杉本昌隆作品一覧

  • 週刊文春 2024年4月18日号
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    ●自公 83議席減! 過半数割れで自民分裂――衆院選激戦区予測 ●紀子さまを焦らせる 雅子さま&愛子さまインスタ ●ヤフーニュースの正体――キャンペーン2 公取委が「日本から良質なニュースが消える」 ●川勝知事 4億円せしめた二枚舌 ●胃を守る!7つの最強法則 ・いなば食品 新入社員9割が辞退 女帝の“ボロ家ハラスメント” ・黒木華 独立の裏に松たか子、野田秀樹、腰振り250回 ・羽生結弦 元妻が1・6万円ディナーショーでTV出演宣言 ・阿川佐和子のこの人に会いたい 神津カンナ(作家・エッセイスト)・神津はづき(女優・刺繍作家) ・新・家の履歴書 ジミー桜井(ミュージシャン) グラビア ●原色美女図鑑 吉柳咲良 ●高橋留美子“るーみっくわーるど”はとまらない! 好評連載 林真理子/草笛光子/上沼恵美子/杉本昌隆/土屋賢二/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/町山智浩/平松洋子/清水克行/塩田武士/西崎伸彦/能町みね子/鈴ノ木ユウ/東海林さだお/益田ミリ/桜玉吉 ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されてない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります

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  • 藤井聡太は、こう考える
    3.5
    1巻1,400円 (税込)
    【電子書籍版には対談は収録しておりません。予めご了承ください。】なぜ、藤井聡太は強いのか――その理由を師匠である著者は、次のように分析する。人は誰もが好き嫌いや得意、不得意があるものだが、将棋に関して藤井は、そのような視点で相手を見ていない。見ているのは、後世に残る棋譜を残したいという思いだけだ。つまり、タイトルに関しても周りが騒ぐほど大きな関心を寄せていないのではないか。そのことによって平常心が保たれ、盤面に集中することができているのだ。「相手に勝ちたい」「タイトルを獲りたい」では、そのことがゴールになってしまい、燃え尽きてしまう。しかし、藤井聡太の思いは、純粋に将棋を楽しむことなのだ。本書では、師匠が、藤井聡太の集中力、構想力、平常心、探究心を余すところなく語る。本書を読めば、藤井聡太のように考えることができるかもしれない。 ●リスクを恐れなければ、それはリスクではない ●構想力とは、人生の目的である ●藤井は、なぜ携帯電話を近くに置かないのか ●面倒なことをすることが集中に繋がる ●集中しているのを忘れる時こそ、集中している ●得手不得手、好き嫌いが、平常心を妨げる ●客観的な「正解」ではなく、主観的な「良い手」を指したい 圧倒的強さの秘密に迫る!
  • 将棋必勝シリーズ 杉本流四間飛車の定跡
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマ、プロ問わず人気の振り飛車。“振り飛車の時代”といわれる現在、居飛車穴熊など振り飛車対策も進み、同時に振り飛車側も確実に進歩をとげてきた。本書は、杉本流の「進歩した振り飛車」を伝授する実戦的な内容。第1章は対右四間飛車戦法、第2章は対4五歩早仕掛けという、アマがよく悩まされる居飛車の2戦法に対する指し方を解説。基本を押さえ、そこから更に深く踏み込んだ新しい指し方は四間飛車党に大いに役立つはず。
  • 相振り飛車の教科書
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    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「将棋の教科書シリーズ」の第5弾!! 日本将棋連盟が初段までの道のりを強力にサポートする「将棋の教科書シリーズ」。今回のテーマは相振り飛車で、基本的な考え方から中・終盤のポイント、そして菅井流対策まで詳しく解説しています。著者は「相振り革命」シリーズでお馴染みの杉本昌隆七段。「私自身、相振りの固定観念を払拭し、原点に戻って解説した」と言う通り、振り飛車党が慣れている美濃囲いや、金無双での戦い方などを詳しく述べています。相振り飛車を指し始めてみたいという方や、なんとなく指しているけどいつも作戦負けしている、といった方にはぜひとも手にとっていただきたい一冊です。
  • 相振りレボリューション
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1995年に相振り飛車の戦いに革命を起こしたのが「相振り革命」シリーズです。第一作の発売以降、相振り飛車は劇的な進化が始まり、それは現在も続いています。本書はこの相振り革命シリーズの最新作です。最近の振り飛車は三間飛車が増えており、相三間を中心に、三間飛車対向かい飛車、後手の秘策△5五角作戦など、実戦で試したくなるような面白い変化が盛りだくさんになっています。また局面を先手の視点と後手の視点に分けて解説するなど、独特な工夫もしてあります。杉本昌隆七段渾身の研究を是非ご覧ください。 ≪CONTENTS≫ 序章:現代相振りの考え方/第1章:先手三間VS後手△5三銀型三間(先手ジックリ型)/第2章:先手三間VS後手△5三銀型三間(先手軽快型)/第3章:相三間後手の秘策/第4章:先手向かい飛車VS後手三間/第5章:その他の相振り、速攻三間、左穴熊対策
  • 1手ずつ解説 藤井聡太の神局
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、藤井聡太二冠の神懸かった15局を初手から投了まで1手ずつ解説した実戦集です。 「棋は対話なり」という言葉があるように、初手から投了まで、すべての指し手を理解することで、藤井二冠が盤上で何を物語っていたのかを知ることができます。 解説した15局は、1手ずつ解説シリーズ※でおなじみの佐藤慎一五段が、アマチュアの棋力向上に役立つ筋・構想がたくさん詰まった将棋や、プロも驚かされた規格外の将棋を厳選したものです。 深い研究に裏付けされた序盤、柔軟な構想力で組み立てる中盤、圧倒的な読みの深さで凌いで寄せる正確無比な終盤術。 どこをとっても一級品の藤井将棋を本書でお楽しみください。
  • 角交換相振り飛車 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、相振りは角交換型がアツイ! アマチュアには振り飛車党が多く、振り飛車党同士で対局すれば高確率で相振り飛車になります。 相振り飛車は以前に比べれば定跡が整備されてきたとはいえ、まだまだ複雑で、飛車を振る位置と囲いの種類だけで分類してみても、その場合の数はかなり多くなります。 そこでオススメしたいのが本書で解説されている角交換型相振り飛車です。 角を交換することで形を限定できますし、常に自分の土俵で戦うことができます。 角道オープン系の振り飛車が全盛の時代ですので、自分が望めばこの形にできることも大きな魅力です。 いざ、角交換相振り飛車の戦いに持ち込んでしまえば、あとはこの戦型の知識をたくさん持っている方が有利。その知識が本書に詰まっています。 特に、相居飛車の▲4八金・2九飛の形の優秀性が相振り飛車にも持ち込まれて▲6八金・8九飛型が現在の最先端になっている、という話などは非常に興味深いところです。 ぜひ本書で角交換相振り飛車の戦い方をマスターして、実戦で役立ててください。
  • 悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法
    3.7
    藤井七段は、幼いころ、将棋で負けると盤を抱えて泣きじゃくっていたそうです。今の時代「悔しい」と口に出すことや、実現できないことにいつまでもこだわる「あきらめない」気持ちは流行りません。しかし、各界で活躍される著名人の方々は総じて「悔しがり」であり、その「悔しさ」をバネにして活躍されている方ばかりです。その「悔しさ」を力に変えて前に進む方法を師弟の体験を交えつつ、本書で著してもらいました。藤井七段が、いかにしてたゆまぬ努力を楽しんでいるかを師匠の視点で明らかにします。内容例を挙げると ◎デジタル信号だけで判断できる頭脳 ◎悔しがるのも全力の藤井 ◎シンプルな思考力には遠回りがない ◎将棋修行を生かして一流大学に進んだ若者たち 等々 杉本さん主宰の将棋研究会からは、棋士になることに挫折したとしても「悔しがる力」を携えた結果、東大生や医大生も生まれているとのこと。ビジネスパーソン、親世代必読の一冊です。
  • これが決定版!相中飛車徹底ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 相中飛車戦術書の決定版! 本書は先手中飛車に対して後手番も中飛車に構える、相中飛車の戦型についての戦術書です。 中飛車党はもちろん、中飛車に対して何か武器を手に入れたい方にとっても即戦力となる一冊です。
  • 師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常
    3.9
    スゴすぎる弟子をもった“日本一有名な師匠”の思い 次々とタイトルを奪取し、将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である杉本昌隆八段が、瞬く間に頂点に立った弟子との交流と、将棋界のちょっとユーモラスな出来事を綴ったエッセイ集。 週刊文春連載を単行本化。 藤井聡太とのエピソード満載! 先崎学九段との対談「藤井聡太と羽生善治」も特別収録。 【目次】 出会いの季節/指導の悲哀/対局前夜症候群/一門の不文律? 激闘!五番勝負/藤井二冠は「ずるい」?/棋風が変わる理由 「AI」との付き合い方/棋士の「勝負メシ」/走る棋士 藤井竜王「三つの武器」/師匠も記録達成/棋士の鉄道旅 棋士の涙/棋士と酒/棋士へのプレゼント/マスク緩和で? ほか
  • 将棋・究極の勝ち方 入玉の極意
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 最大の安全地帯は敵陣にあり! 本書は入玉の技術を、粘り強い棋風で藤井聡太七段の師匠としても有名な杉本昌隆七段が解説するものです。 入玉とは敵陣に玉が入ることで、将棋の駒の性質上、前に比べて後ろへの利きが圧倒的に少ないため、入玉するとその玉を詰ますことは非常に困難になります。その意味で入玉は将棋のルールを逆手に取った作戦だといえます。 しかしながら入玉するには相手の駒のバリケード突破し、さらに追いすがる敵の攻めから逃げ切らなければなりません。本書ではまずこの「入玉するための手筋」を解説しています。通常の駒の損得勘定からは考えられないような入玉ならではの手筋を体得してください。 入玉するための手筋があるなら「入玉を阻止する手筋」もあります。次の章ではこの入玉させない方法を解説しています。 さらに入玉将棋には玉と玉が向かい合う特殊な状況がしばしば発生します。この際の手筋は「相玉の手筋」で解説されます。 そして入玉を果たしても相手にも入玉され点数が足りなければ持将棋判定負けとなります。ここで使えるテクニックは「点数稼ぎの手筋」の章で解説しています。 このように、本書は入玉をめぐるテクニックをすべて網羅した内容となっています。 本書で「玉を上に逃げる」感覚をつかんでいただき、勝率アップに役立ててください。
  • 将棋必勝シリーズ 中飛車戦法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中飛車戦法は「急戦には強いが居飛車穴熊に弱い」と思っている人が多いはず。そこで本書では、居飛車穴熊に対抗しながら攻める、より実戦的な中飛車の戦い方を紹介した。第1章は、角道を止める通常型中飛車。居飛車穴熊対策に絞った「杉本流中飛車」をくわしく解説。第2章は、角道を止めない強気で攻める力戦中飛車をまとめた。いずれも、アマの実戦にあらわれそうな形を選び、級位者から有段者まで即役立つ充実した内容である。
  • 杉本流相振りのセンス
    3.0
    1巻1,361円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これで相振りは指せる!著者であり、相振りのスペシャリスト、杉本七段は言っています。「角筋を止めない振り飛車が大流行している。3手目▲7五歩の三間飛車や初手▲5六歩の中飛車、または角道オープン四間飛車など全てそうだ。必然的に相振り飛車戦も角交換型が増加。結果、今まででは見られなかった出だしの相振り戦も多くなっている」(まえがきより) 相居飛車と違い、相振り飛車には中飛車、三間飛車、四間飛車、向かい飛車といったバリエーションがあり、さらに相手の振る位置も同じだけあるため、その組み合わせは多岐にわたります。しかも最近大流行の角道を止めないタイプの振り飛車の出現によって相振り飛車の戦場は複雑さを極めています。ではどうすればいいか? 杉本七段の解答はこうです。「定跡から外れても、乱戦になっても『相振り感覚』があれば、道に迷わない。」(同上) どんな形にも共通する相振りの感覚=センスというものがあり、それらを知っていれば未知の局面でも十分対応できるのです。 そして、その相振りのセンスを記したものこそが本書です。代表的な形の定跡手順を解説しつつ、まとめ部分で登場する32の相振りのセンスをすべて体得してください。そうすれば相振り飛車という大海原に放り出されても勝利という名の目的地に必ずたどり着けるはずです。 ■CONTENTS 【序章】最新相振り飛車の考え方/【第1章】現代の相三間/【第2章】相三間・先手浮き飛車型/【第3章】後手4・角型向かい飛車/【第4章】先手中飛車/【第5章】角道オープン四間対策後手2四歩/【第6章】その他の相振り最新研究 ■著者 杉本昌隆(スギモトマサタカ) 1968年11月13日生まれ。愛知県名古屋市出身。1980年6級で(故)板谷進九段門。1990年10月1日四段。2006年2月10日七段。本格派振り飛車党で、特に相振り飛車については棋界きっての研究家として知られている。地元の東海研修会では幹事を務めるなど、後進の育成にも力を注ぐ。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 速効!振り飛車の絶対手筋105
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつてないほど整理された振り飛車手筋集! 振り飛車を指す上で絶対に必要なのは「振り飛車感覚」である、と杉本七段は言っています。では、「振り飛車感覚」とは何か? それは「さばきを狙う感覚」のことで、例えば2対1で負けているところを2対2にしようと頑張るのはさばきではありません。むしろ2対1を2対0にして減らした駒で相手の隙をつく。これが振り飛車のさばきです。本書にはその感覚を身につけるための、振り飛車全般に共通する手筋が紹介、解説されています。 序盤の手筋、受けの手筋、角交換振り飛車の手筋、囲い崩しの手筋、中・終盤特有の手筋。本書にある合計105の手筋はどれも振り飛車を指す上で必要不可欠なものばかり。逆に、これらをすべてマスターすれば、振り飛車のスペシャリストへの道の第一歩を踏み出したことになります。ぜひ本書の手筋を身につけて、実戦で役立ててください。
  • 対振り革命 中飛車左穴熊
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋界注目の新戦法がこの一冊に! 2010年に杉本昌隆七段が著した『相振りレボリューション』の中で『東大流左穴熊対策』と称して解説されたのがこの中飛車左穴熊。もともとはアマチュア間の秘かなブームでしかありませんでしたが、この数年で急激な発展を遂げて、プロ間でも有力視される作戦へと進化しました。 浮き飛車の軽快さと穴熊の堅さを併せ持ったこの戦法。相振り飛車が苦手な中飛車党、先手三間に悩まされている居飛車党、居飛車穴熊が好きな方には特にお薦めです。まだまだ出始めで、対策を知らない方も多い戦法です。本書でいち早く中飛車左穴熊をマスターすれば、棋友に一歩も二歩も差をつけられるのは間違いありません。左穴熊を得意戦法のレパートリーに加えて、明日からの将棋にぜひ活用してください。 ■CONTENTS 第1章:左穴熊の基本と考え方 第2章:先手左穴熊対三間飛車 第3章:先手左穴熊対向かい飛車 第4章:先手三間対後手左穴熊 第5章:その他の戦型 第6章:自戦記
  • 弟子・藤井聡太が教えてくれた99のこと
    4.0
    藤井聡太氏は棋聖、王位、叡王、竜王、王将と立て続けに五冠を制覇し、五回の防衛戦を含めてタイトル戦十連勝という前人未到の記録を打ち立てた。公式戦で六連敗していた豊島九段にも圧勝を重ねて苦手意識を完全に払いのけた。もちろん、それまでも盤石の安定感だったが、変化といえば、以前に比べて持ち時間に対する意識が変わったことだろう。それまでは時間不足によって追い込まれることが多かった勝負が、一分将棋に入る前に一、二分時間を残すようになったのだ。わずかな時間ですが、読みの速度が尋常ではない藤井氏の場合、その一、二分が勝敗を左右する。さらに、どんな戦法に対しても逃げずに受け入れる姿勢が、弱点を作らず地力をつけることにつながっている。修正能力が高いため、同じ相手に一回は負けても、二回、三回と負けることはない。番勝負で圧倒的な強さを見せる所以だ。大勝負で次々に強豪を倒して実績を積み上げてきた経験によって、精神的にも落ち着きと風格が備わってきた。わずか二年間で人はこれほど成長できるのか、と驚くばかりだ。五冠という肩書だけではなく、高校生から将棋一筋の社会人となり、第一人者としての自覚が芽生えてきた、と著者は語る。人はいくつになっても成長できる。成長の機会は師匠や周囲の人間が用意できるものではなく、本人の意志と不断の努力によってもたらされる。藤井氏の場合、その意志と努力は「この上なく将棋が好き」「もっと強くなりたい」という気持ちに支えられている。単行本刊行時に無冠の七段だった藤井が五冠に成長する、その源泉の思考法に触れられる一冊。
  • 弟子・藤井聡太の学び方
    4.2
    1巻1,300円 (税込)
    師匠から見た弟子・藤井聡太の「学び方」とは!! 将棋盤を抱きかかえて号泣していた子どもは、中学生でプロ棋士になった。「将棋に関しては、師匠に自由に反論していい」と言う著者は、いかにして弟子・藤井聡太を導いたのか。内容例を挙げると、 ◎七割以上を目指すには、自分で考えなければならない ◎悔しさが才能を伸ばすエネルギーになる ◎対局の機会の少なさが集中力を鍛える ◎コンピュータが選ばない勝負手を指す ◎学ぶ側には信念、指導者には柔軟性 等々。「思考力」「集中力」「忍耐力」「想像力」「自立心」「平常心」……将棋に強くなるために要するこれらはすべて、私たちが人生をより豊かに生きていくうえで必要な学びである。本書では、藤井聡太という才能、兄弟弟子との交流、師弟関係の源流ともいえる、著者・杉本昌隆の師匠・板谷進との師弟関係から、「真に学ぶこと」とは何かを明らかにする。「2018年新年の師弟杉本昌隆+藤井聡太」を収録!

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  • 必修!相振り戦の絶対手筋105
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「必修!絶対手筋」シリーズ第2弾は相振り飛車。 杉本昌隆七段が相振り飛車で現れやすい手筋をパターン化して、丁寧に解説しています。 杉本七段は、現代の相振り飛車で意識すべきことを次の3つだとしています。「三間・美濃・さばき」そして、どの戦型にも共通する重要手筋が「端攻め」。本書ではこれらの必須キーワードを元に、現代相振り飛車を系統立て、手筋として紹介しています。 初手から1手ずつ進めていく従来の戦術書は、一つの定跡を<線>として深く学ぶためのものでした。しかし、相振り飛車では定跡通りに進むことはまれです。実戦において、指し手を考える道しるべとなるのが手筋です。本書でたくさんの手筋を<点>として身に付ければ、定跡以上に実戦で役立つことは間違いありません。 最後に、相振り飛車に悩める将棋ファンに杉本七段の言葉を贈ります。 「基本さえ踏まえておけば、相振りの指し方は自由です」 楽しい現代相振り飛車の世界、その一端を本書でご堪能いただければ幸いです。
  • 振り飛車最前線 ゴキゲン中飛車VS超速▲4六銀戦法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ゴキゲンVS超速の決定版! ゴキゲン中飛車の最大の難敵といえば超速。一直線に▲4六銀と繰り出し、そこから左の銀も攻撃参加する「超速二枚銀」と後手の動きを封じて穴熊に組む「超速穴熊」の2つの有力策を自在に使い分けられる、非常に優秀な戦法です。ゴキゲン中飛車を指したいのなら、超速は避けて通れないところですが、手を焼いている方も多いのではないでしょうか?そこで本書が救世主となります。中飛車のスペシャリスト杉本昌隆七段が超速に対して最も有力だという「銀対抗△4四銀型」の指し方を徹底的に解説しています。 序章で「対超速△4四銀対抗の考え方」を述べたあとに、第1章では急戦の「超速二枚銀」を解説。△4四銀で持久戦に持ち込んでしまえば超速急戦は怖くありません。先手の攻めを受け止めるコツを学んでください。 続く第2章は「対超速穴熊編」。この場合は後手も穴熊にして相穴熊の戦いになります。先手の7七角を目標に巧みにリードを奪う手順が非常に参考になります。 第3章では先手中飛車対後手の超速を紹介。超速は後手番でも有力な戦法ですが、一手の違いが大きく、中飛車が有利に戦いを進めることができます。 第4章では別の超速対策として△3二銀型を解説しています。角道を止めずにさばいて勝ちたい方にはこちらがオススメです。 また、コラムでは弟子の藤井聡太新四段のことも書かれており、こちらも必見です。本書の内容をマスターすればもう超速を恐れることはありません。杉本七段が惜しげも無く研究を披露した一冊。中飛車党の皆さん、必見です!
  • マンガと図解で早わかり 強くなる! こども将棋入門
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 史上初の29連勝を達成した藤井聡太四段の師匠・杉本昌隆七段監修による、子ども向け将棋入門書。駒の特徴や棋譜の読み方といった基礎知識から、序盤・中盤・終盤の戦い方まで、マンガと図解でビジュアル解説。役立つ練習問題、藤井四段にまつわるコラムも収録。

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