人物評伝 - 世界史作品一覧

  • 死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男
    4.4
    【荒木飛呂彦帯カラーイラスト付】敬虔なカトリック教徒であり、国王を崇敬し、王妃を敬愛していたシャルル-アンリ・サンソン。彼は、代々にわたってパリの死刑執行人を務めたサンソン家四代目の当主であった。そして、サンソンが歴史に名を残すことになったのは、他ならぬその国王と王妃を処刑したことによってだった。本書は、差別と闘いながらも、処刑において人道的配慮を心がけ、死刑の是非を自問しつつ、フランス革命という世界史的激動の時代を生きた男の数奇な生涯を描くものであり、当時の処刑の実際からギロチンの発明まで、驚くべきエピソードの連続は、まさにフランス革命の裏面史といえる。【目次】序章 呪われた一族/第一章 国王陛下ルイ十六世に拝謁/第二章 ギロチン誕生の物語/第三章 神々は渇く/第四章 前国王ルイ・カペーの処刑/終章 その日は来たらず/あとがき
  • 悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東
    4.0
    権力を握ることは悪ではないが、激しい闘争を勝ち抜き、のしあがった者に“ただのいい人”はいない。本書は歴史上、最強最悪といわれる力を持った三人の政治家――ヒトラー、スターリン、毛沢東の権力掌握術を分析。若い頃は無名で平凡だった彼らは、いかにして自分の価値を実力以上に高め、政敵を葬り、反対する者を排除して有利に事を進め、すべてを制したか。その巧妙かつ非情な手段とは。半端な覚悟では読めない、戦慄の立身出世考。
  • アデナウアー 現代ドイツを創った政治家
    4.6
    第2次世界大戦の敗北により、人心・国土とも荒廃したドイツ。その復興を担ったのが、73歳で首相に就任、14年間その座にあったアデナウアーである。戦前、ケルン市長として活躍した彼だが、ナチに迫害され引退。戦後、保守政党を率い、「復古」「反動」のレッテルを貼られながらも、常に自国のナショナリズムを懐疑し、米仏など「西側結合」に邁進、ユダヤ人との「和解」にも挑んだ。「国父」と呼ばれる保守政治家の生涯。
  • 英国王冠をかけた恋
    -
    1936年、2度の離婚歴のあるアメリカ人女性、シンプソン夫人と恋に落ちた英国王エドワード8世は、恋のために王冠を捨てた。一方、生涯独身を貫いたのが、16世紀のエリザベス女王だ。対照的ながら激動に満ちた二つの英国王室物語。

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  • オーロビンドとマザー
    5.0
    インド独立運動の闘士であり、神秘思想家であるオーロビンド・ゴーシュの生涯と思想を紹介。あわせて、オーロビンドの同志であった「マザー」ことミラ・アルファサの生涯を紹介する人物伝。革命家であったオーロビンドは、監獄のなかでどのような神秘体験をしたのか。彼が瞑想と沈思のなかでつかんだ、われわれ人間の生の真実とは、どういうものか。南インドのコミュニティー「オーロヴィル」を創設したマザーの生きざまはどのようなものだったのか。これまで日本ではほとんど知られることのなかった二人の神秘家の全貌がここに明かされる。

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  • 義侠の傑物董卓仲穎。20分くらいで読める!手っ取り早く簡単にわかる中国史。20分で読めるシリーズ
    4.0
    20分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 前書き 長い歴史の中でずっと悪人扱いされてきたが、近代に入って再評価された曹操。 正史では清廉で名望豊かな政治家、演義では神算鬼謀の策士である諸葛亮。 『三国志』の登場人物達は、現在に至るまで様々な解釈や評価を与えられている。 その中に、常に悪評を与え続けられている男がいる。 それが董卓だ。 彼が暴虐な悪役というキャラクターは既に日本の奈良時代には完成されていたようであり、 現在もおおむね正義の曹操や劉備に立ちはだかる最初の大ボスという立ち位置で相場は決まっている。 では、悪役董卓はどのようにして生まれたのだろうか。 そして、董卓は『三国志』の英雄達にどのような影響を与えたのだろうか。 本シリーズは、中国史に興味はあるが「複雑で覚えられない!!」という方に向けたものである。 専門用語や難読漢字が多い中国史は、確かに理解できるようになるまでに時間がかかる。 そこで本書はそうした難しい要素をできるだけ避け、人物の内面・心情に迫りながら中国史について理解を深めてもらうことを目的としている。 本書を手に取られた方は、エンターテイメントのような楽な気持ちで読んでいただければ幸いである。 著者紹介 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生まれ。 2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。 卒業後はスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 在職中にウェブ上でフリーライターの仕事を知り、学生時代に勉強した中国史や自分の失敗談を活かしたいと考えて執筆活動を開始。 現在は就職活動の真っ最中。 改めて社会人としてやり直そうとしている。
  • クォン・デ もう一人のラストエンペラー
    3.8
    1951年、杉並区の粗末な貸家で孤独に息絶えた老人・クォン・デ。彼はフランス植民地支配からの祖国解放運動のため、45年前に来日したベトナムの王子であった。母国では伝説的カリスマであった彼が、その後なぜ一度も帰郷できず、漂泊の日々を送らねばならなかったのか……。満州国皇帝溥儀を担ぎ出した大東亜共栄圏思想が生んだ昭和史の裏ミステリーを、映像界の奇才が鮮やかにドキュメント。
  • 残酷な王と悲しみの王妃2
    4.0
    彼らには許されなかった。平穏な日々も、愛も、死も…。人気シリーズ『怖い絵』『名画の謎』の著者が、ルートヴィヒ二世ほか、王族たちの壮絶な人生を辿る好評歴史読み物第2弾。図版多数掲載! ●第一章 ルートヴィヒ二世(1845-1886):ノイシュヴァンシュタイン城をはじめとした数々の築城、ヴァーグナーへの執着。「狂王」と呼ばれた美王の死は暗殺だったのか、それとも……。●第二章 アレクサンドル三世妃マリア(1847-1928):小国デンマークから大国ロシアへ嫁いだマリアは、動乱の歴史に翻弄され、ロマノフ王朝崩壊と共産主義国家ソ連の誕生を目の当たりにすることになる。●第三章 カルロス四世(1748-1819):父王から「なんておまえは馬鹿なんだ」と嘆かれ続けたカルロス四世と、「スペイン史上最悪の王妃」の異名を持つ妃マリア・ルイサ。はたしてこのカップルの運命は?●第四章 カロリーネ・マティルデ(1751-1775):デンマークでは知らぬ者のない、18世紀王室の大スキャンダル。啓蒙主義的な新時代を築こうとした若い王妃の、旧勢力との戦い、そして許されぬ恋。
  • 「史記」の人物学
    -
    中国を代表する歴史大著『史記』。そこに描かれる千年有余にわたる数千もの人間の営みは、一つの壮大なドラマを織りなす。男と男が力の限りを尽した項羽と劉邦の天下取りの対決、権力者の狭間でしたたかにかつ周到に生きた中堅諸将の見事な智恵、そして、ときに時代をも動かした女たちの華やかで冷酷な計略の数々…。そこには先人たちの様々な生きざまが凝縮され、あらゆる人生の起承転結が読みとれる。

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  • 秦の始皇帝 10分くらいで読める!手っ取り早く簡単にわかる中国史10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量12,000文字程度=紙の書籍の24ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 今からおよそ2000年以上前、中国では春秋戦国時代が終わり新たな時代が始まろうとしていた。 戦乱の勝利者は秦、そしてその支配者は『始皇帝』と呼ばれた男である。 始皇帝はそれまで中国で行われていた政治体制を根本から改め、およそ2000年続く帝国の興亡の歴史の基礎を築いた一代の英雄だ。 しかし、後世始皇帝は暴君・残虐等と言われておりその評判はすこぶる悪い。 司馬遷が記した『史記』には、天下を統一した英雄としての姿と暴虐な独裁者としての姿が描かれている。 では、始皇帝の本当の姿とはいったいどういうものだったのだろうか。 本書は、中国史に興味はあるが「複雑で覚えられない!!」という方に向けたものである。 専門用語や難読漢字が多い中国史は、確かに理解できるようになるまでに時間がかかる。 そこで本書はそうした難しい要素をできるだけ避け、人物の内面・心情に迫りながら中国史について理解を深めてもらうことを目的としている。 本書を手に取られた方は、エンターテイメントのような楽な気持ちで読んでいただければ幸いである。 著者紹介 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生まれ。 2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。 卒業後はスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 在職中にウェブ上でフリーライターの仕事を知り、学生時代に勉強した中国史や自分の失敗談を活かしたいと考えて執筆活動を開始。 現在は就職活動の真っ最中。改めて社会人としてやり直そうとしている。
  • 西楚の覇王項羽。20分くらいで読める!手っ取り早く簡単にわかる中国史。20分で読めるシリーズ
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    20分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 およそ500年続いたとされる春秋戦国時代は、秦の始皇帝の天下統一によって終わりを告げた。 しかし、その天下は統一後わずか11年で始皇帝がこの世を去るとあっという間に崩壊を迎えてしまう。 始皇帝の死から劉邦が天下を統一するまでの戦乱は、『項羽と劉邦』であまりにも有名な物語である。 主人公である項羽・劉邦は後世まで伝わる英雄として知られている。 一般的に劉邦は農民ゆえに寛大な心で人心を掴んで勝利、項羽は貴族ゆえにプライドが高く独断専行したために敗北、という意見が多い。 項羽は決して弱くも愚かでもない男だった。しかし、そんな彼がどうして敗れ去ったのか。 今回は項羽を英雄としてではなく「敗者」として迫っていきたい。 本シリーズは、中国史に興味はあるが「複雑で覚えられない!!」という方に向けたものである。 専門用語や難読漢字が多い中国史は、確かに理解できるようになるまでに時間がかかる。 そこで本書はそうした難しい要素をできるだけ避け、人物の内面・心情に迫りながら中国史について理解を深めてもらうことを目的としている。 本書を手に取られた方は、エンターテイメントのような楽な気持ちで読んでいただければ幸いである。 著者紹介 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生まれ。 2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。卒業後はスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 在職中にウェブ上でフリーライターの仕事を知り、学生時代に勉強した中国史や自分の失敗談を活かしたいと考えて執筆活動を開始。 現在は再起を賭けてこれからの人生の方向性を模索中。
  • 西部人語録
    -
    開拓期の西部を生きた拳銃使い、強盗、治安官、軍人、先住民など多様な人々の言葉から、当時の荒々しい世相を読み取ることができる。抑圧されていった先住民に対する政府の政策について、諸部族の悲しみ、苦しみのにじみ出ている言葉が多いのが胸を打つ。挿絵も楽しめる。
  • 世界禁断愛大全 「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛
    3.8
    金髪美少年を愛したせいで破滅した作家オスカー・ワイルド、意外なロリコン遍歴をもつ独裁者ヒトラー、拷問フルコースで街ごと死の沈黙に包んだ暴君イヴァン雷帝、「特に上腕二頭筋が美味」と尋問官にうそぶいた主食=人肉のジェフリー・ダーマー……。タブーを犯す悦楽とはどんなものか? 人類の歴史とともに古くからある、近親相姦、ロリコン、カニバリズムなど<禁断の愛>に身を捧げた彼らの凄まじい生き方。シリーズ史上、最もグロいエピソード満載の傑作人物伝!
  • 中興の祖・漢の宣帝。20分くらいで読める!手っ取り早く簡単にわかる中国史。20分で読めるシリーズ
    -
    20分で読めるミニ書籍です(文章量11,000文字程度=紙の書籍の22ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 『わきまえを知る者、時に応じて変化し、知恵ある者、事に応じて法規も変える』 この言葉は、中国の習近平主席がしばしば好んで用いる故事である。これは前漢王朝について記された歴史書『漢書』の第9代皇帝宣帝の言葉を出典としている。 漢の宣帝は、落ち目となっていた前漢王朝と皇帝権力を取り戻すために自ら権力を行使して国を労り、 前漢の繁栄を再び取り戻したとされる皇帝だ。そのため後世「中興の祖」と讃えられている。 習近平主席は彼の故事を用いることで、自らも中華人民共和国の「中興の祖」となろうとしているのではないか、と考えている専門家もいる。 では、今どうして宣帝が注目されるのだろうか。その生涯に迫りながら真相を探っていきたい。 【目次】 主な登場人物 ●運命の皇子 =数奇な運命の後、民間と皇族の間を行き渡る= ●親政開始 =迫る霍氏の影から、前漢王朝を救い出す= ●新勢力の出現 =改革の中で生まれた、皇帝と官僚の均衡= ●異民族統治と匈奴単于の来朝 =治世の君主、中興を完成= ●儒教による新時代 =神秘思想のカリスマ王莽と光武帝の中興= 【著者紹介】 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生まれ。2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。 卒業後はスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 在職中にウェブ上で執筆の仕事を知り、学生時代に勉強した中国史や自分の失敗談を活かしたいと考えて執筆活動を開始。 現在は中国語習得のために中国留学に向けて準備中。得意分野は中国古代史、中でも後漢~三国時代にかけての北方異民族についてである。 漢・三国に限らず、古代・中世中国史についても幅広く見識を持っている。
  • ナポレオンを創った女たち
    4.0
    フランス革命からナポレオン第一帝政にかけての時代は、われわれが暮らしている現代社会の出発点にあたる。世界の覇者として大胆に近代史を塗り替えたナポレオンは、『ナポレオン法典』によって今日の男社会の根幹を築くことにもなった。しかし、天才的軍人、鉄の意志を持つ男というイメージが強いナポレオンだが、意外と女性に影響されやすい面があり、その運命は女性との関わりによって大きく左右されたのであった。日本の民法にまで影響を及ぼしている『ナポレオン法典』を一つの軸に据えて、現代男社会の原点を探りつつ、人間ナポレオンの知られざる側面に新しい光をあてる。【目次】序章 英雄ナポレオン/第一部 今日の男社会の根幹を築いたのはナポレオンである/第一章 ナポレオンとフランス革命/第二章 フランス革命期の女性たち/第三章 人間は自由にして平等、しかし女性は別/第二部 ナポレオンの運命は女性たちによって大きく左右された/第一章 母レティツィアと社交界の女性たち/第二章 勝利の女神、ジョゼフィーヌ/第三章 ハプスブルク家の姫君、マリー-ルイーズ/終章 ナポレオンとわれわれ現代人/あとがき/註/ナポレオンおよびフランス革命関係略年表
  • 八王の乱 三国志の真の結末と漢民族最後の天下。20分くらいで読める!手っ取り早く簡単にわかる中国史。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の28ページ程度) 【書籍説明】 黄巾の乱から始まった『三国志』は、魏を乗っ取った晋が呉を滅ぼしたことで終わった。 だがここからおよそ300年間、隋が天下を統一するまで中国は『三国志』を遥かに上回る大混乱が始まるのである。 そのきっかけは、三国統一を果たしたはずの晋が諸侯王の争いにより36年であっさり滅んだことだ。これを「八王の乱」という。 「八王の乱」を知ることは、『三国志』の真の結末と三国時代が後世に与えた影響を知ることにもなる。 権勢を振るっていた皇族・司馬氏はどうしてこうもあっさりと滅んでしまったのか。 そして、晋の滅亡が次の時代にいかなるものを呼び込んだのか。 本シリーズは、中国史に興味はあるが「複雑で覚えられない!!」という方に向けたものである。 専門用語や難読漢字が多い中国史は、確かに理解できるようになるまでに時間がかかる。 そこで本書はそうした難しい要素をできるだけ避け、人物の内面・心情に迫りながら中国史について理解を深めてもらうことを目的としている。 本書を手に取られた方は、エンターテイメントのような楽な気持ちで読んでいただければ幸いである。 【目次】 ●武帝司馬炎の天下統一まで =書生の名門司馬氏、天下に君臨す= ●貴族との確執と牽制 =武帝司馬炎、晩節を汚す= ●振り回される皇帝権力 =八王の乱第一幕、皇后の専横= ●失われゆく晋の権威 =八王の乱第二幕、諸侯王と招かれざる客= ●永嘉の乱 =晋、没落= 【著者紹介】 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生まれ。2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。 卒業後は地元のスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 在職中にインターネット上で執筆の仕事の存在を知り、学生時代に勉強した中国史と自分の失敗経験を活かそうと思い執筆活動を開始する。 現在は中国留学に向けて、中国語と英語、そして中国史の執筆により一層力を注ぐ日々を送る。好物は生魚料理。
  • ハル回顧録
    4.5
    一九四一年、日米交渉の最中に「ハル・ノート」を突きつけ、日本に対米開戦を決意させたことで知られるハルは、「国際連合の父」としてノーベル平和賞を受賞した、戦後体制の樹立者でもあった。十二年にわたり国務長官としてルーズベルト政権を支えた外交官が綴る国際政治の舞台裏。 〈解説〉須藤眞志。
  • フランス反骨変人列伝
    4.0
    フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。そして、世間に逆らって自分を貫いた人間たちには、どこかしら時代を超えた普遍性が感じられる。本書は、その中でも極めつきの、それでていて日本ではほとんど紹介されていない四人の人物、モンテスパン侯爵、ネー元帥、犯罪者詩人ラスネール、死刑執行人・六代目サンソンを取り上げる。【目次】まえがき/第一章 モンテスパン侯爵/第二章 ネー元帥の悲劇/第三章 犯罪者詩人、ラスネール/第四章 六代目サンソン/あとがき
  • 四百文字の偉人伝
    -
    偉人とは「それぞれの分野で著しい業績をあげ、歴史に名を残した人」のこと。 古今東西、あらゆる偉人101人を(「反面教師的に名を残した人」「功績も罪悪も大きい人」も含む!)400字で紹介! それぞれの偉人の様々な生き方を通して「ものの見方」を学べ、ときに元気と勇気を与えてくれる一冊。
  • 流転の王妃の昭和史
    4.0
    嵯峨侯爵家に生まれた美貌の姫君・浩。軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐが、終戦後は夫と離ればなれになり次女を連れて混乱する大陸を流浪。帰国してからは物資不足の苦しい生活、そして長女の死……。日中のかけはしとして、激動の人生を生きぬいた、ひとりの女性の自伝的昭和史。

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  • 歴史・神話のヒロイン紹介 西洋編。10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 歴史上の実在人物から、神話や伝説の中の登場人物まで、「魅力的な女性」だけを集めたヒロイン研究書・西洋編。 癒し系から悪女まで、欧米の素敵な女性ばかりを厳選。様々な背景や彼女たちを取り巻く環境など、詳細な情報を提供する一冊。 【目次】 一 絶世の美女 二 男勝りの女傑 三 可愛い系・癒し系 四 知的な才女たち 五 悪女の魅力 【著者紹介】 前野利羽子(マエノリウコ) 北海道生まれ。 歴史や民俗学を通じ、現代生活に使える知識を執筆。
  • 歴史・神話のヒロイン紹介 東洋編。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 歴史上の実在人物から、神話や伝説の中の登場人物まで、「魅力的な女性」だけを集めたヒロイン研究書。 癒し系から悪女まで、素敵な女性ばかりを厳選。 様々な背景や彼女たちを取り巻く環境など、詳細な情報を提供する一冊。 【目次】 一 誰もが見とれる美貌 二 男性顔負けの武闘派 三 母性と癒しのオーラ 四 名を残す知性派 五 怖いけれどそれがいい 【著者紹介】 前野利羽子(マエノリウコ) 北海道生まれ。 歴史や民俗学を通じ、現代生活に使える知識を執筆。

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