文蔵Books - 文蔵BOOKS作品一覧

  • あの頃の夏
    5.0
    1巻550円 (税込)
    あの頃の夏は、今より暑くはなかったけれど温かかった……。昭和から平成、そして現在をつなぐハートフルなショート・ストーリーを10話収録。 物語の舞台は昭和40年代から現在まで。時代は移り変わり失われたものや変わってしまったものも多くあるが、人々の心は同じはず。そんな人々の小さな幸せや悲しみ、冒険を軽快なタッチで描き出す短編集。ウルトラマンブロマイドと駄菓子屋の思い出を描く『ぶんてこ』、東京下町に住む少年の昭和の冒険『マッカチン』、小学校教師と生徒の心温まる交流『大菩薩峠』、亡くなった祖父との思い出『佃小橋』、同名映画と不思議なほど似た冒険の『スタンド・バイ・ミー』、亡くなった父親の葬儀での不思議な出来事『供花』、東京深川の夏祭りを切り取った『升屋米店』、出世した男の幼い頃の思い出と現在の『屋上遊園地』、映画ファンなら懐かしい『パンフレット』、衰退する地元の町への郷愁『お月見泥棒』。古き良き日本を知る人も知らない人も、変わらぬ日本の心に触れる珠玉の一冊。 かつて電子書籍で刊行された『SUMMERS~あの頃の夏』に2話を新たに加筆。
  • ある朝のできごと
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    営業成績も最近さえない。出社時間も全社員の中で一番遅くなってしまった。ダメ社員丸出し……昨日がまさにそうだったよな──。 表題の『ある朝のできごと』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 運命の闇の中で
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    あの馬と木下クンは運命で繋がっているんだ。ふたりとも心の中に闇をもっている。木下クンが急に遠くへ行ってしまったような気がして、ユミはこわくなった──。 表題の『運命の闇の中で』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 大きな天使
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    やよいはジョニーみたいに大きな男の人が大好きだった。大きな人はみんなやさしい。そう思い込んでいる──。 表題の『大きな天使』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • カクテル・テイル
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    1巻330円 (税込)
    カクテルで定評のあるバー「カエサリオン」のバーテンダー、田中利明氏によるカクテルレシピ。スタンダードなものから珍しいものまで様々なカクテル26種類を紹介するとともに、田中氏自身のそれぞれのカクテルへの解釈も加え、そのカクテルにまつわるユニークなコラムが読める。【田中利明プロフィール】1966年東京生まれ。資生堂パーラー バー・ロオジエを経て、1993年、代々木上原にバー「カエサリオン」を開店。20代から洋酒についての研鑽を積み、カクテルのみならず洋酒全般に深い知識と独自の思想を持ったバーテンダー。彼の店「カエサリオン」は、ロオジエ出身に相応しく酒品のある「バー」でありながら、酔っ払いを受け入れる懐の深さを持った「酒場」でもある稀有な存在といえる。著書「マイ・スタンダード・カクテル」(柴田書店刊・共著)

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  • 仮想粒子
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    「光より速いものは存在しない。もし光より速く動けば、過去に溯ることになるんだ」。オレはタキオンの逆走を想像した──。 表題の『仮想粒子』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • カレイドスコープ
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    「ぼくの人生は毎日毎日同じことの繰り返しだ」。小雪は怒ったような字で「同じ日なんて二度とないのよ」と書いた──。 表題の『カレイドスコープ』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • ガラスのマント
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    誰かにとって特別な存在になること。それは簡単なようでむずかしいことなのだ──。 表題の『ガラスのマント』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 機械じかけのジハード
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    ぼんやり座っていた浩介の目に、突然競馬新聞が飛び込んできた。そうだ。賭けがある──。 表題の『機械じかけのジハード』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 刑事ぶたぶた
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    氏名、山崎ぶたぶた。職業、警察官。いわゆる刑事。でも、見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみ!? このベテラン刑事の手にかかれば、銀行強盗でも誘拐事件でも即解決! 配属されたての新人刑事も真っ青な活躍を10話収録。おなじみぶたぶたが繰り広げるシリーズ第三弾。

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  • 月下独酌
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    訪れた静けさの中で畳の上に大の字になる。見上げた空には小さく明るい月があった──。 表題の『月下独酌』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 心の中の砂漠
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    僕は目をぱちくりさせてもう一回そいつをじっくり見た。まちがいない。「あんた、星の王子様だろ?」──。 表題の『心の中の砂漠』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 木漏れ日
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    「ユッコ、そのライオンは馬に姿を変えたりするのかい?」そう言いながら進はフランスでの、あの夏の日を思い出していた──。 表題の『木漏れ日』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 再起へのタックル
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    ラグビーワールドカップが1987年に初めて開催されてから全ての大会に出場を果たしているジャパンだが、その軌跡は栄光からは程遠く7大会で1勝2分け21敗。そして、数多くの敗戦の中でも最も屈辱的だったのが1995年第3回大会のニュージーランド戦での17対145だった……。それから4年間、失ったジャパンのプライドを取り戻すために増保輝則、元木由紀雄、薫田真広、村田亙、中村航、廣瀬佳司、岩渕健輔、アンドリュー・マコーミックら日本代表のラガーマンたちは何を思い、何を成し遂げようとしていたのか? 筆者が自身の全人格をかけて選手たちと向き合い取材を重ね、初めて明かされる真実がここにある!

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  • 白と黒のエチュード
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    娘の由紀が私の前でくるりと回った。白の総レースのブラウスにベルベットのふわりとした真っ黒のギャザースカートを着た由紀は、かわいらしい貴婦人のように見えた──。 表題の『白と黒のエチュード』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • ただそこにあなたが
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    裕福な家庭に生まれ育った高校生の美代が好きになったのは、貧しい父子家庭で父親の仕事の手伝いをする安人。安人と、彼との交際を認めようとしない愛する両親と、どちらも捨てることのできない美代は、その狭間で揺れ動く。 大切な人を守るためには別の大切なものを犠牲にしなければいけない? 若い女性が初めて直面する人生の選択とは……。そんな経験があったことさえ心の片隅に置き忘れてしまった私たちに、美代の心の動きがその記憶を呼び覚ましてくれる。 処女作『キッチン』で鮮烈なデビューを遂げた著者が、円熟の筆致で現代女性の心と恋愛を描く電子書籍オリジナル書き下ろし小説。

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  • 泣いた男
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    何かがわたしの心に傷をつけた。でもわたしは相変わらず挟いアパートにしがみついていた。この大都会の奇跡をどこかで信じていたのかもしれない──。 表題の『泣いた男』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 724の世界 おまけ版あるいは予告編 2022年11月13日~12月31日
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    鮮烈なデビューから36年。新進気鋭の作家だった著者が、妻となり母となり齢を重ね、人生後半の小さな記録として、そして誰かを和ませるために日記を書いてみた。いつかは過ぎていく日々だけど、そんな日々を大切に、大切に過ごしている姿を綴った本作を読めば、ばななファンでなくてもほっこりすること間違いなし。そして、ファンにとってはお待ちかね、ぴろりろり~ん!とばななワールド全開の電子書籍オリジナル書き下ろしエッセイ。 予告編にもなっている本作に続き、翌年1年分の日記である『724の世界 2023(仮題)』は、2024年4月に電子書籍だけでなく紙の書籍でも発売予定。
  • ひとフォトにゃん画
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    1巻220円 (税込)
    猫の写真にひとことコメントを添えてお送りするフォトブック。爆笑、苦笑、失笑、微笑しちゃうなごみの写真25枚。猫が本当はしゃべっていたら……? 猫の本心を勝手に語ってしまう、セリフ付き写真。そして、猫はどういうわけだかそうなっている、猫がなぜだかそういう行動を決まってするというお約束“猫のおきて”。猫を飼っている人であれば、思わず同意してしまうコメント付き写真など。猫たわけ(猫を溺愛する人々)はもちろん、猫好きでなくても楽しめる、おもしろ可愛い猫ブックの決定版!

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  • ピジョン・ブラッド
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    イチコの指におさまると、指輪はすごい宝石みたいに見えた。白い指から血が出ているみたいで、太一は目をそらすことができなくなった──。 表題の『ピジョン・ブラッド』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • ぶたぶた
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    氏名、山崎ぶたぶた。見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみだが、心はれっきとした人。しかも中年男性…!? あるときはタクシー運転手、あるときはシェフ、またあるときは普通のサラリーマンとして人間社会で生活しているぶたぶたが繰り広げる、あったかくて、楽しくて、ちょっとホロリとするファンタジー。短編9話を収録。

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  • ぶたぶたの休日
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    氏名、山崎ぶたぶた。見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみだが、心はれっきとした人。しかも中年男性…!? あるときは占い師、あるときは刑事、またあるときは定食屋のお手伝いとして人間社会で生活しているぶたぶたが繰り広げる、あったかくて、楽しくて、ちょっとホロリとするファンタジー第二弾。短編7話を収録。

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  • もしも明日が
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    「ぼくらは天気予報仲間ですよ」。天気予報? わたしの頭にはクエスチョンマークが飛び交ってたわ──。 表題の『もしも明日が』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 勇気と献身――ラガーメン あくなき挑戦
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    『勇気と献身』とは、ラグビー選手の姿勢を表した言葉でもある。トップスピードで向かってくる相手と正面から生身でぶつかる勇気。チームメイトのために自分の身体を投げ出す献身。選手たちの強いハートと熱いプレーは、一度魅せられたファンを掴んで離さない強い磁力を持つ。この書籍は、そんなラガーマンたちの魅力を象徴するストーリーを集め収録した。ここに紹介した物語たちを、生きる力の湧いてくる「読むサプリメント」として、あらゆるライフシーンにおいて活用してほしい。『あくなき挑戦』は、2000年から前回ワールドカップが行われた2003年までのプレイヤー、物語を収録。主な登場人物(チーム)は、「仙波優」「今泉清」「清宮克幸と同志たち」「NECグリーンロケッツ」「土田雅人」「元木由記雄」「アンドリュー・マコーミック」「箕内拓郎」「アンドリュー・ミラー」。
  • ゆうべ不思議な夢を見た 百五夜物語
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    1巻1,540円 (税込)
    サラブレッドをモチーフにしながら必ずしも競馬にとらわれない短編小説集。亡き恋人が好きだった伝説のレーサーとのふれあいを描く「サーキット」。モチーフは、ターフに散った快速馬サイレンススズカ。同郷の恋人と別れ大都会の奇跡を信じて一人で生きる女性を描く「泣いた男」。モチーフは、地方競馬出身で奇跡のラストランを演じたオグリキャップ。不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を百五話収録。第零夜から第二十夜まで21巻シリーズの集大成版。

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  • 龍になった女―北条政子の真実―
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    源頼朝亡きあと、北条家の中心となって鎌倉幕府の実権を握ったが故に“尼将軍”と呼ばれ、日本史上稀代の鬼女と評価されることの多い北条政子。しかし、その実像は、流人でしかなかった頼朝を心から愛し駆け落ちまでして添い遂げ、頼朝が天下統一を果たしたときには自分を捨てて陰から支え、夫ばかりか四人の実子にもすべて先立たれるという悲劇を乗り越え、そして、頼朝の願いであった武士の功労が正しく評価される幕府を守らんがため心ならずも“龍”になることを余儀なくされた、運命に翻弄された心優しい女だった……。 後世の人々が創りあげた虚像が語られる事の多い北条政子を、二度の芥川賞候補となった著者が膨大な史実をひも解き、限りなく真実に近い政子の姿を描かんとした意欲作。本作品は歴史書としてだけではなく、家族を、夫婦を、そして一人の女を描いた作品として、日本史に興味のない読者にも是非読んでもらいたい一冊である。
  • 浪漫主義
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    そうか、そういうことか。智恵子にやっと光太郎の生き方が見えてきた。理性は優先されない──。 表題の『浪漫主義』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 724の世界 2023
    5/24入荷
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    「還暦直前、コロナ明け、まだ子どもが家にいる日々の、人生の宝みたいな記録になった。行ったお店、ちらっと出てくる考え。どれも読んだ人にひそかに役立つと信じていますし、願っています。」(吉本ばなな) 好評発売中の「おまけ版あるいは予告編」につづき、いよいよ本編が刊行。デビュー37年目を迎えた著者が人生後半の小さな記録として、そして誰かの役に立つべく1年間365日、毎日日記を綴りました。アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、二十歳になった息子との思い出を振り返ったり……。著者の生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。 なお、本作の紙版は、DR BY VALUE BOOKS PUBLISHINGより刊行しております。

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