講談社 - 白道作品一覧

  • 永遠図書館(1)
    完結
    3.4
    世界で最初の本を読みたい。少女は幼い頃からの願いを胸に、「永遠図書館」の白道司書(ベルベット)を目指す。――コネプルシア図書館――そこは全宇宙の歴史と英知が集まるが故に、通称「永遠図書館」と呼ばれています。本が大好きな少女メシェは、幼い頃からの憧れだったその図書館の「白道司書」を目指しています。いつか、「世界で最初の本」を読む日を夢見て――。
  • 女人白道
    -
    焼夷弾を避けて逃げ惑った東京大空襲の日、手を引く母に逆らって、細い道を選んだために生きのびた二宮唐子。――12歳の彼女は、白く光る大道を幻に見ていたのだ。 戦後〈霊感少女〉に仕立てあげられた唐子は、仮面をつけた生活に失望する。自堕落な母の生き方にも反発して、流行歌手・江月の前に自らの体を投げ出すのだった。が、唐子は妖気をはらむ女なのか……男の体を萎えさせるだけなのである。やがて江月は、自らの生命を絶つ。唐子も歌手としての道を求めて大阪へ家出する。幸運の卦はいつ訪れるのか?――無限に拡がる「白い大道」。
  • 白道
    3.7
    北面の武士佐藤義清(のりきよ)は、決然と出家した。忘れ得ぬ女院への激しい恋を秘め、仏の救いを願いながら歌に執着する懊悩の日々。源平の争乱の世に歌一筋、草庵閑居と漂泊の旅。矛盾と相克の末に西行は、わが心ひとつがついに捕えきれないことを悟る。人間西行を描いて深い感動をよぶ、芸術選奨文部大臣賞受賞作。

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