講談社 - タイムカプセル作品一覧

  • 家族シアター
    4.1
    「家族」で起こる、ささやかな大事件。いま一番旬な作家、辻村深月の最新文庫。息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画。親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」より)。家族を描く心温まる全7編。
  • 神様の思惑
    4.0
    「僕を殺してくれる?」 あのとき、そう願った少年。 二十年ぶりの邂逅によって、謎は解き明かされる。 隠された愛が涙を誘うミステリ集! 美しい伏線、感涙のミステリ。 『神様の思惑』は、令和になって奇跡的に発掘されたタイムカプセル ――解説(ミステリ評論家・大森滋樹)より 技巧ミステリの名手による、深い家族愛をめぐる五つの物語。 遊園地で休憩中の若い父親は、清掃員の男性に頼まれ、迷子の親捜しをする。 そこで、清掃員がかつて近所の公園で寝泊まりしていた「カミさん」だったことに気づく。 彼は少年時代、「カミさん」に自分を『殺してくれ』と頼んだことを思い出す(表題作「神様の思惑」)。 隠された愛が涙を誘うミステリ短編集(『家族パズル』改題)。
  • きょうのカプセル
    完結
    3.5
    全1巻1,012円 (税込)
    webアニメーションの原画を完全収録! 【収録作品】『男と女』『空気の娘』『固定ギアでモテモテの巻』『自転車』『映画アンダルシアの夏パンフレット寄稿漫画』『五十嵐大介: 世界の姿を感じるままに寄稿漫画』『イントゥ・ザ・プロトン』『茄子のなりかた』『勉強部屋』『やつらの足音のバラード』『特品ビーム課長』『タイムカプセル』など。
  • 空中都市008 アオゾラ市のものがたり
    3.0
    夢のタイムカプセルを開けてみませんか  ノーベル化学賞をとった田中耕一さんが、子ども時代に愛読し科学者を志すきっかけとなった傑作SFジュブナイルです。ユーモアたっぷりの“未来”小説です!
  • クラスルーム
    3.0
    10年ぶりのクラス会の案内状を受けとった栗橋北中3年B組のメンバーたち。当時、竹刀を手にした教師の恫喝に教室は支配されていた。夏休み、クラス委員と番長が手を結び、暴力教師をとっちめようと企てた夜があった。それを思い起こさせる夜の教室でのクラス会。しかも幹事の名は誰も知らない人物の名が記されていた。そして当の元教師にも案内状が送られていた。誰が何を企てているのか。すべては、クラス会の夜に明かされる。
  • 再会
    3.6
    小学校卒業の直前、悲しい記憶とともに拳銃をタイムカプセルに封じ込めた幼なじみ四人組。23年後、各々の道を歩んでいた彼らはある殺人事件をきっかけに再会する。わかっていることは一つだけ。四人の中に、拳銃を掘り出した人間がいる。繋がった過去と現在の事件の真相とは。<第56回江戸川乱歩賞受賞作>
  • タイムカプセル
    3.5
    栗橋北中三年A組の有志が卒業式の日に埋めた銀色のタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中に入れられた。十年後、メンバーたちに「選ばれ死君たち」宛の不気味な案内状が謎の郵便屋から届けられる。卒業式に出られなかった彩香は当時のメンバーと会うが、「ホール」という言葉を聞いたとたん、なぜか誰もが口を閉ざしてしまう。そして開封の日が訪れる。郵便屋は誰なのか? 封印されていた秘密とは何か?
  • なないろ探訪記(1)
    完結
    4.0
    全5巻759円 (税込)
    奈良の公園の池で偶然発見されたニッポンバラタナゴ(ペタキン)。とうに絶滅したと思われていた、その魚の発見は奇跡と称された。ペタキンの生育には、卵を産みつけるドブガイという二枚貝、ドブガイの幼生が成長するためのヨシノボリというハゼの仲間の存在が必要で、その生態系をまるごと維持していた奇跡的な池は「タイムカプセル」と呼ばれた。かつて、ペタキンの奇跡に魅了され、一心に研究を続けていた父親の面影を追って、少女・カナは家を出る。自然と環境、父の足跡をめぐって、とまっていたカナの時間が再び動き出すーー。小学校の学校医を描いた大ヒット作『放課後カルテ』の日生マユ、最新刊!
  • 日本の地名遺産 「難読・おもしろ・謎解き」探訪記51
    4.0
    無音、心像、八尺鏡野。いったいどう読む? 日本中の地名リストラを敢行した平成の大合併。しかしその嵐のあとも、地図に目をこらせば、おもしろ地名は各地に生きている。地名は歴史のタイムカプセル! 日本全国・謎の地名を訪ね歩く!
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー
    3.5
    今、猛威を振るうコロナウィルスにより、私たちの「日常」が脅かされています。 ですが、そんな「非日常」の中でも、大切な「日常」は続いていきます。 いえ、「日常」を続けていくことこそが、私たちの戦いです。 そこで、ミステリにおける「日常の謎」というジャンルを今回は「非日常の謎」と置き換え、 日々の生活の狭間に突如訪れる、刹那の非日常で生まれる「謎」をテーマとして、 創刊5周年を迎えた講談社タイガが期待する、六人の著者に短編を寄稿いただきました。 物語が、「非日常」を乗り越える力となることを信じて。 創刊6年目となる講談社タイガは、小説を楽しめる「日常」を守り続けます。 「この世界には間違いが七つある」芦沢 央(あしざわ・よう) 「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海(あつかわ・たつみ) 「どっち?」木元哉汰(きもと・かなた) 「これは運命ではない」城平 京(しろだいら・きょう) 「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ) 「タイトル未定」凪良ゆう(なぎら・ゆう)
  • 水の柩
    3.4
    タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去。時計の針を動かす、彼女の「嘘」。平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。

最近チェックした本