学術・語学 - 服部龍二作品一覧

1～4件目 / 4件

  • 高坂正堯―戦後日本と現実主義

    高坂正堯―戦後日本と現実主義

    4.0
    服部龍二
    学術・語学 / 教育
    中公新書
    1巻1,100円 (税込)
    日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯（1934～96）。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。
    試し読み フォロー
  • 中曽根康弘　「大統領的首相」の軌跡

    中曽根康弘　「大統領的首相」の軌跡

    4.2
    服部龍二
    学術・語学 / 教育
    中公新書
    1巻990円 (税込)
    自主憲法制定を訴えるタカ派、主張を変える「風見鶏」、首相就任時も、田中角栄の影響下「田中曽根内閣」と批判された中曽根康弘。だが「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根は「大統領的首相」の手法によって、国鉄などの民営化を推進、中韓と蜜月関係を築き、レーガン米大統領やサミットを通し、日本の国際的な地位を大きく上昇させる。本書は中曽根の生涯を辿り、日本が敗戦から１９８０年代、戦後の頂点へと向かう軌跡を追う。
    試し読み フォロー
  • 日中国交正常化　田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦

    日中国交正常化　田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦

    4.0
    服部龍二
    学術・語学 / 教育
    中公新書
    1巻880円 (税込)
    一九七二年九月、戦後三〇年近く対立していた中国と国交が結ばれた。この国交正常化交渉は、その後も続く歴史認識、戦争賠償、台湾問題、尖閣諸島など日中関係の論点が凝縮されていた。また冷戦下、アメリカとの関係維持に腐心しながら試みられたものだった。本書は、外交記録、インタビューなどからこの過程を掘り起こし、政治のリーダーシップに着目し、政治家、官僚たちの動きを精緻に追う。現代史を探る意欲作。
    試し読み フォロー
  • 広田弘毅　「悲劇の宰相」の実像

    広田弘毅　「悲劇の宰相」の実像

    3.9
    服部龍二
    学術・語学 / 教育
    中公新書
    1巻946円 (税込)
    日露戦争後、職業外交官の道を歩み始め、欧米局長・駐ソ大使など要職を歴任した広田弘毅。満州事変以降、混迷を深める一九三〇年代の日本で、外相・首相として、欧米との協調、中国との「提携」を模索する。しかし、二・二六事件以降、高圧的な陸軍と妥協を重ね、また国民に広がる対中国強硬論に流され、泥沼の戦争への道を開いた。東京裁判で唯一文官として死刑に処せられ、同情論が多い政治家・広田の実像に迫る。
    試し読み フォロー

1～4件目 / 4件

無料で読める学術・語学

「学術・語学」無料一覧へ

最近チェックした本

閲覧履歴へ