姉ヶ崎いずみ作品一覧

  • 思えば豆腐へ来たもんだ
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    漠然と俳優を目指し専門学校へ通う主人公ユースケは、 漫才師を志す天才、コータと出会い意気投合、 お笑いのスターダムにのし上がるべくコンビを結成する。 コータのエッジの効いた笑いは、学校内でウケ、街でウケ、ライブでウケた。 芸能事務所からのスカウトも来て、舞台デビュー。 出待ちの女の子は増える一方の喰い放題。 「なんか、バラ色なんじゃねえか? オレの人生。こんな簡単で、いいのかな?」 人気もうなぎ上り、すべては順調かと思われたある日、 コータがスランプに突入してしまう。「ネタが、書けないんだ……」 コンビの仕事は激減、収入もほぼゼロに。 ネタ作りのほとんどを相方任せっきりにしていたユースケは何もできず、 女に食わしてもらう日々。 一方でコータは、ピンでの仕事で成功しつつあった。 そして、ついに二人は決別してしまう……。 自暴自棄を絵に書いたような形で東京を飛び出したユースケは、 ひょんなことから昔、レポーターの仕事で訪れた田舎の豆腐屋へ訪れることになり―― 苦労しらずの棚ボタ人生を過ごしてきた主人公が、 「本当の自分の居場所」を求め奮闘する青春コメディ! 「漫才師」から「豆腐屋」へ!?  そして「クズ以下」から「半人前」へ―― 実話を基にした、ちょっぴり泣ける成長の物語。

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