、日本では原爆投下へのカウントスタートを連想させる悲劇でもある。東条英機首相機上戦死の危機、米大統領の爆撃意図と空母ホーネットの出撃準備、監視艇出現による空襲計画の変更、ドーリットル隊16機の行動と戦慄のすべて他、原資料発見によって初めて明かされる帝都初空襲の実態と被害の全貌を解明する。日本国敗戦の呼び水となり、小さな被害と大きな衝撃を残した作戦は、奇襲に対する情報評価の難しさを教えてくれる。

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