真坂マサル作品一覧

  • 悪魔使いはほほえまない 災いを呼ぶ転校生
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    5月のある日、古畑カレンのクラスに転校してきたクールな美少年・御影深紅(みかげしんく)。彼は、人間に悪魔の力を貸し与える“悪魔使い”だった! 「悪魔の力を使えば、あなたのどんな望みでも叶えることができますよ。でも、悪魔の力を使うのは、絶対に一度きりにしてください。一度きりなら何も起こりません。ただし、二度、三度使えば、取り返しのつかない“代償”をいただくことになりますからね……」深紅は、人間をおとしいれ、災いをもたらす“悪魔”なのか……!? それとも……!?
  • アンダーワールドストリートへようこそ ~不運な女の子と呪われたボディガード~
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    「あなた呪われていますよ」 裏社会通り。日常のほんの裏側、一歩道を違えた場所にある謎めいた街には、その身に呪いを抱えた“厄人”が集っている。 あまりに不運な自分の身の上を「呪われている」と看破されてしまった四つ葉つゆりもまた、その街に迷い込んだ。 彼女が出会うのは、誰からも忘れられる女殺し屋、何もかもを忘れられない情報通、生ける藁人形に宿る探偵、セクシーなインチキ霊媒師……そして、全てを「生かす」呪いにとり憑かれた男――。 呪われた人々の運命が、ひとつの事件を巡って集約していき――。
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋
    3.4
    殺し屋・御堂禅の朝は早い。規則正しい日常こそが「殺し」という非日常から戻るための処方箋だから――それなのに。「おい、早く驚けよ」 禅にそう言うのは、宙を漂う男。彼が昨日殺したはずの私立探偵・東馬京だった。生霊として取り憑いた京は、暇にあかせて禅へと舞い込む依頼に次々と口を挟んでいく。実力派俳優の依頼した殺しに秘められた謎、暴力団の裏切りもの粛清に隠れた秘密、顔の見えない依頼者が請う連続殺人犯殺し……。護岸不遜な名探偵の推理が、殺伐とした依頼の裏に隠れた真実と、生真面目すぎる殺し屋の心を解き明かす。
  • ナイトメア・ゲーム
    4.0
    目覚めた時、街は【悪夢(ナイトメア)】に覆われていた……悪夢が人々を食い破り、襲い始めたある地方都市。  その存在に捕われたら最後、発芽した悪夢は暴走し、その人間が死ぬまで、止まらない。  失われた記憶、閉鎖された街、幼馴染の涙、異様な予言を信奉するカルト宗教――謎だらけの状況に翻弄されながら、俺は手にした剣だけを頼りにギリギリで生き延びていく。  いくつもの死を踏み越えて、傷だらけで進んだ先に待つ、残酷な「真実」とは――。  この悪夢に、終わりは、あるのか?
  • 魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く
    3.0
    〈エルフ〉の少女に乞われ異世界へ高飛びした元極道・成嶋千潮。しかしそこで彼が出会ったのは、気楽なファンタジーとはほど遠い、血で血を洗う絶望的な世界だった。虐殺された〈エルフ〉たちが、命と引き換えに守ったものーーそれは、服用した者から「魔法」を引き出す薬=魔薬。「俺が、幻想を終わらせてやる」 たった二人残された〈エルフ〉の姉妹と契約を結んだ千潮。そして最も危険な男は血と硝煙と策略をまとい、残酷な異世界を切り抜けていく。異世界×極道、最凶の組み合わせで紡ぐ異世界ダークファンタジー。
  • 水木しげ子さんと結ばれました
    4.3
    今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」――それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 ――水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだから――。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とは――? 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場!
  • 三輪ケイトの秘密の暗号表
    3.0
    三輪ケイト。誰もが振りむくほどの奇蹟的な美しさをもちながら、人見知りでまともに人の顔も見られない女の子。そんな彼女は「暗号」を目の前にした時にだけ、その瞳に類まれな知性の輝きを宿らせる――暗号中毒者だった。名映画監督が残した書籍暗号、ストーカーの残した謎めいたメモ、記憶喪失の少女が描く謎の図案、そしてケイトの人生に影を落とす暗号……。「暗号には、それを作った人の強い思いが込められている」ケイトの前に現れる様々な暗号と、その裏に隠された人生の物語とは――これは、暗号に託された人の思いを解読する物語。

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