幸村佳苗 - ラルーナ作品一覧

  • 探偵はバーで恋に堕ちる
    完結
    4.3
    西新宿で細々と探偵事務所を営む俺――黒崎浩一。そんな俺の行きつけの店は歌舞伎町の外れにある小さなパブ『RON』だ。 ゲイバーでもないのに、超美形のマスター、仁目当ての常連客は男ばかり。均整のとれた長身、綺麗で優雅な印象の仁だが、その本性は若い男を見境なく食い散らかす性悪ゲイで、かく言う俺もそんな仁のセフレの一人だった。 ある日、俺の事務所に突然、冴えない刑事がやってきて、仁が暴力団・天能会の幹部、真山の愛人であるらしい…と言う。そして俺に、その確証をとってくれば百万円払うと…。 なんだか胡散臭すぎるが、実は仁に結構本気で惚れている俺は、そのヤバい話に乗った。仁は誰も愛さない男のはずだったのに。本当の彼は何者なんだ…? 真実を知りたくて、俺はヤクザの幹部・真山の身辺を探ることにしたが…。 クールな美形マスターと男娼上がりの探偵が織りなすデンジャラス&ビタースイートラブ。
  • 忠犬秘書は社長に貞操帯をつける
    完結
    5.0
    創業70年の洋菓子製造販売会社・風華堂。26歳の若さで新社長となった中性的美貌の持ち主、有川とその忠実な秘書・忠村は、かつては敵対する関係にあったが、社内の勢力争いのすったもんだを経て結ばれた。ところが晴れて恋人同士になったのに、その後、期待していたような甘い淫欲生活が始まらない。ゲイで淫乱なくせに――少しもそんなムードを醸し出さない有川に焦れる忠村。そればかりか、自分以外の男とケーキバイキングに行く約束をするという、さらに追い打ちをかけるような事態が。メラメラと嫉妬に燃えた忠村は、クリスマスプレゼントと称して頑丈な貞操帯を有川に装着することに成功するが…。「忠犬秘書は敵に飼われる」待望の続編! 表題作他「俺の好きなところを三つ挙げてください」「忠村は見た。メロンのコーヒーの製造過程」「社長の乳首はクールビズで透けないのか」の短編3本収録。幸村佳苗先生のキャララフのおまけ付き!
  • 忠犬秘書は敵に飼われる
    完結
    4.0
    権力争いに勝利し社長となった有川は、ゲイであり秘密があった。そんな有川の前に敵対する叔父の秘書・忠村が社長辞任を求め、有川が恐れている秘密をネタに訪れるが――逆に忠村の弱みを握り、己の秘書にしてしまう。 だが忠村を奴隷扱いにするはずが、その忠実な仕事ぶりに有川は 次第に心を開き、また忠村も有川が気になり……二人の関係と想いに変化が現れはじめた矢先、叔父の魔の手が有川に!? そして忠村の取った行動とは!!  忠実な敵の秘書×美貌の社長のラブストーリー。
  • 花嫁は秘色に弄される
    完結
    4.5
    香港に拠点をおく資産家、塔眞家。その三男・貴砺の伴侶である元骨董商の深山凌は『劉人』という不思議な力をもつ、一族にとって宝のような存在だ。ふたりの結婚から二年半が経ち、塔眞家では次期総帥の長男・怜人に待望の跡継ぎが産まれようとしていた。だがその出産にはある秘密が…。そんな折、凌は怜人から謎の記号のようなものを渡され、それが記された秘色――青磁の骨董を所蔵する品の中から探し出してほしいと依頼される。
  • 緋色の花嫁の骨董事件簿~白もふとの戯れ編~
    完結
    4.5
    香港を拠点に中国の黒社会に絶大な影響力をもつ塔眞一族。元骨董商の深山凌はその塔眞家の三男・貴砺の伴侶である。そんな凌に、塔眞家にも匹敵する力をもつロシアの大富豪ツヴェターエフ家当主、エリクから届いた「骨董探偵への挑戦状」――斑模様の刻まれた白磁の欠片。もしやそれは千年前の幻の雪豹形磁器!? 前回の一件を経て、すっかり仲良しとなったツヴェターエフ家の四歳の御曹司ルーセニカとその親友・雪豹のシュエによってもたらされたその謎を解くべく、貴砺の従兄弟・千波矢を通訳に加え、貴砺&凌、側近の王ともふもふな一行は一路、ロシアの古都サンクトペテルブルグへと向かう。次第に見えてきた真相とは…? 一方そんな謎解きゲームのさなかにも異国デート満喫の貴砺は、雪豹のシュエにまで嫉妬の炎を燃やす始末で…。《花嫁色》シリーズ・新章第二弾!
  • 緋色の花嫁の骨董事件簿~白もふとの出逢い編~
    完結
    4.5
    元骨董商の深山凌が、香港に拠点をおく資産家、塔眞家の三男・貴砺の伴侶となって二年半が過ぎた。強引で傲慢だけれど、いつも大きな愛で自分を包んでくれる――そんな貴砺の支えになれるようにと凌は日々研鑽を積んでいた。そうしたある日のこと。凌は香港の街角で、助けを求めるひとりと一匹に遭遇した。亜麻色の髪にアクアマリンの瞳、まさに天使の如きロシア人の男の子、ルーセニカと巨大な飼い猫…ではなく雪豹のシュエ。「ぼくの、おとーしゃまを、たしゅけてくださいっ」――そう懇願された凌は貴砺の協力のもと、とある骨董店でトラブルに巻き込まれどこかへ連れ去られてしまったというルーセニカの父の行方を捜すことに…。骨董探偵・深山凌の甘やかなウェディング・ミステリー第一章♪《花嫁色》シリーズ待望の新作!!
  • 【文庫版イラスト&書き下ろし付】緋色の花嫁の骨董事件簿
    完結
    1.0
    元骨董商の深山凌が、香港に拠点をおく資産家、塔眞家の三男・貴砺の伴侶となって二年半。傲慢ながらも大きな愛で自分を包んでくれる貴砺の支えになりたいと凌は日々研鑽を積んでいた。ある日、凌は香港の街角でロシア人の男の子ルーセニカと巨大な飼い猫…ではなく雪豹のシュエに遭遇。「おとーしゃまを、たしゅけてください」と懇願され、骨董店から連れ去られた少年の父の行方を捜すことに…。《花嫁色》シリーズ待望の新作!

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