河北新報社作品一覧

  • 河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙
    4.3
    あの日――2011年3月11日、仙台に本社を置く東北地方のブロック紙・河北新報は壊滅的な被害を受けました。沿岸の支局は津波にのまれ、安否不明の記者や販売店関係者が続出。本社のコンピューターが倒れて紙面制作の機能を失い、休刊の危機に瀕します。しかし現場は、「それでも新聞をつくる!」という気概を失いませんでした。極限の状況下で、彼らは何を考え、どう行動したのか? 新聞人たちの凄絶な闘いの記録が本書です。被災者に寄り添った紙面づくりが胸に迫ります。あの日を忘れないためにも、長く読み継がれるべき書です。
  • きみは「3.11」をしっていますか? ~東日本大震災から10年後の物語~
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 約1万6000人。これは2011年3月11日に起きた東日本大震災で亡くなった人の数です。観測史上最大規模の地震です。巨大な海洋プレートがはじけ、大きな津波が太平洋沿岸部を襲いました。千年に一度の災害と言われています。日本は災害のとても多い国です。この国に暮らす限り、誰しもが災害からは逃れられません。むしろ「いま生きていることの方が奇跡」なのかもしれません。 ※この作品はカラーが含まれます。 【プロフィール】 漫画 細野不二彦 『さすがの猿飛』『Gu-Guガンモ』のアニメは全国放送。『ギャラリーフェイク』『TARO 太郎』にて小学館漫画賞を受賞。小学館漫画賞審査員。漫画界のトップランナー。 ノンフィクション 平塚真一郎  中学校長と石巻市立大川小学校の事故遺族という両方の立場から、学校安全について講話等を行っている。 インタビュー 河北新報社(特別協力) 「河北新報」を発行する東北を代表する新聞社。震災後の精力的な取材報道に力を入れる。 解説 井出明  金沢大学准教授。博士(情報学)。日本に「ダークツーリズム(災害や戦争の跡をめぐる旅)」を広めた気鋭の観光学者。震災後の観光と復興に関する研究を行う。
  • 透明な力を 災後の子どもたち
    -
    子どもの視点から描く東日本大震災のその後。 東日本大震災と福島第1原発事故は、子どもたちの日常を一変させた。 東北の被災3県で、震災による遺児・孤児は1700人を数える。 仮設住宅に暮らす児童や生徒は宮城県だけで一時、6000人を超えた。 本書は2014年に、「透明な力を」のタイトルで河北新報朝刊に連載したルポをまとめたものである。

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